安眠するには枕は欠かせない!肩こりやいびきの解消にも役立つ

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寝具の選び方

安眠するには枕は欠かせない!肩こりやいびきの解消にも役立つ

快眠・安眠
「何で夜中は眼が冴えるのに日中だと眠くなるの?」 「眠れる人と眠れない人の差って何なんだろう」 ベッドに入ると眠れなくて一晩中ずっと起きている事は誰しも経験のあることです。 しかし、安眠しようにもどうしたらいいのか分からないという方がほとんど。ネットには多くの対策方法が書かれていますが、どれから試したらいいのか分からないですよね。 そんな方におすすめしたいのが、枕を調整、変えてみるという方法。 今回は、安眠できない理由と根本的な原因、そして不眠を解決する身近な枕を紹介します。 この記事を読めば、安眠できるようになり、肩こりやいびきの原因も解決できますよ!

1.安眠したいと思っている人は多い!

不眠症は生活習慣病の1つとされ、睡眠専門医に相談される方も多くいます。 日本人は世界的に見ても睡眠時間が短いとされ、慢性的な寝不足なのです。※1 朝起きられないと遅刻する恐れもありますし、授業中や会議中に居眠りしてしまうと先生や上司に怒られたり、信用も失ってしまいます。 日本では居眠りすることを「甘えだ」「サボりだ」の一言で片づけられてしまう事が多いですが、眠れないとうつ病の恐れもあるので早め早めの検診が必要なのです。※2 こういった背景もあり、安眠して睡眠の満足度を上げたいという方は多くいます。 うつ病の他に糖尿病など、さまざまな生活習慣病を引き起こす恐れがあり、「眠気なんて気合入れればなんとかなる!」とは決して思わずに、すぐに睡眠の専門医に相談しましょう。※3

2.安眠できない理由は何?

安眠できない理由はかなり多くあり、例を挙げると以下のようなものがあります。
  • 基礎代謝の低下
  • 寝室が高温多湿
  • 物音や光の刺激に敏感
  • 仕事や人間関係のストレス
  • 寝る前のパソコンやスマートフォン
基礎代謝を上げるには適度な運動や筋トレ、カプサイシンなど辛い物を食べれば体が温かくなります。 あとは寝室を快適な温度に調整したり、お風呂の時間を調整したりすることで寝つきやすくすることは可能です。

2-1.睡眠環境が整っていない

安眠するには快眠アロマや寝つきが良くなりやすい食材を摂取するなどありますが、あまり自分に合わなかったということも珍しくありません。 そうなると、安直に睡眠薬に手を出す人も中にはいますが、この方法はあまりおすすめできません。睡眠薬は、依存してしまうこともあり、最悪の場合は死にいたることも。 他にも、明日のことが不安で眠れなかったり、スマホの見すぎで生活リズムが狂ったりと寝るための環境が整わない状況にあることも原因の1つとされています。※4 原因が明確になっている場合は、その原因を解消することが第一優先です。

2-2.枕などの寝具が合っていない

安眠できない原因のひとつに寝具が自分の体に合っていないということが挙げられます。 暖かさはもちろん、吸水性や調湿性など、見るべきポイントは多いです。それぞれ合っていないと、安眠できず睡眠の質が下がってしまいます。 寝具が合っていないと体を痛めることもあり、睡眠時間以外にも支障をきたすので注意してください。 とはいえ、寝具をマルっと変えるのはなかなか勇気がいりますよね。 寝具と聞くと布団やマットレスを想像する方が多いですが、マットレスなどは値段も高く、失敗したときの代償が大きいです。そのため、マットレスより枕を変えることをおすすめします。 枕であれば、比較的安価に変えることができ、時間もかかりません。効果もかなり見込めるので、費用対効果は抜群ですよ!

3.安眠するには枕を変えるところから始めよう!

