NEWS

ニュース

究極のリラックス姿勢で、脳が眠る、体が眠る フロートマットレス発売

究極のリラックス姿勢で、脳が眠る、体が眠る フロートマットレス発売

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、究極のリラックス姿勢を追求した「BRAIN SLEEP FLOAT MATTRESS(以下「ブレインスリープ フロートマットレス」)を新たに開発し、Makuakeプロジェクト第3弾として3月19日(金)より先行予約発売いたします。 ブレインスリープの叡智と最先端テクノロジーを厳選して結集させたピロー、コンフォーターに続き、ついに日本人の「眠れない日」を解消する、最高の睡眠を叶えるマットレスを開発いたしました。 さらに、3月31日(水)まで、全商品が試せるブレインスリープ初のPOP-UPストアを、体験型ストアのパイオニア b8ta Tokyo - Yurakucho 店にて出展します。 ブレインスリープフロートマットレス開発背景 <Makuakeにおけるブレインスリープの過去実績> 第1弾:2019年9月 脳が眠る枕「ブレインスリープピロー」 目標の1600%以上達成。 第2弾:2020年10月 眠りに集中する空間「ブレインスリープドームコンフォーター」目標の1900%以上達成。 第1弾、第2弾とも目標を大きく上回るご支援をいただいたブレインスリープ開発の寝具アイテムの第3弾として、睡眠にとって最も重要といえるマットレスを、満を辞して開発しました。 近年、働き方の多様化や生活習慣の変化、そしてコロナウイルスといった過去に経験したことのない大きなストレスによって、深く眠れない人が増えています。そのため、身体は休まっても脳は疲れたまま、緊張状態が続いています。 特に、一日中画面に向かったままパソコン仕事をしている人や、暇があれば常にスマホを見ている人は、膨大な情報が脳内に残ったまま翌日を迎えてしまっています。 翌朝すっきりとクリアな状態で目覚めるには、布団に入ってすぐに眠れるような寝つきの良さと、身体はもちろん、脳までリラックスできる深い眠りが大切なことから、マットレスの開発に至りました。 ブレインスリープフロートマットレスとは ブレインスリープフロートマットレスは「スタンフォード式最高の睡眠」の著者であり、ブレインスリープ社創業者 兼 最高研究顧問である西野精治監修により開発、脳が眠るための2つのテクノロジーである「究極のリラックス姿勢」と「寝床内温度コントロール」を取り入れた、最高のコンディションを生み出すマットレスが完成しました。 ブレインスリープピロー同様、カバーも中材も家庭で簡単に洗濯でき、洗練されたデザインとサスティナブルな素材にこだわることで、地球にも家族にも優しく、クリーンな寝室を過ごすことができます。また、ベッドや床に接する面を硬めに設計しているため、ご使用中のマットレスの上でもフローリングや畳に直接敷いても使用でき、コンパクトに収納できる三つ折りタイプです。 ブレインスリープピロー、ブレインスリープコンフォーターと併用することによる相乗効果で、最高の睡眠環境を整えることができ、最高の睡眠を叶えることができます。 ブレインスリープフロートマットレスを構成する2つの最先端テクノロジー ■三次元構造体がつくる「中立姿勢」 宇宙飛行士は声を揃えて「宇宙での寝心地は、地上よりも快適だ」と言います。 人が宇宙空間で自然な体制を取ると、自然と肩が内側に入り、脚が上がった体勢になり、これは、体に最も負担の少ない姿勢だとされています。 この姿勢を再現するのがブレインスリープの独自開発技術、フロートテクノロジーです。...

