[心理学×統計学] 診断実績3,000万回以上の自己分析ツール開発者だけが知るアイデアの閃き方とは!?

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SLEEPHACK 特集
皆さんは 「ディグラム診断」 をご存知ですか?ディグラム診断とは「心理学」と「統計学」が融合して生まれた最新の性格診断ツールです。ベースとなるのは、性格分析のための心理テスト「エゴグラム」。 第3弾では、そんなディグラム診断のメカニズムを編み出したディグラム・ラボ代表取締役、木原社長に、睡眠とクリエイティビティ溢れる発想力についてお聞きしました! ・発想力の源… ・ディグラム診断誕生秘話… ・メディアでの活動… ・睡眠とひらめき… 今回はこういったアイデアマンならではの貴重なお話を皆さんにお届けします。 読んでいるうちに皆さんにも素晴らしいアイデアが降りてくるかもしれません。 ■経歴

ディグラム・ラボ株式会社

代表取締役 木原 誠太郎

2001年、株式会社電通リサーチに入社し、リサーチプランナーとして多くのプロジェクトに参加。その後、Newhands、ミクシィ、電通を経て、2013年にディグラム・ラボ株式会社を設立。現在は統計学と心理学を掛け合わせた性格分析ツール「ディグラム」の研究およびビジネス展開を行っている。「はたらく女性のモヤモヤ診断」開発者。

【SLEEP HACKポイント】 ディグラム診断の誕生秘話 ー事業アイデアの閃きは睡眠時?ー

木原 誠太郎さん(以下 木原社長):仕事のことは24時間常に考えているのですが、日中活動している時にインプットとアウトプットを集中的に行い、寝ている時に【思考を整理する】というイメージでいつも寝ています。眠っている時はぐしゃぐしゃになったキャッシュを頭の中で整理している感覚なので、寝ている時の方が良いアイデアが浮かびやすいです。実はディグラム診断という事業を思いついたのも”眠っている時”なのですが、当時思いついた瞬間に奥さんを起こしてそのアイデアを記録してもらいました(笑)「良いアイデア思いついた!エゴグラムというものがあって、それに統計をかけるといいよね!」というふうに言っていたと思います(笑) こちらをキッカケにディグラム診断の骨格が生まれました。

『心理学×統計学を使った新たな性格診断!』

統計の専門家から性格診断の道へ

木原社長:元々僕はマーケティングリサーチの専門家であり、調査データの専門家です。 例えば、睡眠の話であれば、「不眠の人ってどんな人なのだろうか」とか、「○○に困っている人はどんな行動をするのだろう」とか、そういうものを性格分析だけじゃなくて、インサイトと呼ばれる”本音”であったり、このブランドを知っているのかと認知率を計ったりなど、統計リサーチの専門家として約20年間活動しています。 ―ものを測る人は本質的なものを見るー 木原社長:ディグラム診断を立ち上げたキッカケとしては、2010年ぐらいに僕は当時SNSの最大手であったmixiに勤めていました。その時に人が一番気にすることや、ソーシャルシェアするものとかは何かなと考えていて、その時一番盛り上がっていたのが『診断コンテンツ』でした。診断コンテンツは色々なものを作ったのですが、仲間と「本当に当たる心理テストはなんだろう」となり、確固たるものが見つかりませんでした。 僕の性格的に一つ決めたらやり遂げるので、その時から心理テストの勉強を始めました(笑)つまり、統計の専門家が心理テストの勉強を本気で始めたということです。元統計の専門家で、診断テストを作っているような人はあまりいませんでした。やっている人はいたかもしれないですけど、企業として行っている人はあまりいませんでした。 事業構築やサービス展開の中で、「エゴグラム」というものが一番当たると気づいたのです。その中で疑問に思ったことが「日本人の性格って、どのタイプの人が何%いるのだろう」という事でした。しかし、調べてもそれについての情報はありませんでした。 それで自分で調べようと思い立ったのがディグラム診断を作ろうと思ったきっかけです。 「心理学×統計」の2つを掛け合わせて日本人の性格を明らかにする!というものがディグラム診断の立ち位置です。この分布を作り出したのは僕たちが初めてだと思います。例えば「N型2」というのは女性っぽい性格で、やさしさがあって人の事を気にしてストレスが溜まっているタイプです。そういう人は何%くらい居て、向いている仕事は何かという事がすごく気になり、その時に思いついたものが「ディグラム診断」でした。 2013年に法人化してから現在まで、我々は何の意義を持ってやっているのかというと…。 ある時、飲み会や部下とのやりとりの中で、僕も含めてですけど「意外とみんな自分の事(性格)を分かっていないな」と思いました。 その時に「ディグラム診断のようなツールを作ったらビジネス的にも社会的にもすごく意義があるのではないか」と思ったのです。 そして、僕たちが掲げたのが「性格のミエル化」です。 おそらくこれからの時代は、自分の性格を分かっていないと仕事でも生き残れないし、結婚や恋愛においても重要になってくると思います。なので、そういった面で自己分析やセルフカウンセリングが必要になってきて、それらをやっている当人はとても面白いと感じるはずです。人の性格を診断することによって社会のためにもなります。「自分はこのためにデータの分析をしている」と思うようになったことが原動力になっています。

