6畳の部屋に長年住んでいますが、ここ数年は在宅勤務が多いため日中は自宅で仕事をしています。そうなってくると、狭い室内にベッドとデスクが共存している状態はなんとなく窮屈で仕事に集中できないと感じることがありました。そこで、ベッドを見えないような部屋のレイアウトを考えていたところでALL IN ONEを見つけました。
【マットレス】★★★★☆
70cmという幅は通常のシングルベッドより狭いですが、一人で寝返りを打つには十分です。コイルマットレスを使ってきた人にとっては厚さが心配かもしれませんが、底打ち感はそこまで感じませんでした。心配なら1cm厚程度のマットを下に敷くとよりよいかと思います。肝心の寝心地もよいです。真ん中のセクションは上下よりもやや固く、腰を支えてくれます。
【枕】★★★★☆
マットレスに付属している枕は厚さ9cm。低反発ではない素材の9cmというのは、私には少々高いと感じました。1週間程度で頭の形にフィットするということでしたが、私の場合は2週間ほどかかりました。といっても慣れるまでの間、私は今まで使っていた枕と併用していたのでそのせいでフィッティング完了に時間がかかったと思われます。理想を言えば、低い高さも選ぶことができたらと思いますが、フィットしてからの寝心地には特に問題はありませんでした。
【コンフォーター(シュラフ)】★★★★★
これはいうことなしです。気分によって、寝袋として使ったり、掛け布団として使ったりしています。内側はしっとりした素材になっており、秋冬でも暖かいです。
◼️総評 ★★★★★
買った理由はそのサイズ感でした。実際のところ、クローゼットへの収まりのよいオールインワンの寝具を考えると唯一無二の選択肢です。その上で、慣れてしまった後の寝心地には大きな不満はなく、むしろ快眠ができていると感じます。
ミニマルなデザインを考えるとカラーはグレーの方が合っているのですが、汚れを考えてベージュを選びました。予備のカバーが別売りで購入できるのであれば安心してグレーを購入したのになあという思いがありますが、総じてよい製品です。
(写真について)
1. 寝具一式がこんなにコンパクトになることに感激です
2. シングルベッドを置いていた場所に展開した図