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“5年間の独自調査”で見えてきた日本の睡眠課題 睡眠の質は働き方、モチベーションに影響を与える 仕事に行くのが憂鬱な日数が多い人ほど睡眠の質が悪かった!~睡眠計測で「睡眠の質」は変えられる~

“5年間の独自調査”で見えてきた日本の睡眠課題 睡眠の質は働き方、モチベーションに影響を与える...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、睡眠ソリューションカンパニーとして創業当初から「睡眠の質」の重要性に着目し、睡眠の質を向上するための商品やサービスの提供、正しい情報発信を行ってきました。その5年間で「睡眠偏差値調査」をはじめ日本における様々な睡眠データの収集を行っており、今回「睡眠の質」が生産性や経済損失額、モチベーションへ影響を与える可能性があることがわかりました。また睡眠計測をすることで夜間の睡眠の質の向上にとどまらず、翌日のモチベーションアップや日中の活動量の増加に寄与する可能性が確認されました。 日本における睡眠の現状 2024年の有職者1万人を対象とした「睡眠偏差値調査2024(以下「本調査」)」において、日本における平均睡眠時間は6時間50分と、過去5年の調査において最も長い時間となり、調査開始時の2020年と比較すると23分睡眠時間は増加しています。しかし、依然としてOECD加盟国の平均睡眠時間である8時間28分と比較すると著しく短く、日本の睡眠は世界でも最低水準であると言えます。一方、平均睡眠の質スコアはほぼ横ばいで推移しており、睡眠の質の改善は進んでいない状況です。 睡眠と仕事の関係性 本調査において、睡眠が生産性に影響を与えていると感じているかの設問に「強く影響している」と回答した人は20.4%、「影響している」と回答した人は49.6%と全体の70%の方が睡眠と生産性の関連性を感じていました。この結果から睡眠は単なる休息ではなく、日中のパフォーマンス向上に不可欠であるという認識が広まっていることがわかりました。本調査では、睡眠の質は生産性と相関が見られ、睡眠の質が高い人は生産性が高い傾向にありました。一方、睡眠時間には生産性との明確な相関は認められませんでした。 本調査では、睡眠の質は生産性と相関が見られ、睡眠の質が高い人は生産性が高い傾向にありました。一方、睡眠時間には生産性との明確な相関は認められませんでした。 同様に経済損失額についても、睡眠の質は相関が見られる一方、睡眠時間には相関が見られませんでした。 またメンタルヘルスと長時間労働の関係性が注目されていますが、近年の研究によれば、長時間労働が直接的なメンタルヘルス悪化の原因ではなく、むしろ長時間労働による睡眠不足がメンタルヘルス悪化の原因となっていることが報告されています。本調査では睡眠と残業時間に関して調査をしたところ、睡眠の質が高いAランク群は残業時間0時間未満の割合が66%と高く、ランクが下がるほどその割合が低下することがわかりました。残業時間と睡眠の質には相関があることがわかります。さらに「仕事に行くのが憂鬱と感じた日数」に関する設問では、睡眠の質が低いDランク群は仕事が憂鬱と感じている日数が長く、週5日以上と回答した方は35%、それに対して睡眠の質が高いAランク群は70%の方が週0日という回答でした。 これらの結果から「睡眠の質」がメンタルヘルスに対しても影響を与えている可能性が示唆されます。 睡眠と生活習慣 次に寝る前の習慣に関する調査では、睡眠の質が高い群と低い群で比較した結果、睡眠の質が高い群では睡眠の質を阻害する習慣を実施する頻度が少ないことが明らかとなりました。顕著な差が見られた項目が下記の4点となります。 ・就寝前にコンピューター、スマホ、タブレットの画面を見る ・テレビやライトをつけたまま眠る ・就寝前にお酒を飲む ・いつも異なった時間に就寝する 睡眠計測による行動変容の効果 ブレインスリープでは睡眠を計測するウェアラブルデバイス「ブレインスリープ コイン」を2022年10月より一般販売しております。ブレインスリープ コインは睡眠を計測するたびに「スリープ コイン」が貯まり、会員ランクが上がります。そこで会員ランク毎の睡眠スコア「スリープ スコア」を比較した結果、会員ランクが高い(計測回数が多い)ほど、スリープ スコアが高いことがわかりました。 さらに今回の調査ではブレインスリープ コインを利用し始めてからの変化についてユーザーにヒアリングを行いました。その結果、多くのユーザーがブレインスリープ コインでの計測を始めてから朝の気分がプラスになったことがわかりました。 また、今回アンケート調査にご協力いただいた方でご自身でも睡眠の質の改善を実感されている方のスリープ スコアの変化を見てみると計測を続けることで次第に睡眠の質に重要な寝始めの90分の深い睡眠の割合が増加していました。 これらの結果から、睡眠計測を行うことが自身の睡眠状況を把握し、その結果に基づいて行動を変えることで睡眠の質が改善された可能性が考えられます。 西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、『スタンフォード式...

