「睡眠アプリって実際にどうなの?」
「使おうにもアプリが多すぎて選べない」
そんなことを感じている方は多くいます。確かに、睡眠アプリは種類が多く、それぞれどう違うのかが分かりにくいですよね。いざ使おうと思っても、思っていたものと違っては意味がありません。そこで、今回は本当に使える睡眠アプリの選び方をご紹介します。
1.睡眠アプリを使うとどんなメリットがあるの?
まずは、睡眠アプリを使うとどんなメリットがあるのかを見てみましょう。
メリットは大きく5つあります。
1.睡眠の質が上がる 2.睡眠中の観測ができる 3.最適な起床時間に起きられる 4.自分の睡眠のサイクルが分かる 5.第三者目線で睡眠習慣の振り返りができる
総じて睡眠の質が上がり、自分の睡眠についてしっかりと知ることができるようになります。今まで気付かなかったことにも気付けるのは大きなメリットでしょう。
1-1.睡眠の質が上がる
自分の睡眠習慣について見直すことで、睡眠の質を上げることができます。睡眠アプリを使っただけでは質は上がりませんが、見直して改善することで徐々に睡眠の質は上がっていくでしょう。
最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえば長期的に恩恵を受けられるのは嬉しいポイント。仕事の質が上がったり、日中活動的になったり、得られることは多いです。
1-2.睡眠中の計測ができる
睡眠中のことを思い出そうとしても、見ているわけではないので思い出すことができません。しかし、睡眠アプリを使えば、第三者目線で自分の睡眠中の計測をすることができます。普段知れないことを知れるので、新しい発見もあるでしょう。
どんな睡眠サイクルなのか、どのタイミングで目が覚めやすいのかなど自己分析がしやすくなります。傾向に合わせて対策をすることができるので、効率的に改善ができるのです。
1-3.最適な起床時間に起きられる
十分な時間寝ているにも関わらず、朝起きるのが辛いという経験がある方も多いですよね。それは起床時間が合っていない可能性があります。正確に言えば、起きるタイミングがズレているのです。人はレム睡眠時に起きることができれば、スッキリと目覚めやすくなります。
ただ、レム睡眠がいつなのかを知ることは難しいです。睡眠アプリを使えば、レム睡眠のタイミングでアラームをかけることができるようになります。 すると、スッキリとした目覚めになるというわけです。
1-4.自分の睡眠のサイクルが分かる
最適な起床時間に繋がりますが、睡眠アプリを使うことで、自分の睡眠サイクルを知ることができます。睡眠サイクルを知ることで、起きる時間をしっかりとコントロールすることができれば、朝の辛さもなくなるのです。
また、起きたい時間から逆算することで、睡眠時間がとれない際も快適な睡眠時間を送ることができるようになります。しっかりとレポートで見直しましょう。
1-5.第三者目線で睡眠習慣の振り返りができる
第三者目線で自分の睡眠習慣を振り返ることができるのは大きなメリットです。データを集めれば集めるほど、正確なことが分かるので続けることが大切になります。
年間を通して振り返れば、季節や天候によって睡眠の質に変化があることも分かるでしょう。データが溜まり、時間が経ってから睡眠習慣を見直すことで、普段気付かずにやっている行動なんかも見直すことができます。
2.睡眠アプリで計測できるのはどんなこと?
睡眠アプリで計測できる項目は主に以下の3点が多いです。
●睡眠時間 ●就床、起床時間 ●睡眠効率(レム・ノンレム睡眠)
もちろん、睡眠アプリによって細かい部分は変わるので、それぞれ調べてみましょう。
2-1.睡眠時間
睡眠時間は基本中の基本です。日中の活動のメモと一緒に見直すことで、本当に必要な睡眠を知ることができます。実は短い睡眠時間でも問題なかったり、十分だと思っていた睡眠時間でも足りなかったりと、漠然と決めていたことをデータに基づいて決めることができるようになります。
2-2.就床、起床時間
就床、起床時間は布団に入っても眠れない、朝起きるのが辛いという方は特に注意して見るべき点です。どうしてすぐに眠ることができないのか、なぜ朝起きてすぐに布団から出られないのかなど振り返ることができます。
2-3.睡眠効率(レム・ノンレム睡眠)
睡眠効率はしっかりと睡眠の質が保たれているのかを知れて、改善していく上で役立つ情報です。深い眠りに入れない要因などを探す手掛かりにもなるでしょう。
3.睡眠アプリではいびきも計測できた方が分かることが多い
先述した3つの計測項目は、睡眠アプリであれば基本的には計測できるようになっています。しかし、もっと深く睡眠について知りたいのであれば、先述した3つに加えて「いびき」の計測があるのが望ましいです。
自分がいびきをかいているかは自分だけでは分からないですし、他の人に観察してもらうのも現実的ではありません。起きた際の喉のイガイガの原因になることもあり、睡眠以外の健康面でも重要な指標になるでしょう。睡眠時無呼吸症候群などの可能性もあり、思いもよらぬリスクが潜んでいるかもしれません。自分では気付けないことだからこそ、睡眠アプリで計測する必要があるというわけですね。
できる限り、 ●睡眠時間 ●就床、起床時間 ●睡眠効率(レム・ノンレム睡眠) ●いびき の4つが計測できる睡眠アプリを選びましょう。4.自分に合った睡眠アプリを選ぶポイント3つ
睡眠アプリを選ぶ際にどんなポイントを見ればいいのかですが、ポイントは以下の3つを見れば問題ありません。
・使いやすいかどうか ・使っているOSに対応しているか ・欲しい機能があるかどうか(いびき、熟睡率、入眠音楽など)
せっかくインストールしたのに思うように使えないのはもったいないです。事前にポイントを絞って選ぶようにしましょう。4-1.使い方が簡単かどうか
睡眠アプリは1日使ったからといって睡眠傾向が分かるというものではありません。データを集めて自分の睡眠について知っていくというものです。そのため、使い続けられるかどうかがかなり重要。構造が複雑で使うのが億劫になってしまっては、データも集まりにくくなります。
4-2.使っているOSに対応しているか
睡眠アプリによって使えるOSが異なります。AndroidかiPhoneで分かれており、対応していないOSでは使うことができません。事前にサイトやストアで確認することができるので、自分のスマホに対応しているのかは見ておきましょう。
また、OSのバージョンも確認が必要です。基本的には新しいバージョンに対応しているようになっていますが、古いバージョンには対応していないアプリもあります。アプリの概要から確認できるので、インストールするタイミングでチェックが必要です。OSの対応を見るのと同時に、スマートウォッチに対応しているかどうかも見ておくと後々便利ですね。スマートウォッチを持っている方は忘れずに確認しておいてください。
4-3.自分が欲しい機能があるかどうか
睡眠のどんなことに悩んでいるのかを洗い出して、それに合った機能が睡眠アプリに備わっているかどうかも見ておくべきポイントです。いびきに特化しているのか、入眠に特化しているのか、睡眠アプリによって特色があります。欲しい機能をいくつかピックアップして、それらを基準に探すと失敗も少なくなるでしょう。優先順位を決めておくと、睡眠アプリを絞りやすいです。