マットレスの役割とは?
ベッドの上に置いたり、直接床に置いたりして使うマットレスは、理想の寝姿勢を保って安定させるために必要なもの。ですが人の体には凹凸があり、眠る時に、頭や肩甲骨、腰、足の4か所に体重が強くかかります。人は、仰向けの時は、背骨がS字になっている状態、また横向きの時は、背骨がまっすぐに伸びているのが自然な寝姿勢なので、体圧を分散させて体への負担を減らすマットレスを選ぶことが大切です。自分の体に適したマットレスを選ぶ必要性
マットレスは、素材や構造、硬さなどによって、寝心地が大きく異なります。体に合わないマットレスを使用し続けると、血流が悪くなり、腰痛や肩こりの原因に。そこで、自分に合ったマットレスを選ぶ必要性を3つご紹介します。1:腰痛予防、緩和
マットレスの重要な役割のひとつとして、体圧を分散させ、体への負担を軽減させるというポイントがあります。自分に合ったマットレスを選ぶことで、頭や肩甲骨、腰、足など、人の体の凹凸をサポートし、腰痛を緩和することができます。2:睡眠の質が上がる
硬さや反発性、安定感、通気性、丸洗いできて衛生的など、好みの機能性を持つマットレスを選ぶことで寝心地がよくなり、睡眠の質が上がります。特に暑い夏は、通気性が優れているマットレスだと涼しく快適に眠ることができます。3:疲れが取れ、生活の質が向上
疲れを取るためには、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切です。体に合ったマットレスを使用することで、寝返りが打ちやすくなるので、日々の疲れが取れて生活の質が向上します。体に合わないマットレスを使い続ける危険性
体に合わないマットレスを無理に使い続けることで、どんな症状が起こるのかも覚えておきましょう。寝返りがしにくくなって睡眠の質が下がる
柔らかすぎるマットレスでは、体が沈み込んで安定せず、寝返りのたびに筋肉を使うこととなり、疲れが取れずに体力を消耗してしまいます。体圧が部分的に集中し、腰痛、肩こり、背中の痛みの原因に
硬すぎるマットレスでは、体の凹凸部分が圧迫され、血行が悪くなることがあります。その結果、腰痛、肩こり、背中の痛みの原因になることも。マットレスでよくある困りごと
体に合わないマットレスを使用し続けると、疲れが取れないどころか、体の凹凸部分に体圧が強くかかり、痛みを伴うことがあります。さらに、マットレスのトラブルとしては、体の不調だけではなく、お手入れの大変さに悩んでいる人も多いようです。寝起きのだるさ、仕事への影響
しっかり睡眠時間をとったはずなのに、寝起きに疲れが取れておらず体がだるい人も。十分な睡眠が得られていないと、日中、急な睡魔に襲われたり、ボーッとしてしまったり、仕事に影響が出ることもあります。洗いにくく、干しにくい
枕や掛け布団と違い、大きいサイズのマットレスを洗うのは難しいもの。もし洗えたとしても乾燥させることも難しく、ダニやカビの原因になってしまいます。ダニ、ノミの発生
毎日長時間眠るマットレスには、寝汗がたっぷり染み込んでいます。それなのに洗うことが難しく、ダニやノミが発生して困っている人が多いようです。日光を当てても、マットレスには厚みがあるため、ダニやノミが内部に逃げてしまうので厄介です。カビが生えていた