“5年間の独自調査”で見えてきた日本の睡眠課題 睡眠の質は働き方、モチベーションに影響を与える...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、睡眠ソリューションカンパニーとして創業当初から「睡眠の質」の重要性に着目し、睡眠の質を向上するための商品やサービスの提供、正しい情報発信を行ってきました。その5年間で「睡眠偏差値調査」をはじめ日本における様々な睡眠データの収集を行っており、今回「睡眠の質」が生産性や経済損失額、モチベーションへ影響を与える可能性があることがわかりました。また睡眠計測をすることで夜間の睡眠の質の向上にとどまらず、翌日のモチベーションアップや日中の活動量の増加に寄与する可能性が確認されました。 日本における睡眠の現状 2024年の有職者1万人を対象とした「睡眠偏差値調査2024(以下「本調査」)」において、日本における平均睡眠時間は6時間50分と、過去5年の調査において最も長い時間となり、調査開始時の2020年と比較すると23分睡眠時間は増加しています。しかし、依然としてOECD加盟国の平均睡眠時間である8時間28分と比較すると著しく短く、日本の睡眠は世界でも最低水準であると言えます。一方、平均睡眠の質スコアはほぼ横ばいで推移しており、睡眠の質の改善は進んでいない状況です。 睡眠と仕事の関係性 本調査において、睡眠が生産性に影響を与えていると感じているかの設問に「強く影響している」と回答した人は20.4%、「影響している」と回答した人は49.6%と全体の70%の方が睡眠と生産性の関連性を感じていました。この結果から睡眠は単なる休息ではなく、日中のパフォーマンス向上に不可欠であるという認識が広まっていることがわかりました。本調査では、睡眠の質は生産性と相関が見られ、睡眠の質が高い人は生産性が高い傾向にありました。一方、睡眠時間には生産性との明確な相関は認められませんでした。 本調査では、睡眠の質は生産性と相関が見られ、睡眠の質が高い人は生産性が高い傾向にありました。一方、睡眠時間には生産性との明確な相関は認められませんでした。 同様に経済損失額についても、睡眠の質は相関が見られる一方、睡眠時間には相関が見られませんでした。 またメンタルヘルスと長時間労働の関係性が注目されていますが、近年の研究によれば、長時間労働が直接的なメンタルヘルス悪化の原因ではなく、むしろ長時間労働による睡眠不足がメンタルヘルス悪化の原因となっていることが報告されています。本調査では睡眠と残業時間に関して調査をしたところ、睡眠の質が高いAランク群は残業時間0時間未満の割合が66%と高く、ランクが下がるほどその割合が低下することがわかりました。残業時間と睡眠の質には相関があることがわかります。さらに「仕事に行くのが憂鬱と感じた日数」に関する設問では、睡眠の質が低いDランク群は仕事が憂鬱と感じている日数が長く、週5日以上と回答した方は35%、それに対して睡眠の質が高いAランク群は70%の方が週0日という回答でした。 これらの結果から「睡眠の質」がメンタルヘルスに対しても影響を与えている可能性が示唆されます。 睡眠と生活習慣 次に寝る前の習慣に関する調査では、睡眠の質が高い群と低い群で比較した結果、睡眠の質が高い群では睡眠の質を阻害する習慣を実施する頻度が少ないことが明らかとなりました。顕著な差が見られた項目が下記の4点となります。 ・就寝前にコンピューター、スマホ、タブレットの画面を見る ・テレビやライトをつけたまま眠る ・就寝前にお酒を飲む ・いつも異なった時間に就寝する 睡眠計測による行動変容の効果 ブレインスリープでは睡眠を計測するウェアラブルデバイス「ブレインスリープ コイン」を2022年10月より一般販売しております。ブレインスリープ コインは睡眠を計測するたびに「スリープ コイン」が貯まり、会員ランクが上がります。そこで会員ランク毎の睡眠スコア「スリープ スコア」を比較した結果、会員ランクが高い(計測回数が多い)ほど、スリープ スコアが高いことがわかりました。 さらに今回の調査ではブレインスリープ コインを利用し始めてからの変化についてユーザーにヒアリングを行いました。その結果、多くのユーザーがブレインスリープ コインでの計測を始めてから朝の気分がプラスになったことがわかりました。 また、今回アンケート調査にご協力いただいた方でご自身でも睡眠の質の改善を実感されている方のスリープ スコアの変化を見てみると計測を続けることで次第に睡眠の質に重要な寝始めの90分の深い睡眠の割合が増加していました。 これらの結果から、睡眠計測を行うことが自身の睡眠状況を把握し、その結果に基づいて行動を変えることで睡眠の質が改善された可能性が考えられます。 西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、『スタンフォード式...

早くも夏日を観測!早まる夏や長引く猛暑から身体を守る!「ブレインスリープ ピロー パーフェクト クール」「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール EX」~4月17日(水)11時より予約開始~

早くも夏日を観測!早まる夏や長引く猛暑から身体を守る!「ブレインスリープ ピロー パーフェクト...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、暑さで寝苦しい日々を快眠に導く夏用の寝具として、さらに脳を冷やして速く、深く、脳まで眠る枕「ブレインスリープ ピロー パーフェクト クール(以下、ピロー パーフェクト クール)」、接触冷感・吸湿冷感・持続冷感のトリプル冷感テクノロジーにより究極冷感が朝まで続く掛け布団「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール EX(以下、コンフォーター パーフェクト クール EX)」を5月8日(水)より発売します。また、4月17日(水)11時より自社ECサイトとなるブレインスリープストアにて事前予約を開始します。 開発背景 年々長期化傾向にある夏ですが、すでに3月31日に西日本や東日本を中心に季節外れの暑さが訪れ、日本気象協会(※1)によると九州から関東にかけて100地点以上で夏日を記録するなど3月としては異例の暑さとなりました。東京都心でも3月において観測史上最高気温の28.1℃を観測しており、早めの対策が必要といえます。気温の上昇に伴い、熱中症などによる健康被害のリスクも同時に高まりますが、熱中症の約4割が夜間・睡眠中に発生しているとされており、夏場は夜間・睡眠時の対策が重要になってきます。また、5月には大手電力会社各社による電気代の値上げも予定されており、家庭への経済的な影響が懸念されています。猛暑が長引く近年、エアコンの使用は避けられず、エアコンの適正利用と寝具両面での対応が不可欠となってきます。これらの課題への対策として寝苦しさを解消し、睡眠の質を維持するパーフェクト クールシリーズを開発しました。 ※1「季節外れの暑さ 全国100地点以上で夏日 東京は3月過去最高気温を大幅更新 (2024年03月31日)」 日本気象協会 ブレインスリープ ピロー パーフェクト クールの特長 ・Cool your brain 熱帯夜も、脳を冷やして速く深く眠る。...