究極のリラックス姿勢で、脳が眠る、体が眠る フロートマットレス発売

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、究極のリラックス姿勢を追求した「BRAIN SLEEP FLOAT MATTRESS(以下「ブレインスリープ フロートマットレス」)を新たに開発し、Makuakeプロジェクト第3弾として3月19日(金)より先行予約発売いたします。 ブレインスリープの叡智と最先端テクノロジーを厳選して結集させたピロー、コンフォーターに続き、ついに日本人の「眠れない日」を解消する、最高の睡眠を叶えるマットレスを開発いたしました。 さらに、3月31日(水)まで、全商品が試せるブレインスリープ初のPOP-UPストアを、体験型ストアのパイオニア b8ta Tokyo - Yurakucho 店にて出展します。 ブレインスリープフロートマットレス開発背景 <Makuakeにおけるブレインスリープの過去実績> 第1弾:2019年9月 脳が眠る枕「ブレインスリープピロー」 目標の1600%以上達成。 第2弾:2020年10月 眠りに集中する空間「ブレインスリープドームコンフォーター」目標の1900%以上達成。 第1弾、第2弾とも目標を大きく上回るご支援をいただいたブレインスリープ開発の寝具アイテムの第3弾として、睡眠にとって最も重要といえるマットレスを、満を辞して開発しました。 近年、働き方の多様化や生活習慣の変化、そしてコロナウイルスといった過去に経験したことのない大きなストレスによって、深く眠れない人が増えています。そのため、身体は休まっても脳は疲れたまま、緊張状態が続いています。 特に、一日中画面に向かったままパソコン仕事をしている人や、暇があれば常にスマホを見ている人は、膨大な情報が脳内に残ったまま翌日を迎えてしまっています。 翌朝すっきりとクリアな状態で目覚めるには、布団に入ってすぐに眠れるような寝つきの良さと、身体はもちろん、脳までリラックスできる深い眠りが大切なことから、マットレスの開発に至りました。 ブレインスリープフロートマットレスとは ブレインスリープフロートマットレスは「スタンフォード式最高の睡眠」の著者であり、ブレインスリープ社創業者 兼 最高研究顧問である西野精治監修により開発、脳が眠るための2つのテクノロジーである「究極のリラックス姿勢」と「寝床内温度コントロール」を取り入れた、最高のコンディションを生み出すマットレスが完成しました。 ブレインスリープピロー同様、カバーも中材も家庭で簡単に洗濯でき、洗練されたデザインとサスティナブルな素材にこだわることで、地球にも家族にも優しく、クリーンな寝室を過ごすことができます。また、ベッドや床に接する面を硬めに設計しているため、ご使用中のマットレスの上でもフローリングや畳に直接敷いても使用でき、コンパクトに収納できる三つ折りタイプです。 ブレインスリープピロー、ブレインスリープコンフォーターと併用することによる相乗効果で、最高の睡眠環境を整えることができ、最高の睡眠を叶えることができます。 ブレインスリープフロートマットレスを構成する2つの最先端テクノロジー ■三次元構造体がつくる「中立姿勢」 宇宙飛行士は声を揃えて「宇宙での寝心地は、地上よりも快適だ」と言います。 人が宇宙空間で自然な体制を取ると、自然と肩が内側に入り、脚が上がった体勢になり、これは、体に最も負担の少ない姿勢だとされています。 この姿勢を再現するのがブレインスリープの独自開発技術、フロートテクノロジーです。...