定期的に乾燥させるのが面倒なため、ベッドの上に置いたままの人が多いかと思います。そのため、寝汗や湿気がマットレスに溜まってしまい、カビの発生を引き起こすことがあります。マットレスの基本構造と種類
自分に合ったマットレスを見つけるために、マットレスの基本構造と種類をチェックしましょう。ブランドや商品によって差はありますが、代表的な『コイルマットレス』『ウレタンマットレス』『ファイバーマットレス』『ラテックスマットレス』の特徴をご紹介します。耐久性が高いコイルマットレス
マットレス内部の構造にコイルが使われているのが特徴。最も一般的なマットレスで、価格や種類が豊富にあり、耐久性と通気性に優れています。コイルの並び方や種類によって寝心地が変わり、コイルの数が多いほど、体圧分散に優れ、耐久性も高いとされています。 大きく分けて『ボンネルコイル』と『ポケットコイル』の2種類が存在します。
―ボンネルコイルマットレス ひとつひとつ、らせん状に巻いたコイルスプリングを並べた作りのマットレス。体全体をサポートしてくれ、寝返りを打ちやすいのが特徴。ですがコイル同士が連結されているので横揺れを感じやすく、寝返りの振動が隣の人に伝わりやすいという点もあります。
―ポケットコイルマットレス コイルスプリングをひとつひとつ円筒形の袋に入れて並べた作りのマットレス。独立したコイルが体をしっかり支えてくれるので、体の凹凸に合わせて体圧を分散してくれます。 ボンネルコイルマットレスと比較すると横揺れが小さく、耐久性が高いのが特徴。ボンネルコイルに比べると価格が高く設定されていることが多いです。 コイルスプリングを使用していないマットレスも数多くあります。その中でも人気の高い『ウレタン』『ファイバー』『ラテックス』のマットレスについてご紹介します。
コストパフォーマンスに優れるウレタンマットレス
スポンジや断熱材に使われる、ウレタンという素材で作られたマットレスで『高反発』と『低反発』の2種類があります。ウレタンの持つクッション性で体全体を支える構造で、高いフィット感が特徴。
―高反発ウレタンマットレス
名前のとおり高い反発力が特徴です。体が沈み込みすぎないので、正しい寝姿勢を維持しやすく、体圧分散にも優れています。耐久性もあり、通気性も良いといえます。
―低反発ウレタンマットレス
包み込まれるような寝心地で、横向きで眠っても体にフィットしやすいため圧迫感を感じません。一方で、寝返りが打ちにくく、同じ姿勢を長時間続けることで肩こりや腰痛の原因になってしまうことも。また、体にフィットするため、熱がこもりやすく、高反発ウレタンマットレスよりも通気性が劣ります。
清潔感を保ちやすいファイバーマットレス
ポリエチレンといわれる繊維を編んで作られるマットレスで、シャワーなどを使って簡単に丸洗いできるので衛生的。さらに通気性にも優れ、寝汗や湿気がこもらないので、ダニやカビ、汗の臭いに悩むことがありません。高反発ウレタンマットレスに似たやや硬めな寝心地で、体圧分散にも優れ、適切な睡眠姿勢を保つことができます。 寝返りも打ちやすいため、肩こりや腰痛で悩んでいる人におすすめです。ゴム特有の柔らかさと弾力性を兼ね備えるラテックスマットレス
ゴムの木から採取された樹液を原材料に作られているマットレスで、体圧分散と耐久性に優れています。ですが、他素材と比較すると通気性が悪く、夏場は蒸れを感じることも。また、品質の良い天然ラテックスマットレスは比較的高価格な商品が多いです。硬さで選ぶことが重要!