早くも夏日を観測!早まる夏や長引く猛暑から身体を守る!「ブレインスリープ ピロー パーフェクト...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、暑さで寝苦しい日々を快眠に導く夏用の寝具として、さらに脳を冷やして速く、深く、脳まで眠る枕「ブレインスリープ ピロー パーフェクト クール(以下、ピロー パーフェクト クール)」、接触冷感・吸湿冷感・持続冷感のトリプル冷感テクノロジーにより究極冷感が朝まで続く掛け布団「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール EX(以下、コンフォーター パーフェクト クール EX)」を5月8日(水)より発売します。また、4月17日(水)11時より自社ECサイトとなるブレインスリープストアにて事前予約を開始します。 開発背景 年々長期化傾向にある夏ですが、すでに3月31日に西日本や東日本を中心に季節外れの暑さが訪れ、日本気象協会(※1)によると九州から関東にかけて100地点以上で夏日を記録するなど3月としては異例の暑さとなりました。東京都心でも3月において観測史上最高気温の28.1℃を観測しており、早めの対策が必要といえます。気温の上昇に伴い、熱中症などによる健康被害のリスクも同時に高まりますが、熱中症の約4割が夜間・睡眠中に発生しているとされており、夏場は夜間・睡眠時の対策が重要になってきます。また、5月には大手電力会社各社による電気代の値上げも予定されており、家庭への経済的な影響が懸念されています。猛暑が長引く近年、エアコンの使用は避けられず、エアコンの適正利用と寝具両面での対応が不可欠となってきます。これらの課題への対策として寝苦しさを解消し、睡眠の質を維持するパーフェクト クールシリーズを開発しました。 ※1「季節外れの暑さ 全国100地点以上で夏日 東京は3月過去最高気温を大幅更新 (2024年03月31日)」 日本気象協会 ブレインスリープ ピロー パーフェクト クールの特長 ・Cool your brain 熱帯夜も、脳を冷やして速く深く眠る。...

接触冷感×吸湿冷感で長期化する猛暑を快適に過ごせるスリープウェア 「ブレインスリープ ウェア パーフェクト クール」 ~3月31日(日)よりMakuakeにて先行予約開始~

接触冷感×吸湿冷感で長期化する猛暑を快適に過ごせるスリープウェア 「ブレインスリープ ウェア ...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、年々長期化傾向にある猛暑を接触冷感×吸湿冷感で快適に過ごせるスリープウェア「ブレインスリープ ウェア パーフェクト クール(以下、ウェア クール)」を開発・販売します。「ウェア クール」は新しいものや体験の応援購入サービスMakuakeにて2024年3月31日(日)10時より予約を開始します。 開発背景 気象庁の発表によると2023年6~8月の全国の平均気温(※1)は平年よりも1.76℃高く、これまで最も高かった2010年(平年比+1.08℃)を大きく上回り、1898年の統計開始以来最高を記録しました。全国的に猛暑に見舞われ、各地で健康被害も続出するなど大変な年となりました。 また、2024年の6月~8月の見通し(※2)は暖かい空気に覆われ全国的に気温が高くなると見込まれています。気温が高くなると熱中症によるリスクも同時に高まりますが、熱中症の約4割は夜間・睡眠時に発生しているとされ、睡眠時にも注意・対策が必要です。睡眠時にはコップ1杯分程の汗をかくとされており、睡眠時に発生した汗や湿気が吸湿されないまま放置すると、かえって身体が冷え、風邪をひくなどの健康被害につながる可能性も高まります。また、汗が染み込んだ寝具などをそのまま使用し続けることは、雑菌の繁殖につながり、寝具の臭いやダニ・カビの原因になってしまいます。梅雨から猛暑にかけて起こりやすい寝苦しい夏の夜には、湿気や汗を吸湿することは快適で質の高い睡眠のために非常に重要となります。「ウェア クール」は睡眠中に発生する湿気や汗を吸湿し、温度を下げる特殊素材を採用したことで、朝まで快適に過ごしていただくことを目的に開発いたしました。 ※1令和5年報道発表資料 夏(6~8月)の天候 気象庁 ※2暖候期予報(2024年02月20日発表)の解説 気象庁 「ブレインスリープ ウェア パーフェクト クール」の特長 1.PERFECT COOL 接触冷感と吸湿冷感の究極のW冷感テクノロジーで冷感効果260%! 着用した瞬間から冷たさを感じる最高レベルの接触冷感。究極の冷感を実現するために糸の芯は冷感ナイロン、周囲にはさらに冷感性の高いポリエチレンを採用し、約100本の繊維から構成される極細糸を開発し、その極細糸とナイロン糸、ポリウレタン糸を特殊な技法で編み合わせた独自生地も開発しました。その独自開発生地の採用により、接触冷感値(体の熱が生地に移動する量を表し、その数値が高いほど冷たく感じる)は基準値である0.2(触ると若干ひんやりする程度)を約260%上回る最高レベルの0.524で、究極の冷たさを実現しました。 ※接触冷感(q-max:W/㎠)基準0.2の約260%の冷感値 睡眠中の湿気で、最大-7.7℃究極の吸湿冷感。 独自開発の接触冷感生地に、さらに革新的な吸湿冷感加工を施しました。その結果、睡眠中に発生する湿気や汗を吸湿し表面温度を下げ、効果的に冷感を発揮します。50回洗濯した後も冷感機能の確認ができています。 2.SUPER CLEAN 抗菌防臭加工で夏でも毎日清潔を保持。...