ディグラム・ラボの自社ホームページから20の質問を経て受けられるディグラム診断

「ディグラム診断×○○」で無限の可能性

木原社長:企業はライフステージに合わせて動いているのですが、僕らもそういう意味で言うと、データの専門家としてこれからの皆さんと寄り添えることは、その人たちがいつでも自分を振り返ることもできて、前を向けることもできる人生マップであり、人間ドッグのようなものだと思います。 僕たちの性格診断は”無限通り”作れるので、睡眠に関しても作れます。不眠に悩む人はどんな性格なのかも性格診断でわかるので、その人たちがどういう行動をとれば良いかということも分かります。しかし、僕たちは医者ではないので100%不眠を治すことはできませんが、確率で割り出すと「こういう人は危ない」といったように診断することはできます。 睡眠はストレスやメンタリティの部分が深く関わってくるので、そこを除去するだけでよく眠れると思います。性格診断は特効薬ではないですけど、『心のサプリメント』としてさらに作っていきたいです。その他にも、トヨタさんと車の販促で取り組みをしたり、アンファーさんと頭髪診断したり、JTさんとはタバコのマナーについてもやりましたし、「ディグラム診断」はどんな分野のものでも掛け合わせることができます。唯一出来ないものは”嘘をつく”という事です。統計の専門家なのでデータでダメなものはダメと出るので、ユーザーにとってはバリューがある事だと思います。 大体僕たちのところに来る方は困っている人が多いです。我々のビジネスは、BtoBとBtoC の2軸があります。BtoBの場合はクライアントさんの「物が売れない」という悩みに対して診断コンテンツを作ります。BtoCの場合には人生で悩んでいる方、占いに行くような方が利用しています。

メディアによる認知革命

ディグラム診断発展の道のり

木原社長:なぜかというとサービスを作った瞬間にタレントとしてテレビに出演して、事業がロケットスタートしたからです。 悩んだことは、「タレントとしての自分」と「社長としての自分」の人格についてです。(今もジレンマがあります) なので、テレビに出演した時にサーバーが何個も落ちるといった事が起きたので、サービスの認知に関する苦労はほぼありませんでした。 ただ、ロジックの開発についてはかなり苦労しました。診断ロジックが現在までにバージョン4まで変わっています。今の最新バージョンはかなり精度が高いのですが、ロジック1の時は診断してもあまりピンと来ない感じで、そのもどかしさは感じていました。チューニングの日々の繰り返しでした。 あと認知はすごく拡がったのですが、「ディグラム」という言葉の意味を理解してもらうことにも苦労しました。ディグラムという言葉は、”ディプスインサイトグラム”という深層心理をグラム単位で測るという意味で、僕の造語なのですが、商標は会社じゃなくて個人で持っています。なので、そういう意味では0からのスタートという苦労は非常にありました。 ディグラム診断を始めた頃は、他の統計の専門家から「ついに占いをはじめたのか」といったような事を言われたり、はずれ者のような感じもあり、テレビ側からしても異端児に見えるのでどのジャンルに当てはめればいいか分からないといった感じでした。でもこれらは苦労点ではありますけど、0スタートする人なら誰もが悩むような当たり前のことでもあると思います。 ディグラムの話で言うと、心理テストの源流は”エゴグラム”というところにあります。エゴグラムというのはエゴ(自我)をグラム単位で測るという事なのですが、我々はエゴでは無く、ディプスインサイト(深層心理)。つまり、自分でも気づいていない自分をグラム単位で測るというのを考え始めました。