マットレスを選ぶ上で、最も重要なポイントは「硬さ」です。寝心地の好みはもちろん、寝姿勢や体格によっても変わります。
―しっかりした硬さの『ボンネルコイル』『ファイバー』
しっかりした硬さのマットレスは、うつぶせ寝の人におすすめです。また体重が重めの人でも、体をしっかり支えてくれるので寝返りがしやすいです。
―中程度の硬さの『高反発ウレタン』『ラテックス』
安定した寝心地と、きれいな寝姿勢を保ってくれるので、ストレスなく寝返りが打てます。体を包み込んでくれる柔らかさはありますが、沈み込むことはないため、仰向けで眠る人や標準的な体重の人におすすめです。
―沈み込むような柔らかさの『低反発ウレタン』『ポケットコイル』
体にフィットし、柔軟性があるので、柔らかく安心感のある寝心地です。横向きで眠る人や体重が軽めの人におすすめです。
マットレスの基本的な選び方
マットレスの重要性や基本情報をお伝えしましたが、実際にはどのようにして選んだらいいのか、選ぶ時のチェック項目を7つご紹介します。1:厚み
マットレスは基本、ベッドや床の上に置いて使用するので、ある程度の厚みが必要です。厚みの違いによって特徴が変わるので、好みに合わせて選んでください。
―5cm未満
基本的に、マットレスの寝心地が悪い時に調整するためのサポート寝具で『マットレストッパー』と呼ばれています。単体での使用ではなく、お使いのマットレスと併用するのが一般的です。
―5-9cm以下
マットレスとの併用でも、単独でも使用できる厚さで、折り畳んで収納することもできます。ただし、体格にいい人の場合は、底付きが気になってくる可能性もあります。
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―10-14cm
折りたたんで収納することはできませんが、体格のいい人でも底付き感なく、快適に眠ることができます。ウレタン製マットレスでは標準的な厚さとなります。
―15cm以上
ボンネルコイルやポケットコイルなどのコイルスプリング製マットレスに最低限必要な厚みです。ウレタンマットレスでは厚めのものが、この厚さになります。耐久性や衛生面、寝心地の好みに合わせて選んでください。
―25cm以上
ベッドの上に置いて使用するのに人気の厚みです。耐久性に優れ、長期間、快適に使用したい人におすすめです。厚ければ厚いほど高価になる傾向があります。ただし、クッション材を詰めすぎたものや、豪華な見せかけだけのものもあるので、良質なマットレスを見極めましょう。
2:サイズ
サイズは、部屋の広さや一緒に眠る人数に合わせて選びましょう。
―セミシングル
約80-90cmの幅で、小柄な女性やお子様向けのサイズです。
―シングルサイズ
約100cmの幅で、大人1人が眠る用の一般的なサイズですが、体格のいい人は、寝返りを打つと少し窮屈に感じるかもしれません。
―セミダブルサイズ
約120cmの幅で、大人1人がゆったりと眠れるサイズ。大人2人で眠るには、窮屈に感じる人が多いです。
―ダブルサイズ
約140cmの幅で、大人2人が眠る用の一般的なサイズですが、寝返りを打つスペースに余裕がなく、実際には窮屈に感じる場合があります。
―クイーンサイズ
約160cmの幅で、大人2人がゆったりと眠れるサイズ。大人2人と幼児1人の組み合わせでも利用できるゆとりがあります。
―キングサイズ
約180cmの幅で、大人2人と幼児1人がゆったりと眠れるサイズ。手足を思いっきり伸ばして眠りたい人や、寝相が悪い人、寝返りが多い人でも安心です。
3:品質、耐久性
商品スペックの表示を見て、品質や耐久性を確認することも忘れないでください。
―スプリング型の場合
手で押さえた時に、スプリングコイルの感触が直に伝わる、もしくはギシギシと音がするマットレスは、耐久性や寝心地を期待できません。程よく沈み込むものを選びましょう。また、スプリング型でもクッション層にウレタンを使用している場合があるので、素材や密度を確認してください。
―ウレタンの場合
密度が高ければ高いほど耐久性が高くなりますが、値段も高くなります。使う頻度の少ない来客用には、密度の低いものを選んでも良いですが、毎日使うマットレスには、ある程度の密度(30D以上)がおすすめ。低反発の場合は、高反発より高い密度が必要と言われているので、購入前に確認しましょう。