接触冷感×吸湿冷感で長期化する猛暑を快適に過ごせるスリープウェア 「ブレインスリープ ウェア ...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、年々長期化傾向にある猛暑を接触冷感×吸湿冷感で快適に過ごせるスリープウェア「ブレインスリープ ウェア パーフェクト クール(以下、ウェア クール)」を開発・販売します。「ウェア クール」は新しいものや体験の応援購入サービスMakuakeにて2024年3月31日(日)10時より予約を開始します。 開発背景 気象庁の発表によると2023年6~8月の全国の平均気温(※1)は平年よりも1.76℃高く、これまで最も高かった2010年(平年比+1.08℃)を大きく上回り、1898年の統計開始以来最高を記録しました。全国的に猛暑に見舞われ、各地で健康被害も続出するなど大変な年となりました。 また、2024年の6月~8月の見通し(※2)は暖かい空気に覆われ全国的に気温が高くなると見込まれています。気温が高くなると熱中症によるリスクも同時に高まりますが、熱中症の約4割は夜間・睡眠時に発生しているとされ、睡眠時にも注意・対策が必要です。睡眠時にはコップ1杯分程の汗をかくとされており、睡眠時に発生した汗や湿気が吸湿されないまま放置すると、かえって身体が冷え、風邪をひくなどの健康被害につながる可能性も高まります。また、汗が染み込んだ寝具などをそのまま使用し続けることは、雑菌の繁殖につながり、寝具の臭いやダニ・カビの原因になってしまいます。梅雨から猛暑にかけて起こりやすい寝苦しい夏の夜には、湿気や汗を吸湿することは快適で質の高い睡眠のために非常に重要となります。「ウェア クール」は睡眠中に発生する湿気や汗を吸湿し、温度を下げる特殊素材を採用したことで、朝まで快適に過ごしていただくことを目的に開発いたしました。 ※1令和5年報道発表資料 夏(6~8月)の天候 気象庁 ※2暖候期予報(2024年02月20日発表)の解説 気象庁 「ブレインスリープ ウェア パーフェクト クール」の特長 1.PERFECT COOL 接触冷感と吸湿冷感の究極のW冷感テクノロジーで冷感効果260%! 着用した瞬間から冷たさを感じる最高レベルの接触冷感。究極の冷感を実現するために糸の芯は冷感ナイロン、周囲にはさらに冷感性の高いポリエチレンを採用し、約100本の繊維から構成される極細糸を開発し、その極細糸とナイロン糸、ポリウレタン糸を特殊な技法で編み合わせた独自生地も開発しました。その独自開発生地の採用により、接触冷感値(体の熱が生地に移動する量を表し、その数値が高いほど冷たく感じる)は基準値である0.2(触ると若干ひんやりする程度)を約260%上回る最高レベルの0.524で、究極の冷たさを実現しました。 ※接触冷感(q-max:W/㎠)基準0.2の約260%の冷感値 睡眠中の湿気で、最大-7.7℃究極の吸湿冷感。 独自開発の接触冷感生地に、さらに革新的な吸湿冷感加工を施しました。その結果、睡眠中に発生する湿気や汗を吸湿し表面温度を下げ、効果的に冷感を発揮します。50回洗濯した後も冷感機能の確認ができています。 2.SUPER CLEAN 抗菌防臭加工で夏でも毎日清潔を保持。...

ブレインスリープとスーパーホテルが全国1万人を対象とした睡眠環境・睡眠習慣に関する共同調査の結果を公開~寝室の色調、寝室での行動習慣、寝室の湿度による睡眠への影響調査~

ブレインスリープとスーパーホテルが全国1万人を対象とした睡眠環境・睡眠習慣に関する共同調査の結...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、「Natural, Organic, Smart」をコンセプトに、地球にも人にも優しいホテルの運営を手掛ける株式会社スーパーホテル(代表取締役社長:山本 健策、本社:大阪府大阪市)と共同で、全国47都道府県の有識者1万人を対象とした共同睡眠調査を初めて実施しました。 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2024/ 調査結果サマリー スーパーホテルはブレインスリープと共同で、全国47都道府県の有職者1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として睡眠環境や睡眠習慣に関する調査を行いました。本調査は、ブレインスリープが睡眠に関する様々な質問から構成する、睡眠状態評価をする「睡眠偏差値」と睡眠環境・睡眠習慣を掛け合わせて分析することで、どのような睡眠環境が良質な睡眠に繋がっているのかを把握することを目的としています。 本調査の対象として分析を行った睡眠環境は以下の通りです。 1.寝室の色 2.寝室での行動習慣 3.寝室の湿度環境 スーパーホテルは今回の共同調査で取得した1万人の睡眠環境に関するデータをベースに、お客様にさらに「ぐっすり眠れる環境」をご提供できるよう、今後も様々な活動を実施する予定であり、ブレインスリープは睡眠医学の観点からその活動をサポートしてまいります。 西野精治コメント: ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 睡眠は“fragile”「壊れ物注意」と表現されることがあり、寝室等の外部環境によっても大きな影響を受けます。寝室の室温、湿度、照明によっても睡眠の状態が変わることが知られていますが、寝室の色調に関しては外国での調査報告はあるものの、日本での調査は見当たりません。 今回、ブレインスリープとスーパーホテルで睡眠環境、睡眠習慣に関する共同調査を行い、白い寝室で寝ている人がよい睡眠がとれていることがわかり,続いて茶色、ベージュの順で良い傾向がみとめられました。一方、一番よい睡眠がとれていないのは赤い寝室で寝ている人で、それらの人では、労働時間が長く、寝室で仕事や勉強をしている割合が多く、就寝前の飲酒や激しい運動を行う頻度も多いようでした。また、青色の寝室で寝ている人ではスマホ・タブレットで娯楽を楽しむ割合が高いことも判明しました。 原因か結果の見極めが必要ですが、日本人では、自然と調和するナチュラルな色の寝室での就寝が良い睡眠をもたらすという今回の結果は興味深いです。 西野 精治(にしの せいじ) スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所所長 株式会社ブレインスリープ 創業者 兼 最高研究顧問 医師、医学博士 認定資格 精神保健指定医、日本睡眠学会専門医、産業医 1.寝室の色と睡眠の関係性:睡眠の質向上には白い寝室がおすすめ...