ディグラム診断による20の質問のうちのひとつ。

ディグラム診断をどこに普及していきたいかというと基本全方位ですけど、最初にベンチマークしたのは「占い好きな人」です。つまり、自分のことで悩んでいる方です。普段のネタでもいいので吐き出させるようなものを作らないと、昔よりもSNSなどが発達している今の方が息苦しくなるだろうなと考えました。そこでセルフプロデュースがすごく大事になってきます。 ちなみに、僕はオフモードの時によく相談をうけるのですが、その時に曖昧な答えではなく適切に返したいと考えました。その時、今まで大手企業に向けてやってきたマーケティングを個人に向けてやったら良いじゃん!と閃き、悩み相談ツールとして発展させていきました。 ディグラム診断ツールを知っていることによって、人によっては食事の場所を相手に合わせて選ぶ事ができたりします。これがあるだけで自分の人生がより豊かになるので、知っているか知っていないかの情報格差が明確になってきます。

「診断コンテンツ」から「相談コンテンツ」への転身

木原社長:診断は結果的には問診票みたいなものなのですが、最近ディグラムに寄せられる一般の方の悩みは”診断した後にどうすればいいか”という事です。企業でもそうですが、診断した後の解決方法を出せるところが無いのです。例えば睡眠の話で言えば、「あなたは眠れないですね」と診断しても「じゃあどうすればいい?」というふうになってしまうので、「ストレスを溜めないように○○しましょう」といった様な解決方法を提案できると、その人の人生は前向きに動いていきますよね。そういう意味では、診断ではなく”相談できるもの”として道しるべを作ったり、その人の肩を押していきたいと思っています。

データ研究だけでなく、データの情報発信アンカーとしてメディア出演していく

木原社長:統計の専門家は分析能力には優れているのですが、コミュケーションやトークについては苦手な方が多いように思います。僕は「喋り」を多く使う事ができるので、こういった部分を伸ばしていきたいです。さらに具体的に言えばディグラム診断はメディアに乗って伸びてきたものなので、これからは劇的に変わっていく世の中でしっかり調査データをダイレクトに伝えていく存在になりたいです。さらには情報番組のコメンテーターなどでもデータ発信をしていきたいと考えており、事業をやりながらその分野も今後は展開していこうと考えています。

ディグラム診断で人の三大悩みをミエル化!

木原社長:人の三大悩みが分かってきました。まずは「自分の性格」「仕事」「恋愛・結婚」です。自分の性格を分析することは我々がやっているので、テーマごとにプライオリティをつけるとしたら「仕事」と「恋愛・結婚」です。結婚した後に相性が合わないことが発覚するミスマッチのケースや、仕事であれば就職した後に「どうしてこの企業に入ってしまったんだろう」と思ったり、そういった事を見える化して減らしていく事ができると思っています。 またディグラム診断は、きちんと科学としての線引きやストーリを客観的に作って行っています。 例えば、睡眠で悩んでいる人がいるとすれば、「睡眠で悩んでいる人がやるべきツールを作る」といった様に、「40歳の方の不眠の悩み」「失恋した時の不眠の悩み」という区別をすると課題解決に繋がります。 ディグラム診断を継続していると、自分の性格の変化に気づけます。75.5%の人が1年以内に性格が変わります。性格が変わる分岐点は、ライフステージの変化や気分が変わる時ですが、とくに「異性にフラれる」とめちゃくちゃ性格に変化が出ます。(自信喪失状態になるので…)では、その状態をもとに戻すにはどうしたらいいか?それはもう「心を無にするしかない」ですよ。あとは、時間をかける!。時間が解決するというのはあながち嘘ではないですね。時間や環境で変化が頻繁に起きますので、性格は血圧と似ていますね。(※あくまでイメージ)

2016年 木原社長が出版した「1400万人の新ディグラム性格診断」

ディグラム診断士の養成(ディグラム診断士協会を準備中)

木原社長:家元が僕みたいになってしまっているので、もっと各分野でのディグラム診断士を増やしたいと思っています。 実際にディグラムの講座を開催しているのですが、それを通じて「ディグラムの仲間」を作ることってかなり大事だなと実感しました。 なので、今後もっと精力的にディグラム診断士の普及活動をしていきたいと思っております。ディグラム診断のメソッドを活用すればさらに可能性が広がるものなので、ぜひディグラム診断の講座にもご参加頂き、興味のある方にさらに広げていきたいです。