4:価格
マットレスは、低価格のものから10万円以上する高価なものまで、ピンキリです。ここでは、シングルサイズの予算を5段階で解説します。
―1万円未満
低価格だと、約1万円から購入することができますが、マットレスの質が悪く、肩こりや腰痛の原因にもなる場合があるので、素材をしっかり確認しましょう。
―1~3万円未満
店舗でも3万円以内で購入できるマットレスが多数。小柄な人や、睡眠の質に悩んでいない人はこの価格帯もおすすめです。
―3~5万円未満
できる限り低価格で寝心地を追求するなら、3~5万円程度のマットレスがおすすめ。様々なタイプが販売されているので、自分の好みに合わせて探しましょう。
―5~10万円未満
肩こりや腰痛に悩んでいる人は、少し奮発したマットレスを。5万円以上の予算にすることで、睡眠の質を追求したい人でも満足できる寝心地のマットレスを購入できることが多いです。
―10万円以上
豊富な機能や寝心地にこだわった高級マットレスを購入できます。様々なマットレスを試した上で、さらに睡眠の質を追求したい人におすすめ。
5:用途
ベッドの上に置くのか、床の上に置くのか、また、どれくらいの広さの部屋に置いて、どんな体型の人が何人で使用するのか……など、使用用途に合わせて選ぶことが大切です。6:寝姿勢
人それぞれ、寝姿勢の癖が異なります。仰向け、横向き、うつ伏せなど、自分の寝姿勢に合わせて選びましょう。7:素材
素材によってそれぞれ特長が異なります。例えば、ファイバーはウレタンに比べて、通気性に優れています。しかし、ウレタンのもっちりと体を支える感覚が好きな人も多いと思います。また、ウレタンは面で体を支えるのに対し、ポケットコイルは点で体を支えるので、こちらも寝心地の好みが分かれます。自分の好みにあった素材を見つけることが重要です。深い眠りにつくためのマットレスのポイント
体が安定し、スムーズな寝返りを打つことのできるマットレス選びのポイントを6つご紹介します。1:体圧分散性
体には凹凸があり、寝姿勢では頭や肩甲骨、腰、足の4か所に体重が強くかかります。特に腰に圧がかかりやすいので、体圧が分散され、腰が落ちすぎない構造のマットレスを選びましょう。2:反発性、弾力性
反発性や弾力性の高いものは、理想的な姿勢が維持しやすく、寝返りが打ちやすい傾向にあります。また、体格のいい人や腰痛や肩こりが気になる人も高反発のマットレスがおすすめ。もし、小柄な人で包み込まれるような寝心地が好みであれば、柔らかめを選んでも問題ありません。3:洗いやすさ
きれい好きな人や、汚れやすい環境で使用する場合は、シャワーなどで洗えるマットレスがおすすめです。特にファイバーマットレスは洗いやすく、乾きやすいので衛生的。ウレタンマットレスは、洗う際にちぎれないように気をつけましょう。4:放湿性、適温性
人は眠っている間に、たくさんの汗をかきます。マットレスの放湿性が悪いと湿気が溜まるので、発汗の循環がスムーズにいかず、深い眠りの妨げになることも。また、適温で眠ることで睡眠の質が上がります。5:リラックスできるか
睡眠には、筋肉を休め、日中溜まった血液や老廃物を流して疲れを取り、リラックスする目的があります。また、足を上げて眠ることで血流循環が約150%高まり、疲労回復、むくみ軽減の効果が期待できます。6:呼吸のしやすさ
マットレスの構造によって睡眠時の呼吸のしやすさが異なります。一般的に、中央から肩に向かって段階的に反発力が高いマットレスは、肩が内側に入り、呼吸がしやすくなると言われています。実際に横になって、自分に合っているかを確認しましょう。店頭で試す際に見るポイント
店頭で試して、自分に合うマットレスを見つけるための、チェック項目を4つご紹介します。1:横になった際の腰の沈み具合、圧迫感
まず実際に寝てみて、硬い、柔らかい、体が楽、体が痛い、腰が突っ張る、圧迫感がある、寝やすい、などの快適さを確認しましょう。2:1分後の沈み方
横になった直後だけでなく、しばらく経っても体に負担がかからず、よく眠れそうかも大切です。特に腰の沈み具合や体への密着感を確認してください。3:態勢を変えても沈み具合や圧迫感がないか