ブレインスリープとスーパーホテルが全国1万人を対象とした睡眠環境・睡眠習慣に関する共同調査の結...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、「Natural, Organic, Smart」をコンセプトに、地球にも人にも優しいホテルの運営を手掛ける株式会社スーパーホテル(代表取締役社長:山本 健策、本社:大阪府大阪市)と共同で、全国47都道府県の有識者1万人を対象とした共同睡眠調査を初めて実施しました。 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2024/ 調査結果サマリー スーパーホテルはブレインスリープと共同で、全国47都道府県の有職者1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として睡眠環境や睡眠習慣に関する調査を行いました。本調査は、ブレインスリープが睡眠に関する様々な質問から構成する、睡眠状態評価をする「睡眠偏差値」と睡眠環境・睡眠習慣を掛け合わせて分析することで、どのような睡眠環境が良質な睡眠に繋がっているのかを把握することを目的としています。 本調査の対象として分析を行った睡眠環境は以下の通りです。 1.寝室の色 2.寝室での行動習慣 3.寝室の湿度環境 スーパーホテルは今回の共同調査で取得した1万人の睡眠環境に関するデータをベースに、お客様にさらに「ぐっすり眠れる環境」をご提供できるよう、今後も様々な活動を実施する予定であり、ブレインスリープは睡眠医学の観点からその活動をサポートしてまいります。 西野精治コメント: ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 睡眠は“fragile”「壊れ物注意」と表現されることがあり、寝室等の外部環境によっても大きな影響を受けます。寝室の室温、湿度、照明によっても睡眠の状態が変わることが知られていますが、寝室の色調に関しては外国での調査報告はあるものの、日本での調査は見当たりません。 今回、ブレインスリープとスーパーホテルで睡眠環境、睡眠習慣に関する共同調査を行い、白い寝室で寝ている人がよい睡眠がとれていることがわかり,続いて茶色、ベージュの順で良い傾向がみとめられました。一方、一番よい睡眠がとれていないのは赤い寝室で寝ている人で、それらの人では、労働時間が長く、寝室で仕事や勉強をしている割合が多く、就寝前の飲酒や激しい運動を行う頻度も多いようでした。また、青色の寝室で寝ている人ではスマホ・タブレットで娯楽を楽しむ割合が高いことも判明しました。 原因か結果の見極めが必要ですが、日本人では、自然と調和するナチュラルな色の寝室での就寝が良い睡眠をもたらすという今回の結果は興味深いです。 西野 精治(にしの せいじ) スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所所長 株式会社ブレインスリープ 創業者 兼 最高研究顧問 医師、医学博士 認定資格 精神保健指定医、日本睡眠学会専門医、産業医 1.寝室の色と睡眠の関係性:睡眠の質向上には白い寝室がおすすめ...

睡眠課題を解決する、機能特化型ピロー2種を発売! ・いびきを軽減し静かな夜に導く「ブレインスリープ ピロー スノーレス」 ・寝ながら首を整える「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」