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに  2021年版 “睡眠偏差値®”発表

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに 2021年版 “睡眠偏差値®”発表

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象に、個々の睡眠習慣など睡眠状態を直接的に判定する項目のみならず、生産性やストレスの程度、また睡眠時無呼吸症候群 (SAS)のリスクなど、を調査した「睡眠偏差値」2021年版を、2020年に引き続き実施しました。 今後この調査結果を活用し、睡眠が不安定になりやすい昨今の状況を踏まえ、睡眠の課題を解消すべく様々な活動を行っていきます。 【調査結果サマリー】 ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2021年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 ① 日本の平均睡眠時間の変化 ② 在宅勤務の頻度と睡眠の質の関係性 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 ④ 業種年代別の睡眠偏差値の傾向 ⑤ 睡眠偏差値の都道府県別ランキング ① 日本の平均睡眠時間:破綻傾向だった睡眠負債は改善傾向に ブレインスリープの昨年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間27分となっていました。これは、世界一睡眠時間が短いとされたOECD発表のデータよりもさらに55分も短い結果でありました。今年の調査の結果、日本の平均睡眠時間は6時間43分と、昨年より16分長くなっていることが分かりました。 大きな改善の一歩を踏み出した日本の睡眠時間ですが、OECD加盟国の平均睡眠時間は8時間25分と、今年の日本の平均睡眠時間と比べると、その差はまだ1時間42分もあります。また最低睡眠時間として推奨される睡眠時間7時間を超える人は全体の40%に留まりました。 今後、さらに日本の平均睡眠時間が延びるよう、ブレインスリープとして、最低限の睡眠時間を確保することの重要性を積極的に発信し、啓蒙活動を続けて参ります。 ② 在宅勤務と睡眠の質の関係性:変則的な働き方が睡眠の質を低下させる可能性 新型コロナウイルスは人々の生活に大きな変化をもたらしましたが、働き方も同様で、特に「在宅勤務」という新たな勤務形態が急速に広まったことが大きな特徴となりました。2020年4月にブレインスリープが行った調査では、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がった結果、生活全体が後ろ倒しの夜型傾向になり、生活リズム・睡眠リズムが乱れ、睡眠の質の低下が見られましたが、今回の調査では、「在宅勤務」と関係して、睡眠の質に新たな傾向が見られました。 在宅勤務の有無・頻度と睡眠の質の関係性を分析した結果、「ほぼ毎日在宅勤務を行っている人」と「在宅勤務を全くしたことがない人」の睡眠の質が、他の勤務形態の人の睡眠の質と比べて有意に高いことがわかりました。特に、睡眠の質が最も悪いのは「週に1~2回在宅勤務を行っている人」であり、この結果は在宅勤務の有無そのものではなく、毎日一定のリズムで生活ができているかどうかが睡眠の質にとってより重要であることを示唆していると考えられます。 * エラーバーは標準誤差を表示 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 前節でもみたように、新型コロナウイルスは2020年以降世界中で猛威を振るい、人々の生活スタイルも大きく変え、睡眠にも大きな影響を与える結果となりました。一方で、人々の睡眠状態の違いが、コロナ禍における体調変化と強く関係する可能性があることが、今回の調査から分かってきました。2020年1月~2021年1月末の期間、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスにより体調不良があった/体調不良を感じた人とそうでなかった人で睡眠偏差値を比較すると、体調不良を感じた人の方が有意に睡眠偏差値が低い結果となりました。特に、新型コロナウイルスの疑いがあった人、その中でもホテル療養を行った人の睡眠偏差値がとりわけ低い結果となりました。今回の睡眠偏差値はあくまで現時点の数値を測定するものであり、過去1年間の体調不良と睡眠偏差値の間の因果関係を示すものではありませんが、体調不良があった/体調不良を感じた人は免疫力が低下しており、それが睡眠の問題に起因しているために睡眠偏差値が低くなっている可能性があると考えられます。 ④...

