ブレインスリープが行っている、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象にした睡眠偏差値®調査の結果、寝る前にコンピューター、スマホ、タブレットの画面(以下「液晶画面」)をほぼ毎日見ると回答した割合は71.3%、週に3日以上見ると回答した人を含めると84.1%に上りました。
属性別でみると、20代女性の中で液晶画面をほぼ毎日見ている人は85.2%と一番高く、2番目に高いのが30代女性の81.1%でした。この結果から日本人のほとんどが寝る前に液晶画面を見ることが当たり前になっており、特に若い女性が寝る前に液晶を見る割合が高いことが分かりました。
寝る前に液晶画面を見る習慣がなしと答えた人の睡眠時間の平均は6時間54分に対して、週3日以上と答えた人の睡眠時間の平均は6時間46分と8分も短い結果となりました。睡眠偏差値に関してはなしと答えた人は平均56.3に対して週3日以上と答えた人は平均49.2となり、寝る前に液晶画面を見ることで睡眠時間の短縮と質の低下に繋がっていると言えます。
ブルーライトはメラトニンの分泌を抑制するので睡眠に悪影響があると従来から言われていましたが、昨今は夜間モードなどでブルーライトを抑制できる機能も備わってきています。
ブルーライトそのものよりゲームやネットサーフィン、仕事のメールなどで脳がリラックスできず、過緊張・過覚醒で睡眠モードに切り替えづらくなる方が問題です。特にマルチタスクの女性に多い傾向にあります。就寝前に見る内容は脳がリラックスできる内容を選ぶようにする、メッセージやメールを夜に通知させないようにするなどを心掛けてみてください。
ブレインスリープは毎年1万人規模の睡眠調査を行っています。地域別、年代別、性別など様々な睡眠データを保有しております。その他健康経営サービス「睡眠偏差値 for biz」のご紹介も行っております。お気軽にお問合せ下さい。
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