睡眠課題を解決する、機能特化型ピロー2種を発売! ・いびきを軽減し静かな夜に導く「ブレインスリ...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、世界で一番睡眠時間が短い日本人の多様化する睡眠課題に特化した2つの機能性枕として、気道を確保し、いびきをケアする「ブレインスリープ ピロー スノーレス」、寝ている間に首をストレッチし、理想のカーブに近づけ首・肩の疲れを緩和する「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」を3月13日(水)11時よりブレインスリープストアにて発売します。 開発背景 日本人の睡眠課題は時間や質だけでなく、いびきや睡眠時無呼吸症候群、身体の痛み等様々な悩みが存在します。ブレインスリープにも「いびきがひどくて眠れた感じがしない」「ストレートネックで首の痛みがひどい」などの悩みを抱えたお客様から多くのお声をいただきます。ブレインスリープではこのように多様化する睡眠課題に対して、医学的アプローチからの課題解決を目指し、睡眠外来クリニックのコンサルティングや国家資格者が行う睡眠に特化した鍼灸マッサージ「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」の運営など多角的な事業展開を行っておりますが、今回それらの知見を反映し、自宅でできる対処法の新たな選択肢として機能特化型ピローの開発に至りました。「ブレインスリープ ピロー スノーレス」はブレインスリープがコンサルティング・共同研究を行っている“いびき・睡眠時無呼吸症候群”専門クリニックである「Dクリニック東京ウェルネス」よりいびき・無呼吸症候群の治療の一環として推奨いただいています。また、「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」は、”睡眠専門鍼灸マッサージ”である「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」監修となっており、鍼灸マッサージの国家資格保有者×睡眠のスペシャリストによるメソッドを枕に集約することで、寝ている間に首のストレッチを促し、理想のカーブへサポートします。多様な現代人の睡眠課題に対し、医療機関や専門施設と連携していくことでより根本的な課題解決を目指していきます。 ①いびき 日本人の約5人に1人、人口にすると推定2,000万人超の方が習慣的にいびきをかいているとされ自分自身だけの悩みでなく、パートナーや家族の睡眠にも影響することから大きな問題となっています。いびきは睡眠時に下顎を支える筋肉が緩み、気道をふさいでしまい発生します。肥満や骨格なども要因のひとつになりますが、狭くなってしまう気道を呼吸により空気が通過することで、のどが振動しいびきの音が発生します。特に日本人は下顎が小さい方が多く後退しているため、舌根が落ち込みやすくいびきをかきやすいとされています。仰向け寝の場合には重力により舌根が落ち込みやすく、いびきをかきやすくなりますが、横向き寝等体位を変えることで気道が塞がりにくく、いびきを軽減することにも繋がります。 ②首・肩こり/ストレートネック 現代人は1日に平均7.5時間以上をスマホやPCに費やす生活をしています。同じ姿勢や偏った姿勢を長時間とることにより、本来はカーブしているべき首がストレートネックとなり、血行不良を始めとした様々なトラブルを引き起こします。また、現代人が抱えるストレス、運動不足等も首こりや肩こりに繋がるとされています。 厚生労働省が行っている国民生活基礎調査(※)によると、日本人の有訴者(自覚症状を訴える人)約3,000万人の上位5症状の内、腰痛に次いで肩こりが男女ともに2位であることから国民病ともいえます。 出典:2022年 国民生活基礎調査の概況 ブレインスリープ ピロー スノーレス 特長 ・Crown wave いびきを抑えるクラウンウェーブ形状が、横向き寝を促進、呼吸を整える。 なだらかなクラウンウェーブが常に横向きの状態をキープします。 寝姿勢を横向きに促すことで、睡眠中の気道を確保し、スムーズな呼吸でいびきを軽減します。...

睡眠課題を解決する、機能特化型ピロー2種を発売! ・いびきを軽減し静かな夜に導く「ブレインスリ...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、世界で一番睡眠時間が短い日本人の多様化する睡眠課題に特化した2つの機能性枕として、気道を確保し、いびきをケアする「ブレインスリープ ピロー スノーレス」、寝ている間に首をストレッチし、理想のカーブに近づけ首・肩の疲れを緩和する「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」を3月13日(水)11時よりブレインスリープストアにて発売します。 開発背景 日本人の睡眠課題は時間や質だけでなく、いびきや睡眠時無呼吸症候群、身体の痛み等様々な悩みが存在します。ブレインスリープにも「いびきがひどくて眠れた感じがしない」「ストレートネックで首の痛みがひどい」などの悩みを抱えたお客様から多くのお声をいただきます。ブレインスリープではこのように多様化する睡眠課題に対して、医学的アプローチからの課題解決を目指し、睡眠外来クリニックのコンサルティングや国家資格者が行う睡眠に特化した鍼灸マッサージ「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」の運営など多角的な事業展開を行っておりますが、今回それらの知見を反映し、自宅でできる対処法の新たな選択肢として機能特化型ピローの開発に至りました。「ブレインスリープ ピロー スノーレス」はブレインスリープがコンサルティング・共同研究を行っている“いびき・睡眠時無呼吸症候群”専門クリニックである「Dクリニック東京ウェルネス」よりいびき・無呼吸症候群の治療の一環として推奨いただいています。また、「ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング」は、”睡眠専門鍼灸マッサージ”である「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」監修となっており、鍼灸マッサージの国家資格保有者×睡眠のスペシャリストによるメソッドを枕に集約することで、寝ている間に首のストレッチを促し、理想のカーブへサポートします。多様な現代人の睡眠課題に対し、医療機関や専門施設と連携していくことでより根本的な課題解決を目指していきます。 ①いびき 日本人の約5人に1人、人口にすると推定2,000万人超の方が習慣的にいびきをかいているとされ自分自身だけの悩みでなく、パートナーや家族の睡眠にも影響することから大きな問題となっています。いびきは睡眠時に下顎を支える筋肉が緩み、気道をふさいでしまい発生します。肥満や骨格なども要因のひとつになりますが、狭くなってしまう気道を呼吸により空気が通過することで、のどが振動しいびきの音が発生します。特に日本人は下顎が小さい方が多く後退しているため、舌根が落ち込みやすくいびきをかきやすいとされています。仰向け寝の場合には重力により舌根が落ち込みやすく、いびきをかきやすくなりますが、横向き寝等体位を変えることで気道が塞がりにくく、いびきを軽減することにも繋がります。 ②首・肩こり/ストレートネック 現代人は1日に平均7.5時間以上をスマホやPCに費やす生活をしています。同じ姿勢や偏った姿勢を長時間とることにより、本来はカーブしているべき首がストレートネックとなり、血行不良を始めとした様々なトラブルを引き起こします。また、現代人が抱えるストレス、運動不足等も首こりや肩こりに繋がるとされています。 厚生労働省が行っている国民生活基礎調査(※)によると、日本人の有訴者(自覚症状を訴える人)約3,000万人の上位5症状の内、腰痛に次いで肩こりが男女ともに2位であることから国民病ともいえます。 出典:2022年 国民生活基礎調査の概況 ブレインスリープ ピロー スノーレス 特長 ・Crown wave いびきを抑えるクラウンウェーブ形状が、横向き寝を促進、呼吸を整える。 なだらかなクラウンウェーブが常に横向きの状態をキープします。 寝姿勢を横向きに促すことで、睡眠中の気道を確保し、スムーズな呼吸でいびきを軽減します。...