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに 2021年版 “睡眠偏差値®”発表

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象に、個々の睡眠習慣など睡眠状態を直接的に判定する項目のみならず、生産性やストレスの程度、また睡眠時無呼吸症候群 (SAS)のリスクなど、を調査した「睡眠偏差値」2021年版を、2020年に引き続き実施しました。 今後この調査結果を活用し、睡眠が不安定になりやすい昨今の状況を踏まえ、睡眠の課題を解消すべく様々な活動を行っていきます。 【調査結果サマリー】 ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2021年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 ① 日本の平均睡眠時間の変化 ② 在宅勤務の頻度と睡眠の質の関係性 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 ④ 業種年代別の睡眠偏差値の傾向 ⑤ 睡眠偏差値の都道府県別ランキング ① 日本の平均睡眠時間:破綻傾向だった睡眠負債は改善傾向に ブレインスリープの昨年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間27分となっていました。これは、世界一睡眠時間が短いとされたOECD発表のデータよりもさらに55分も短い結果でありました。今年の調査の結果、日本の平均睡眠時間は6時間43分と、昨年より16分長くなっていることが分かりました。 大きな改善の一歩を踏み出した日本の睡眠時間ですが、OECD加盟国の平均睡眠時間は8時間25分と、今年の日本の平均睡眠時間と比べると、その差はまだ1時間42分もあります。また最低睡眠時間として推奨される睡眠時間7時間を超える人は全体の40%に留まりました。 今後、さらに日本の平均睡眠時間が延びるよう、ブレインスリープとして、最低限の睡眠時間を確保することの重要性を積極的に発信し、啓蒙活動を続けて参ります。 ② 在宅勤務と睡眠の質の関係性:変則的な働き方が睡眠の質を低下させる可能性 新型コロナウイルスは人々の生活に大きな変化をもたらしましたが、働き方も同様で、特に「在宅勤務」という新たな勤務形態が急速に広まったことが大きな特徴となりました。2020年4月にブレインスリープが行った調査では、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がった結果、生活全体が後ろ倒しの夜型傾向になり、生活リズム・睡眠リズムが乱れ、睡眠の質の低下が見られましたが、今回の調査では、「在宅勤務」と関係して、睡眠の質に新たな傾向が見られました。 在宅勤務の有無・頻度と睡眠の質の関係性を分析した結果、「ほぼ毎日在宅勤務を行っている人」と「在宅勤務を全くしたことがない人」の睡眠の質が、他の勤務形態の人の睡眠の質と比べて有意に高いことがわかりました。特に、睡眠の質が最も悪いのは「週に1~2回在宅勤務を行っている人」であり、この結果は在宅勤務の有無そのものではなく、毎日一定のリズムで生活ができているかどうかが睡眠の質にとってより重要であることを示唆していると考えられます。 * エラーバーは標準誤差を表示 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 前節でもみたように、新型コロナウイルスは2020年以降世界中で猛威を振るい、人々の生活スタイルも大きく変え、睡眠にも大きな影響を与える結果となりました。一方で、人々の睡眠状態の違いが、コロナ禍における体調変化と強く関係する可能性があることが、今回の調査から分かってきました。2020年1月~2021年1月末の期間、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスにより体調不良があった/体調不良を感じた人とそうでなかった人で睡眠偏差値を比較すると、体調不良を感じた人の方が有意に睡眠偏差値が低い結果となりました。特に、新型コロナウイルスの疑いがあった人、その中でもホテル療養を行った人の睡眠偏差値がとりわけ低い結果となりました。今回の睡眠偏差値はあくまで現時点の数値を測定するものであり、過去1年間の体調不良と睡眠偏差値の間の因果関係を示すものではありませんが、体調不良があった/体調不良を感じた人は免疫力が低下しており、それが睡眠の問題に起因しているために睡眠偏差値が低くなっている可能性があると考えられます。 ④...