木原さんの睡眠事情

自分の睡眠タイプを知ること

―無理に寝ようとしないー 木原社長:僕はCPAPを着けて寝ているのですが、いつも睡眠時間を測っていて、大体6時間半ぐらいです。30代後半になってから徹夜などは無くなりましたけど、忙しい時でも最低3〜4時間は寝ています。昼間に少し仮眠をとる時もありますが、オンタイムではあまり無いかもしれません。土日に仮眠を入れる時は、二人の子どもがいるので合間を縫って強制的に仮眠する時もあります。 40歳を過ぎてくると睡眠のアラートは勝手に体からくると思っていて、性格分析をやっているからなのかもしれませんが、自分のメンタルのアラートはすぐに分かります。睡眠が浅くなり、夜に寝ていても3時や4時頃に目が覚めてしまう事があるのですが、その時は無理に寝ようとせずに起きていることにしています。 ―寝具もメンタルもチューニングー 木原社長:枕や布団などは自分に合うようにチューニングします。あとはできる限り興奮している状況にならない様に、しっかり湯船には浸かって眠るようにしています。睡眠に対しての質はあまり気にしてはいないのですが、イライラした時や追い込まれている時の寝方については気になるものがあります。

最後に

キャンペーンの告知

ディグラム・ラボでは、株式会社メンタルヘルステクノロジーズと共同で、メンタルヘルス特化型の性格判断「ELPIS-メンタルチェック」を2019年にリリースいたしました。 メンタルバランスは常に環境や心境により変化します。メンタルチェックは自身のセルフチェックを行い、定点観測をする事により、従業員の置かれている精神分析をほぼ適格に診断する事によりケアを行う事ができます。 只今、キャンペーンにて1週間でもアカウント発行を行っておりますのでご気軽にお問い合わせ下さい! 問い合わせ先:t.suzuki@digram.co.jp(担当:鈴木) 「心理学」×「マーケティング」であなたの本音を解明する。 ディグラム診断はコチラ

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理想の寝姿勢とは?仰向け、横向き、うつ伏せ寝のポイントを徹底解説

睡眠コラム

最近は“睡眠時間”の大切さだけでなく“睡眠の質”に注目が集まっており、良質な睡眠を得るために、“理想の寝姿勢”を考える人が増えています。そこで、寝姿勢の種類やそれぞれのメリット・デメリット、理想の寝姿勢などをご紹介します。自分に合った寝姿勢や適切な寝具を選んで、快眠を目指しましょう! 寝姿勢とは? “寝姿勢”とは、寝ているときの姿勢のことで、主に、仰向け、横向き、うつ伏せなどがあります。寝姿勢が崩れている場合、肩こりや腰痛、首の痛みのほか、寝起きのだるさなど、翌日の体調に悪影響を及ぼすことも。反対に、背骨が自然な状態の寝姿勢で眠ると、効率的に疲労回復でき、背骨の歪みを整える効果が期待できます。 日中は、デスクワークの方も立ち仕事の方も、同じ姿勢を取り続けて身体に負担をかけていることが多いため、睡眠時には理想の寝姿勢で快眠を得て身体の不調を解消することが大切です。 また、睡眠には免疫力の向上や精神の安定、記憶の整理や定着などの効果もあるといわれており、快眠によって頭がクリアな状態にリセットされ、仕事や日常生活のパフォーマンス(生産性)向上が期待できます。 人生の3分の1を費やすといわれている睡眠。せっかくなら整った寝姿勢で睡眠の質を高め、効率よく疲労回復しましょう。 寝姿勢の種類とメリット&デメリット 寝姿勢は主に下記の3種類に分けられます。 仰向け寝 横向き寝 うつ伏せ寝 どの寝姿勢にもメリットとデメリットがあるため、入眠時は、ご自身が心地よく感じる寝姿勢で寝て問題ありません。 肝心なのは、熟睡している際の寝姿勢と寝返りの打ちやすさです。一般的に人は一晩で平均20~30回寝返りを打つといわれており、寝返りを打つことで体液循環や背骨の歪み調節など、身体をリセットしています。 それでは、各寝姿勢の概要とメリット・デメリットをそれぞれご説明します。 仰向けは、リラックスした状態の寝姿勢 仰向けは、日本人に多い“平たい体格の人”向き。背中全体で体重による圧力(体圧)を支えるので、身体への負担が少なく余分な力も入りません。また、手足を動かしやすく体液循環がよいことから、筋肉がこりにくいといわれており、猫背の改善や防止が期待できます。 「睡眠時に仰向け寝の時間が多いことは、寝心地の良さをあらわしている」とされているほど、最も安定・リラックスできる寝姿勢です。 ただし、尾てい骨を圧迫しやすく、反り腰の方は腰への負担が大きくなりやすいので、寝返りが打ちやすいマットレス選びが重要です。ほかにも、舌が重力で落ち込むため気道が塞がれやすく、横向き寝に比べるといびきにつながるといったリスクが挙げられます。 メリット 体液循環が良くて筋肉がこりにくい 体圧が均等に分散されて負担が少ない デメリット いびきにつながることがある 反り腰の方は腰への負担が大きくなりやすい 横向きは、いびき予防に有効な寝姿勢 横向き寝は、肥満や扁桃腺肥大等で気道が狭くなっている方向きの寝姿勢です。舌が落ち込むことによる気道の妨げが起きにくいため、“いびきをかきにくく呼吸がしやすい”特徴があります。 また、腰の角度を自由に調整できるため、腰に負担がかかりにくいです。個人差はありますが、左側を下にすると消化系の臓器などに負担がかかりにくいともいわれています。 ただし、身体とマットレスの接する面積が小さく、体圧による血流の滞りが起きやすいため、長時間横向き寝の状態が続くと筋肉のこりや冷えの原因に。特に一方向で寝続けた場合は、身体の歪みや肩・骨盤の圧迫による痛みも生じやすいため、スムーズな寝返りをサポートしてくれる寝具を選ぶ必要があります。 メリット 呼吸がしやすくいびきをかきにくい...