2024年版有職者10,000人の睡眠調査結果報告~睡眠の質のいい人と悪い人では年間経済損失額の差は76万円~

2024年版有職者10,000人の睡眠調査結果報告~睡眠の質のいい人と悪い人では年間経済損失額...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田敦、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の有職者1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として、「睡眠偏差値®」調査を2020年から実施しており、2024年で5年目を迎えました。睡眠偏差値は、睡眠習慣や睡眠負債など睡眠状態を直接判定する項目に加えて生産性やストレスの程度、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクなどを総合的にスコアリングする手法です。今後この調査結果を活用し、日本の睡眠のさらなる改善を目指すべく、様々な活動をおこなっていきます。 睡眠偏差値® 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2024/ 調査結果サマリー ブレインスリープは、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2024年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 1.日本の睡眠時間の変化 2.生産性(経済損失額)と睡眠の関係性 3. 出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の質の関係性 4.睡眠偏差値TOP1,000とWORST1,000の特徴 西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 本年度の調査結果でも、日本の睡眠時間に増加傾向が見られ、2024年の睡眠時間は2020年に比較し23分増えていることが確認されました。しかしながらOECD加盟国の平均睡眠時間に比べ、依然として1時間38分も短い傾向が認められ、理想の睡眠時間として50分程度長い睡眠時間をあげています。7割の人の睡眠が生産性に影響を与えると実感し、睡眠の質に課題がない人の経済損失額は年間89万円で、要改善の人では年間165万円と76万円もの差があることがわかりました。睡眠偏差値の悪い人は、睡眠時間が短く、睡眠の質が悪いことで特徴づけられますが、時間外労働などによる、総労働時間の長い人が多く、就寝前のスマホの使用率が極端に高いことが判明しました。企業の労働生産性の向上を目指すには、個人の生活習慣改善のみならず、時間外労働の軽減など、会社全体として取り組むべき課題も明確になりました。 1.日本の睡眠時間の変化:2023年と比較して+7分。理想の睡眠時間との差は50分。 2024年の有職者1万人における平均睡眠時間は6時間50分と、過去5年の調査において最も長い時間となりました。調査開始時の2020年と比較すると23分と睡眠時間は増加していますが、OECD加盟国の平均睡眠時間である8時間28分よりも圧倒的に短く、依然として日本の睡眠は世界でも最低レベルにあると言えます。また理想の睡眠時間を調査したところ、7時間40分と実際の睡眠時間との差が50分あったこともわかりました。 また、2023年12月に厚生労働省から発表された「健康づくりのための睡眠ガイド2023(案)」において、成人の推奨睡眠時間は6時間以上とされていますが、本調査において6時間未満の睡眠時間の割合は23.7%を占めており睡眠不足は今なお日本における大きな課題であると考えられます。 *全データにおいて一元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、前年との睡眠時間の比較についてはBonferroni補正したt検定を実施し、有意差ありと確認(いずれもp<0.01) 2.生産性(経済損失額)と睡眠の関係性:睡眠の質が悪いと経済損失額が高い 睡眠の質の悪化は、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与え、企業の損失にも繋がることが近年報告されています。産業事故の多くも睡眠不足や睡眠障害が原因で起きているといわれています。 今回の調査では改めて、生産性と睡眠の関係性を調査したところ、「睡眠が生産性に影響を与えているか」という設問に対して、回答者の70.0%が「強く影響している」または「影響している」と回答し、睡眠と生産性の関係に対する理解が進んでいることがわかりました。 また、睡眠の質のランク別に経済損失額※1を調査したところ、睡眠の質と経済損失額に相関が見えてきました。睡眠の質に課題がないAランクの人の経済損失額は年間89万円で、要改善のDランクの人では年間165万円と76万円の差があることがわかりました。これは睡眠の質を改善することで、従業員の経済損失額が低減し、ひいては企業の労働生産性の向上につながる可能性を示唆する結果といえます。 ※1経済損失額:自身の生産性を0-100%で表現した際の回答値と年収を掛け合わせ経済損失額を算出 睡眠の質(ランク):オリジナルの質問の回答結果をスコアリングし、さらに4段階A~Dランクに置き換えました。(A:課題なし B:軽度な課題あり C:課題あり D:要改善) *睡眠の質と経済損失額との関係性においては、一元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、ランク間の比較については、Bonferroni補正したt検定を実施し有意差ありと確認(いずれもp<0.05) 3.出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の質の関係性:睡眠の質が悪い人ほど出社することに対して憂鬱に感じている メンタルヘルスと長時間労働の関係性は以前より注目されていますが、近年の研究で長時間労働はメンタルヘルス悪化の直接的な原因ではなく、長時間労働から起こる睡眠不足がメンタルヘルス悪化を引き起こしていることが報告されています※2。本調査では、出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の関係性について調査しました。 出社することに対して憂鬱と感じている日数が週1回以上と回答された方は全体の約6割となり、その中でも週5日以上と回答された方は2割以上に達しました。また、出社するのが憂鬱と感じる日数が0日の人(n=3,931)は睡眠の質スコアが平均76.6でしたが、憂鬱と感じる日数が多くなるにつれて同スコアの平均点は減少し、週5日以上憂鬱と感じる人と比べると、8.7ポイントもの差があることが確認されました。...