ブレインスリープ×NTT東日本 「睡眠」においてAIを活用したデータ利活用で共創

ブレインスリープ×NTT東日本 「睡眠」においてAIを活用したデータ利活用で共創

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下「NTT東日本」)は、睡眠におけるデータ分析基盤の構築および睡眠障害診断のAI予測に関する実証実験を共同で開始いたしました。今後はさらにパートナーシップを強化し、ブレインスリープが持つ最先端の睡眠医学の知見とNTT東日本がもつ最先端のICT技術を双方に持ち寄り、様々なパートナー企業を巻き込みながら、日本の睡眠課題の解決を目指していきます。 共創の背景 日本はOECD※1加盟国の中で睡眠時間が最も短く、かつそれが年々短くなる傾向にあることが知られています。 近年、問題視される言葉になった「睡眠負債」という、日々の睡眠時間の短縮が本人の気付かないうちに蓄積され、それにより、日中の集中力低下、精神状態の悪化、生活習慣病を含む様々な疾病リスクの増大などの多くの悪影響を及ぼすことが分かっています。企業においても、睡眠不足および睡眠障害によって、従業員の労働生産性の低下や経営効率の低下を招いています。 このように「睡眠負債」が大きな問題を引き起こす一方で、睡眠課題を解決する医学的・科学的エビデンスに基づいたソリューションはまだまだ社会実装が進んでいない状況にあります。 このような背景を踏まえ、日本の睡眠課題の解決を行っていくために、医学的・科学的エビデンスに基づいたソリューションで睡眠革命を起こし、脱・睡眠負債を目指すブレインスリープと、AIやIoTなど先端技術を活用した地域課題解決をサポートするNTT東日本は、健康経営を推進したい企業や新しい睡眠ソリューションを創出したい企業の支援を実施いたします。 ※1 経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development) 実施プロジェクト ① 睡眠データ利活用基盤を構築 ブレインスリープが所有する睡眠に関するデータおよび今後の研究データを一元的に蓄積し、AIによるデータ分析等で更なる展開が可能な睡眠データ利活用基盤を構築いたします。 今後、健康経営を促進したい企業、新しい睡眠ソリューションを創出したい企業およびスマートシティを推進する自治体へ本データ利活用基盤を用いた支援を実施いたします。 <データ利活用取り組みイメージ> ② AIによる睡眠障害診断予測 太田睡眠科学センターと連携し、睡眠障害の診断をサポートする AI モデルの構築を開始いたしました。 現在、睡眠障害の確定診断には施設宿泊型の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG 検査)※2が必要であり、睡眠障害の疑いのある方の時間的・コスト的な負担が大きい状況にあります。一方で、近年は国内では睡眠障害を訴える人が急増し、適切な医療体制が必要とされていますが、正確な診断ができる睡眠専門医が所属する医療機関や睡眠専門医そのものの人員不足も深刻な課題の一つとなっています。 本プロジェクトでは、日本有数の睡眠検査の実績を誇る太田睡眠科学センター受診者で、PSG検査により確定診断が下された約一万人の問診・検査データを活用し、AI技術を用いて、睡眠障害を予測するモデルを構築することで、よりスピーディーかつ効率的に睡眠障害の診断をサポートする環境の構築や睡眠障害の早期発見を目指していきます。 ※2 脳波・眼球運動・心電図・筋電図・呼吸曲線・いびき・動脈血酸素飽和度などの生体活動を、一晩測定する検査...

ブレインスリープ×NTT東日本 「睡眠」においてAIを活用したデータ利活用で共創

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下「NTT東日本」)は、睡眠におけるデータ分析基盤の構築および睡眠障害診断のAI予測に関する実証実験を共同で開始いたしました。今後はさらにパートナーシップを強化し、ブレインスリープが持つ最先端の睡眠医学の知見とNTT東日本がもつ最先端のICT技術を双方に持ち寄り、様々なパートナー企業を巻き込みながら、日本の睡眠課題の解決を目指していきます。 共創の背景 日本はOECD※1加盟国の中で睡眠時間が最も短く、かつそれが年々短くなる傾向にあることが知られています。 近年、問題視される言葉になった「睡眠負債」という、日々の睡眠時間の短縮が本人の気付かないうちに蓄積され、それにより、日中の集中力低下、精神状態の悪化、生活習慣病を含む様々な疾病リスクの増大などの多くの悪影響を及ぼすことが分かっています。企業においても、睡眠不足および睡眠障害によって、従業員の労働生産性の低下や経営効率の低下を招いています。 このように「睡眠負債」が大きな問題を引き起こす一方で、睡眠課題を解決する医学的・科学的エビデンスに基づいたソリューションはまだまだ社会実装が進んでいない状況にあります。 このような背景を踏まえ、日本の睡眠課題の解決を行っていくために、医学的・科学的エビデンスに基づいたソリューションで睡眠革命を起こし、脱・睡眠負債を目指すブレインスリープと、AIやIoTなど先端技術を活用した地域課題解決をサポートするNTT東日本は、健康経営を推進したい企業や新しい睡眠ソリューションを創出したい企業の支援を実施いたします。 ※1 経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development) 実施プロジェクト ① 睡眠データ利活用基盤を構築 ブレインスリープが所有する睡眠に関するデータおよび今後の研究データを一元的に蓄積し、AIによるデータ分析等で更なる展開が可能な睡眠データ利活用基盤を構築いたします。 今後、健康経営を促進したい企業、新しい睡眠ソリューションを創出したい企業およびスマートシティを推進する自治体へ本データ利活用基盤を用いた支援を実施いたします。 <データ利活用取り組みイメージ> ② AIによる睡眠障害診断予測 太田睡眠科学センターと連携し、睡眠障害の診断をサポートする AI モデルの構築を開始いたしました。 現在、睡眠障害の確定診断には施設宿泊型の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG 検査)※2が必要であり、睡眠障害の疑いのある方の時間的・コスト的な負担が大きい状況にあります。一方で、近年は国内では睡眠障害を訴える人が急増し、適切な医療体制が必要とされていますが、正確な診断ができる睡眠専門医が所属する医療機関や睡眠専門医そのものの人員不足も深刻な課題の一つとなっています。 本プロジェクトでは、日本有数の睡眠検査の実績を誇る太田睡眠科学センター受診者で、PSG検査により確定診断が下された約一万人の問診・検査データを活用し、AI技術を用いて、睡眠障害を予測するモデルを構築することで、よりスピーディーかつ効率的に睡眠障害の診断をサポートする環境の構築や睡眠障害の早期発見を目指していきます。 ※2 脳波・眼球運動・心電図・筋電図・呼吸曲線・いびき・動脈血酸素飽和度などの生体活動を、一晩測定する検査...