欠伸をする女性

寝ても寝ても眠いのはなぜ?一日中眠くなってしまう原因と対策を解説

睡眠コラム

「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...

寝ても寝ても眠いのはなぜ?一日中眠くなってしまう原因と対策を解説

睡眠コラム

「いくら寝ても頭がスッキリしない」「日中に眠くなるので仕事に影響が出てしまう」などの症状を誰しも一度は経験したことがあるかもしれません。十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中眠くなるのにはいくつかの原因があります。 この記事では寝ても寝ても眠いと感じる方のために、原因や対処方法を紹介します。病気や疾患が隠されている可能性があるので、早めに対策を取りましょう。 寝ても寝ても眠い原因とは? 寝ても寝ても眠気が取れない原因は、睡眠時間や質の低下、精神的・身体的ストレス、アルコールの影響、潜在的な疾患など様々な要因が関係していますが、大きく以下の4つに分類できます。 日常生活の問題 病気・疾患の問題 女性ホルモンによる影響 季節の変化 いくら寝ても日中に眠くなる症状は単なる睡眠不足だけでなく、うつ病や甲状腺機能低下症など、基礎疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。 ここからは、それぞれの分類について詳しくご紹介していきます。 日常生活の問題による影響 睡眠不足や環境による睡眠の質の低下により、日中に強い眠気を感じることがあり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。さらに精神的・身体的ストレスによって自律神経が乱れ、睡眠障害を引き起こすこともあるかもしれません。 具体的な要因についていくつか見ていきましょう。 日常的な睡眠不足 日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短い水準にあり、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多い傾向で約53.7%、次いで「6時間未満」が約37.9%となります。 しかし、個人差はありますが一般的に適切な睡眠時間は、成人で6〜9時間が推奨されており、睡眠不足とされる方が多くいるのが現状です。さらに睡眠不足が続くと、「睡眠負債(睡眠の借金)」と呼ばれる状態となり、目覚めが悪い、日中の眠気が強い、体調不良、イライラするなどの症状が現れます。 参考:良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと - e-健康づくりネット(厚生労働省) 睡眠不足による睡眠負債が続いた場合、日中に眠くなるのが当たり前のようになることも懸念点として挙げられます。 睡眠負債はまとめて一日たっぷり眠っただけでは解消できず、長期的な取り組みが必要です。睡眠負債は心身に悪影響を及ぼすため、早期に対策を立てるようにしましょう。 睡眠の質の低下 寝室の温度や湿度、照明、生活音などが適切でないと、質のよい睡眠を取れなくなります。例えば、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、睡眠リズムが作れず眠りにくくなります。また、明るい照明や外部からの騒音も、脳が刺激されて安定した睡眠を妨げる要因になるため要注意です。 さらに、寝具の状態が悪いと、体が十分に休めず朝起きても疲れが取れないため、日中に眠くなってしまう可能性があります。このように、睡眠環境は質のよい睡眠を得るために重要な要素となります。 心理的なストレス 心理的なストレスとは、生活上の出来事や環境の変化などによって引き起こされる心理的な緊張、不安、焦りなどの心の状態のことです。 心理的ストレスは自律神経系に大きな影響を及ぼし、睡眠不足の原因となることがあります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で入眠しやすくなりますが、ストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経系が優位になると、脳の疲労回復に重要なノンレム睡眠(深い眠り)の時間が減少するため、十分な休息が得られず翌日の眠気や集中力の低下につながってしまうのです。...