実際に寝返りを打ってみたり、横向きやうつ伏せの姿勢になったり、体の安定感や圧迫感も確認しましょう。マットレスの上でスマホを使用する機会の多い人は、その場でスマホを使用する時の姿勢も試してみましょう。4:枕との相性
マットレスと枕の相性も大切です。マットレスを試す時に使った枕と、自分の枕の高さや形状、硬さなどの違いを踏まえた上で選んでください。また、マットレスを試した時に使った枕の寝心地が良ければ、一緒に購入するのもおすすめです。マットレスが長持ちする使い方、お手入れ方法
自分に合ったお気に入りのマットレスを見つけたら、快適に長く使いたいもの。ちょっとしたケアで長持ちするので、試してみてください。定期的に天日干して乾燥させる
2~3か月に一度を目安に、直射日光の当たる場所で定期的に干しましょう。 干すことで湿気やニオイを取り除くことができます。頭部と足元を入れ替える
同じ向きで使用していると1か所だけが傷みやすいので、2~3か月を目安に、マットレスの上下を入れ替えてください。両面使用可能なマットレスの場合は、表裏の入れ替えも行うとさらに長持ちします。ベッドパッドの活用
ベッドパッドには様々なタイプがありますが、硬めのマットレスやスプリングの寝心地を調整してくれるベッドパッドと、マットレスへの汗染みやニオイを防いでくれる汗取りパッドを合わせて使用するのがおすすめです。寝心地を調整するパッドは洗濯できないものが多いので、その上に、洗濯機で丸洗いできる汗取りパッドを敷くと衛生的です。洗えるマットレスを使用する
ポリエチレンという素材を編み込んで作られたファイバーマットレスは、汗や湿気を吸いにくいだけでなく、自宅のシャワーで丸洗いすることができるので、とても衛生的。通気性もよく、ダニやカビが発生しにくいという特徴も。ハウスダストに悩んでいる人や、アレルギーを持っている人にもおすすめです。マットレスの寿命は?
せっかくお気に入りのマットレスを見つけも、使っているうちに凹んでへたってしまい、体に合わなくなることも。寿命はあくまでも目安なので、使用感の変化を感じたら買い換えてください。ボンネルコイルマットレス、ポケットコイルマットレス…10年
スプリング系のボンネルコイルやポケットコイルは寿命が約10年程度と耐久性が高い特徴があります。バネのへたりやきしみを感じ、クッション性がなくなってコイルが体に当たるようになったら交換しましょう。高反発ウレタン…8年
高反発なものほど長持ちする傾向にあります。購入時よりも柔らかくなり、反発力を感じなくなったら交換時期です。低反発ウレタン…5年
柔らかい寝心地のマットレスは、他の素材よりも寿命が短い場合が多いです。マットレスの凹みが気になったら買い換えましょう。ファイバーマットレス…6~8年
マットレスの凹みや、購入時よりも硬さが気になるようになったら交換しましょう。ラテックスマットレス…10年
購入時よりも弾力がなくなり、寝起きに体が痛くなるようになったら交換時期です。マットレスの豆知識
様々なマットレスの特徴や選び方をご紹介しましたが、最後に、マットレスと布団の違いや、マットレスの処分方法についてご紹介します。マットレスと布団の違い
そもそも、マットレスと布団のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
マットレスのメリットとデメリット
基本的には置いたままでいいので手間がかからず、高さがあるため床の冷えが伝わりにくく、ほこりを吸い込みにくい。また、足腰に負担をかけずに起き上がれるのがメリットです。部屋のスペースを有効活用できるように、折りたためるタイプのマットレスもあります。ですが、布団よりも価格が高いことが多く、処分が大変な面も。
布団のメリットとデメリット
持ち運びが簡単なので、好きなスペースで眠ることができ、使用しない時は収納可能。また、手軽に天日干しができるので、気持ちよく眠ることができます。ですが布団を収納するスペースが必要で、毎晩上げ下ろしするが大変という面も。さらに寝心地が硬いことが多く、低い位置で眠るので、ほこりを吸い込みやすいのがデメリットです。