ブレインスリープ ピローのオーダーメイドを超えるフィット感の秘密

ブレインスリープ ピローのオーダーメイドを超えるフィット感の秘密

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ブレインスリープ ピローのオーダーメイドを超えるフィット感の秘密

累計売り上げ16万個を突破した、ブレインスリープの看板商品『ブレインスリープ ピロー』は、脳と睡眠研究によって生まれた枕です。お客様の睡眠の質を高めるために様々なこだわりを詰め込んだ枕です。ご説明したいポイントはたくさんございますが、今回はこだわりのひとつである「オーダーメイドを超えるフィット感」についてご紹介致します。

使うたびに頭になじんでフィットし、自分だけの枕になる!

『ブレインスリープ ピロー』のフィット感の秘密は、『ブレインスリープ ピロー』だけの特許技術である“3層構造”と、“9グラデーション”。眠りの質を高めるために、徹底的にこだわっている2つの特徴をご紹介します。

1:特許技術の独自の3層構造

『ブレインスリープ ピロー』は、見た目はシンプルに見えますが、こだわり抜いた3層の構造設計をしているのが特徴です。上から、頭の大きさや重さにフィットする“ふんわり層”、頭や首をしっかり支える“サポート層”、枕を支えつつ下からも空気が抜ける“ベース層”と、3種の厚みが異なる樹脂が重なった複雑な構造になっています。 1番上の“ふんわり層”はもっとも柔らかく、枕自体が頭の大きさや重さにフィットして形が変化。使うたびにオーダーメイドのような、睡眠に適した自分だけの枕になっていきます。

また、1番下の“ベース層”はもっとも固く、首元に芯が入っているので、首をしっかり支えて体への負担を軽減。上下の層の間に挟まれている“サポート層”は、程よい柔らかさでバランスを保ってくれるので、沈み込みすぎず、手で押し返されているようなホールド感を実感することができます。 『ブレインスリープ ピロー』は程よい反発と柔らかさを感じることができるため、頭が浮いているような無重力感覚に。また通気性がいいので、睡眠中の頭の体温を下げ、睡眠の質を高めてくれます。

2:中心から外側に向かって弾力が強くなる“9つのグラデーション構造”

均一に見える枕ですが、実は中心部分が1番柔らかく、左右にいくほど弾力が高まっている“9つのグラデーション構造”になっています。仰向けの姿勢では頭を柔らかく包み込み、横向きの姿勢では頭が沈み込まないように支えてくれるので、どのような寝方でも心地よくフィットします。 睡眠中は適度に寝返りを打つことで体にかかる負担が軽減され、睡眠の質が高まると言われています。

『ブレインスリープ ピロー』の“9つのグラデーション構造”は、スムーズな寝返りをサポートしてくれるので、睡眠の邪魔をすることなく、翌朝まで心地よく過ごすことができます。 また、3種類の高さ(「LOW/低め」「STANDARD/普通」「HIGH/高め」)の展開があるほか、それぞれ上下で枕の高さが異なっているので、日々異なる体調や気分に合わせてお好みの高さで眠ることができます。1つの枕で2つの高さが選べるので、お得&ベッドのスペースを邪魔しません。

フィット感の秘密! 製造工程をご紹介!

枕が頭の形を記憶してオーダーメイドのようにフィットし、弾力のことなるグラデーション構造によって寝返りをサポートしてくれる特別なフィット感。一体、どのような素材で、どのように作られているのか……気になる製造工程の“4つのこだわり”をご紹介します!

1:特許技術で、ポリエチレンを編み込む!

『ブレインスリープ ピロー』は、大分県にある『エコ・ワールド』の工場で製造されています。使用されている素材は、独自に開発しているポリエチレン樹脂です。 まずは、企業秘密の機械でポリエチレン樹脂を糸状に溶かします。そして、編み込みながらスプリング状にしていく独自の特許技術により「編成樹脂網状構造体(へんせいじゅしあみじょうこうぞうたい)」という、透水性・通気性・耐久性に優れた独自の構造に。

この時、同時にオーダーメイドを超えるフィット感を実現する3層9グラデーション構造も構築します。その後、お米の産地でもある大分県の不純物の少ないきれいな軟水で冷やしながら成形します。 「編成樹脂網状構造体」は、1999年から『エコ・ワールド』が研究開発し続け、耐久性や柔軟性、色、形状に優れた特許技術です。

2:数cmのズレをもなくすために熟練の職人が裁断

通常の枕は機械で裁断することが多いのですが、9グラデーションの『ブレインスリープ ピロー』は、数cmのズレがあるだけでも品質を損ねてしまうため、熟練の職人がひとつひとつ、グラデーションを手で確かめながら裁断。そのため、全ての製品がきちんと9つのグラデーション構造となり、高品質を保っています。

3:裁断後72時間寝かせて安定させる

ポリエチレン樹脂には伸縮があるため、裁断後72時間寝かせ、製品を安定させます。その後、ひとつひとつ職人が目で確認しながらカット。さらに、カット面を何度も熱処理して滑らかに整え、肌触りを良くします。 時間や手間はかかりますが、全てのお客様に満足のいく商品をお届けするために、とても大切な工程となっています。また、カットした際に不要となるポリエチレンは、再度溶かして樹脂に加工するため、とてもサステナブルです。

4:ひとつひとつ手作業でライトに照らして検品

最終工程は検品です。細かなところまで確認するために、ひとつひとつ手作業でライトに照らして、人の目で最終確認をします。 異物が紛れていないかはもちろん、編み込みが正しく均一であるかを確認する必要があるため、しっかり見えるように、いろんな角度から光を当てられる、丸みを帯びた特殊なライトを使用しています。 たくさんのこだわりと愛情を込められた『ブレインスリープ ピロー』は、特許技術と熟練の職人の手や目を使って作られているため、満足度の高い商品となっています。

寝具では珍しい100%再利用できる素材

『ブレインスリープ ピロー』に使われているポリエチレン素材は、地球環境に配慮したサステナブルな素材であることも特徴です。 製造中に出た切れ端やサイズ交換などで回収したものは100%再利用しています。『ブレインスリープ ピロー』を使用することで無理なくサステナブルな活動に参加できるのも、嬉しいポイントです。

自分に合った枕でより良い睡眠を!

「人生の1/3を占める」と言われている睡眠。忙しい日々の夜の睡眠時間を、安らぎのあるリカバリー時間にすることで、清々しい朝を過ごすことができます。毎日を楽しく健康に過ごすためにも、私たちのこだわりの詰まった『ブレインスリープ ピロー』をぜひ試してみてください!
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「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...

寝ても寝ても眠いのはなぜ?一日中眠くなってしまう原因と対策を解説

睡眠コラム

「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...