前述したように、安眠するためには枕を変えることから始めるのがおすすめです。 枕が変わると眠れないという人がいるように、睡眠に大きく影響しています。 枕は素材や固さ、高さなど見るべきポイントが多いです。特に枕の高さはかなりの違いを感じることができるでしょう。 いびきをかくことが多いという方は、高さを変えるだけでも解消できたりします。 出張や旅行先で疲れていても使い慣れていないホテルの枕では、全く眠れない人も多くいます。 逆を返せば、枕が自分の理想通りであればぐっすりと眠れるということに。 一説によると枕が変わることで眠れないのは、人が狩りをしていた頃の名残で、普段と違う感じがすると「もしかして襲われるのではないか?」と脳が勘違いして無意識に危機感を抱いてしまうことに関係するそうです。 こうなると興奮して眠れなくなり、結果として不眠気味になってしまいます。※5 もちろん現代では安全は確保されているので、枕が変わることにより、いつもと違う不快感で眠れなくなるが一般的です。 使い慣れた枕、よく眠れる枕がどのような高さで、どのような素材を使っているのかなどは知っておきましょう。 適切な枕を使えば安眠がしやすくなります。

4-1.いびきの解消にも枕は大切

いびきは不眠の原因になることも多く、侮れない現象です。 自分のいびきの音で起きてしまうこともありますが、問題なのは呼吸が止まりやすい状態にあるということ。 いびきも酷くなると睡眠時無呼吸症候群などを引き起こすので注意が必要です。いびきの恐さは「女性はいびきに悩んでる?かきやすい人の特徴と対策」の記事で解説しています。 いびきをかいてしまうのは枕の高さが合っていない可能性があり、上気道を狭めてしまっているのが原因かもしれません。 一般的には仰向けがいびきをかきやすい寝姿勢とされ、いびきを抑制できる横向き寝が推奨されています。

4-2.肩こりは枕が原因の可能性もある

いびきと同様に肩こりも枕が原因の可能性があります。 特に寝返りを打たない方は寝ている間、同じ姿勢だと同じ筋肉が圧迫され、肩こりの原因になってしまうのです。※6 あまり知られていませんでしたが、最近では、そんな方のために磁気がついた枕が開発、販売されています。 枕が原因だということが徐々に広まりつつありますね。もちろん、必ず磁気が入っている必要はなく、うなじ部分と布団の隙間を埋めてくれるような枕にするだけで大きく解消されることもあります。

5.安眠できる枕はどれ?

いろいと解説してきましたが、「結局安眠できる枕はどれなの?」と思う方も多いでしょう。 結論、個人によって安眠できる枕は異なります。できれば、枕の形が自分の頭にフィットするような枕が理想です。 口コミなども参考にしながら、ぜひ、ピッタリの枕を選んで見てくださいね。 安眠するためには手軽に変えることができて、効果を感じやすい枕を変えることがおすすめです。 枕を変えるだけで安眠できるのであれば試してみる価値はあるでしょう。 最後に今回の記事をまとめておきます。
  • 安眠できない理由は「睡眠環境」の他に寝具が合っていないことが考えられる
  • 安眠のために寝具で変えるべきは枕
  • 枕を変えるだけで、いびきや肩こりの解消もできる
前述したように、不眠は生活習慣病のひとつで放っておくと、うつ病や糖尿病など重篤な病気になる恐れがあるので、早急に手を打つ必要があります。 まずは枕を変えるなどして、睡眠習慣を見直してみましょう。それでも違和感がある場合は、病院での受診も検討することが大切です。
【参考】 ※1 睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp) ※2 うつ病と不眠症の相関関係 |河東 極|産業保健コラム|独立行政法人 労働者健康安全機構 愛媛産業保健総合支援センター (johas.go.jp) ※3 睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp) ※4 眠り方のお国事情、日本人は短め アプリで明らかに - BBCニュース ※5 第82回 枕が変わると眠れない、意外と大きな影響と対策 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp) ※6 首・肩などの筋肉のコリやストレスが痛みを招く「緊張型頭痛」とは | NHK健康チャンネル
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寝ても寝ても眠いのはなぜ?一日中眠くなってしまう原因と対策を解説

睡眠コラム

「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...