2024年版有職者10,000人の睡眠調査結果報告~睡眠の質のいい人と悪い人では年間経済損失額...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田敦、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の有職者1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として、「睡眠偏差値®」調査を2020年から実施しており、2024年で5年目を迎えました。睡眠偏差値は、睡眠習慣や睡眠負債など睡眠状態を直接判定する項目に加えて生産性やストレスの程度、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクなどを総合的にスコアリングする手法です。今後この調査結果を活用し、日本の睡眠のさらなる改善を目指すべく、様々な活動をおこなっていきます。 睡眠偏差値® 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2024/ 調査結果サマリー ブレインスリープは、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2024年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 1.日本の睡眠時間の変化 2.生産性(経済損失額)と睡眠の関係性 3. 出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の質の関係性 4.睡眠偏差値TOP1,000とWORST1,000の特徴 西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 本年度の調査結果でも、日本の睡眠時間に増加傾向が見られ、2024年の睡眠時間は2020年に比較し23分増えていることが確認されました。しかしながらOECD加盟国の平均睡眠時間に比べ、依然として1時間38分も短い傾向が認められ、理想の睡眠時間として50分程度長い睡眠時間をあげています。7割の人の睡眠が生産性に影響を与えると実感し、睡眠の質に課題がない人の経済損失額は年間89万円で、要改善の人では年間165万円と76万円もの差があることがわかりました。睡眠偏差値の悪い人は、睡眠時間が短く、睡眠の質が悪いことで特徴づけられますが、時間外労働などによる、総労働時間の長い人が多く、就寝前のスマホの使用率が極端に高いことが判明しました。企業の労働生産性の向上を目指すには、個人の生活習慣改善のみならず、時間外労働の軽減など、会社全体として取り組むべき課題も明確になりました。 1.日本の睡眠時間の変化:2023年と比較して+7分。理想の睡眠時間との差は50分。 2024年の有職者1万人における平均睡眠時間は6時間50分と、過去5年の調査において最も長い時間となりました。調査開始時の2020年と比較すると23分と睡眠時間は増加していますが、OECD加盟国の平均睡眠時間である8時間28分よりも圧倒的に短く、依然として日本の睡眠は世界でも最低レベルにあると言えます。また理想の睡眠時間を調査したところ、7時間40分と実際の睡眠時間との差が50分あったこともわかりました。 また、2023年12月に厚生労働省から発表された「健康づくりのための睡眠ガイド2023(案)」において、成人の推奨睡眠時間は6時間以上とされていますが、本調査において6時間未満の睡眠時間の割合は23.7%を占めており睡眠不足は今なお日本における大きな課題であると考えられます。 *全データにおいて一元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、前年との睡眠時間の比較についてはBonferroni補正したt検定を実施し、有意差ありと確認(いずれもp<0.01) 2.生産性(経済損失額)と睡眠の関係性:睡眠の質が悪いと経済損失額が高い 睡眠の質の悪化は、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与え、企業の損失にも繋がることが近年報告されています。産業事故の多くも睡眠不足や睡眠障害が原因で起きているといわれています。 今回の調査では改めて、生産性と睡眠の関係性を調査したところ、「睡眠が生産性に影響を与えているか」という設問に対して、回答者の70.0%が「強く影響している」または「影響している」と回答し、睡眠と生産性の関係に対する理解が進んでいることがわかりました。 また、睡眠の質のランク別に経済損失額※1を調査したところ、睡眠の質と経済損失額に相関が見えてきました。睡眠の質に課題がないAランクの人の経済損失額は年間89万円で、要改善のDランクの人では年間165万円と76万円の差があることがわかりました。これは睡眠の質を改善することで、従業員の経済損失額が低減し、ひいては企業の労働生産性の向上につながる可能性を示唆する結果といえます。 ※1経済損失額:自身の生産性を0-100%で表現した際の回答値と年収を掛け合わせ経済損失額を算出 睡眠の質(ランク):オリジナルの質問の回答結果をスコアリングし、さらに4段階A~Dランクに置き換えました。(A:課題なし B:軽度な課題あり C:課題あり D:要改善) *睡眠の質と経済損失額との関係性においては、一元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、ランク間の比較については、Bonferroni補正したt検定を実施し有意差ありと確認(いずれもp<0.05) 3.出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の質の関係性:睡眠の質が悪い人ほど出社することに対して憂鬱に感じている メンタルヘルスと長時間労働の関係性は以前より注目されていますが、近年の研究で長時間労働はメンタルヘルス悪化の直接的な原因ではなく、長時間労働から起こる睡眠不足がメンタルヘルス悪化を引き起こしていることが報告されています※2。本調査では、出社するのが憂鬱に感じる日数と睡眠の関係性について調査しました。 出社することに対して憂鬱と感じている日数が週1回以上と回答された方は全体の約6割となり、その中でも週5日以上と回答された方は2割以上に達しました。また、出社するのが憂鬱と感じる日数が0日の人(n=3,931)は睡眠の質スコアが平均76.6でしたが、憂鬱と感じる日数が多くなるにつれて同スコアの平均点は減少し、週5日以上憂鬱と感じる人と比べると、8.7ポイントもの差があることが確認されました。...