「どの高さを選べばいいの?」ブレインスリープ ピロー高さ選びのコツ

「どの高さを選べばいいの?」ブレインスリープ ピロー高さ選びのコツ

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「どの高さを選べばいいの?」ブレインスリープ ピロー高さ選びのコツ

ブレインスリープ ピローには3種類の高さがあります。自分に合った枕の高さってなかなかわからないですよね?私たちも少しでも多くのお客様に実際にお試し頂けるよう、ポップアップストアを出店していますが、それでもお問い合わせ窓口には多くの方から「高さ選び」の相談をいただいております。 そこで、今回は枕の高さ選びの参考にして頂けるように、実際のお客様の声を集めてみました。ブレインスリープ ピローをご購入頂く時の参考になればうれしいです。

枕の高さは3タイプ×2つの高さで計6種類

良質な睡眠のためには、小柄な女性と大柄な男性では枕の高さの最適解も異なります。身長・体重・体格・好みによって、良質な睡眠に適した枕の高さは様々です。すべての人に最適な睡眠環境をご提供するために、ブレインスリープ ピローではLOW(低め)・STANDARD(普通)HIGH(高め)の3つのタイプの枕をご用意しています。 さらに、枕の上下を入れ替えることでHigh とLowの2つの高さが選べる「上下リバーシブル仕様」で作られていますので、3タイプ×2つの高さで計6種類から自分に合った高さをお選びいただけます。 それぞれのタイプの寸法は下記です。

自分に合ったブレインスリープ ピローのタイプは?アンケート結果をご紹介!

皆様に最適な睡眠環境をご提供するため、様々な高さのバリエーションをご用意していますが、逆に「どの高さを選べばいいの?」と迷ってしまうこともあると思います。 寝入りの姿勢・平均身長・普段の高さの好みから、枕の3つのタイプ別にどのようなお客様がご愛用頂いているのか確認してみましょう。

LOWをご使用中の方 -アンケート結果

LOWの高さの枕で満足されている方の平均身長は”161cm”となっています。最も満足度が高いのは25%の身長155-159cmとなり、LOWは比較的小柄な方にご使用頂いています。 枕の高さの好みは「低め」と答えた方が78%と圧倒的に多いです。寝入りの姿勢は上向きが53%、横寝が45%、うつ伏せが3%になっています。

STANDARDをご利用中の方 -アンケート結果

STANDARDの枕の高さで満足されている方の平均身長は”166cm”となっています。最も満足度が高い身長は170-174cmで31%、次に160-164cmも21%と高くなっています。 枕の高さの好みは「標準」と回答した方が77%と最も高く、高めが12%、低めが11%です。普段枕を選ぶ際に、標準の高さを選ぶ方はSTANDARDが適している傾向がみられます。寝入りの姿勢は、上向きが59%、横寝が38%、うつ伏せが3%です。

HIGHをご利用中の方 -アンケート結果

HIGHの枕の高さで満足されている方の平均身長は”172cm”となっています。満足度上位は175cm以上が29%、170-174cmが29%となり、HIGHは比較的大柄な方にご使用頂いています。 枕の高さの好みは、高めが90%と圧倒的で、標準6%、低め3%と続いています。また寝入りの姿勢は横寝が55%と最も高く、上向きが42%、うつ伏せが3%です。

お客様のリアルな声をご紹介!

タイプごとに、お客様から寄せられた声をご紹介します。

LOWをご利用中の方の声

枕:LOW 性別:女性 身長:160cm 体重:×× 
体格:標準

上向きで寝るときはlowの高さで丁度良いのだが、 横向きになった時に低すぎるのが難点。

枕:LOW 性別:女性 身長:154cm 体重:55kg 
体格:標準 寝入りの姿勢:上向き

使い始めすぐはちょうど良い高さだったが、馴染むのが早く思ったよりも沈んでしまった。

LOWは、上向きやうつ伏せで寝ることが多い方におすすめです。ただ、体格によっては横向きになった時に枕の高さが低く感じることもありますので、特に女性のやせ型の方におすすめのタイプです。

STANDARDをご利用中の方の声

枕:STANDARD 性別:女性 身長:162cm 体重:47kg 
体格:痩せ型 寝入りの姿勢:上向き 高さの好み:低め

初めは、高すぎるかなと思いましたが、使っているうちに自分にちょうどいい高さに馴染んできました。

枕:STANDARD 性別:男性 身長:170cm 体重:62kg 
体格:標準 寝入りの姿勢:横寝 高さの好み:標準

高さのみならず、寝返りの観点で幅もよく考慮されていて大変良い。とても気に入っている。

枕:STANDARD 性別:男性 身長:175cm 体重:75kg 
体格:がたいが良い方 寝入りの姿勢:上向き 高さの好み:標準

使い始めは高すぎる感じがしたが、数日で最高の寝心地になった。ただ、半年もしないうちに、かなり沈んできた。 高すぎると感じていた場合でも、使用していくうちに沈んでくるため、枕の高さの好みが標準~高めの方にSTANDARDはおすすめです。 また、横寝で寝ることが多い方にもよいでしょう。

STANDARDは様々な体格の方にご利用頂いており、枕の高さの好みは標準~高め、寝入りの姿勢は上向き・横寝の方におすすめです。使い始めは少し高いと感じていた場合でも、使用していくうちにフィットしていきます。

HIGHをご利用中の方の声

枕:HIGH 性別:男性 身長:175cm 体重:81kg 
体格:がたいが良いほう 寝入りの姿勢:横寝 高さの好み:高め

横向きで寝るときと仰向けで寝ることがあり少し高く感じる事もあるが満足している

枕:HIGH 性別:男性 身長:164cm 体重:90kg 
体格:がたいがかなり良いほう 寝入りの姿勢:横寝 高さの好み:高め

横向きに寝て、腰の痛みや頭痛のしない初めての枕です

HIGHは横寝の方におすすめです。特に体格が大きい方にご満足頂いています。

まとめ

質のよい睡眠をとることができれば、脳をしっかり眠らせ、活動のパフォーマンスを上げることができます。今回ご紹介したお客様のご使用状況や使用感をチェックし、自分に合ったブレインスリープ ピローの高さを見つけてください!

Information

ブレインスリープは、お客様の睡眠に関するご要望やお悩みに合わせて、枕以外にも様々な寝具をご用意しています。下記の記事では、定番商品『ブレインスリープ ピロー』と『ブレインスリープ マットレス』を組み合わせて使用すると、どのようなメリットがあるのかをご紹介しています。
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寝ても寝ても眠いのはなぜ?一日中眠くなってしまう原因と対策を解説

睡眠コラム

「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...