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに  2021年版 “睡眠偏差値®”発表

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに 2021年版 “睡眠偏差値®”発表

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象に、個々の睡眠習慣など睡眠状態を直接的に判定する項目のみならず、生産性やストレスの程度、また睡眠時無呼吸症候群 (SAS)のリスクなど、を調査した「睡眠偏差値」2021年版を、2020年に引き続き実施しました。 今後この調査結果を活用し、睡眠が不安定になりやすい昨今の状況を踏まえ、睡眠の課題を解消すべく様々な活動を行っていきます。 【調査結果サマリー】 ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2021年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 ① 日本の平均睡眠時間の変化 ② 在宅勤務の頻度と睡眠の質の関係性 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 ④ 業種年代別の睡眠偏差値の傾向 ⑤ 睡眠偏差値の都道府県別ランキング ① 日本の平均睡眠時間:破綻傾向だった睡眠負債は改善傾向に ブレインスリープの昨年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間27分となっていました。これは、世界一睡眠時間が短いとされたOECD発表のデータよりもさらに55分も短い結果でありました。今年の調査の結果、日本の平均睡眠時間は6時間43分と、昨年より16分長くなっていることが分かりました。 大きな改善の一歩を踏み出した日本の睡眠時間ですが、OECD加盟国の平均睡眠時間は8時間25分と、今年の日本の平均睡眠時間と比べると、その差はまだ1時間42分もあります。また最低睡眠時間として推奨される睡眠時間7時間を超える人は全体の40%に留まりました。 今後、さらに日本の平均睡眠時間が延びるよう、ブレインスリープとして、最低限の睡眠時間を確保することの重要性を積極的に発信し、啓蒙活動を続けて参ります。 ② 在宅勤務と睡眠の質の関係性:変則的な働き方が睡眠の質を低下させる可能性 新型コロナウイルスは人々の生活に大きな変化をもたらしましたが、働き方も同様で、特に「在宅勤務」という新たな勤務形態が急速に広まったことが大きな特徴となりました。2020年4月にブレインスリープが行った調査では、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がった結果、生活全体が後ろ倒しの夜型傾向になり、生活リズム・睡眠リズムが乱れ、睡眠の質の低下が見られましたが、今回の調査では、「在宅勤務」と関係して、睡眠の質に新たな傾向が見られました。 在宅勤務の有無・頻度と睡眠の質の関係性を分析した結果、「ほぼ毎日在宅勤務を行っている人」と「在宅勤務を全くしたことがない人」の睡眠の質が、他の勤務形態の人の睡眠の質と比べて有意に高いことがわかりました。特に、睡眠の質が最も悪いのは「週に1~2回在宅勤務を行っている人」であり、この結果は在宅勤務の有無そのものではなく、毎日一定のリズムで生活ができているかどうかが睡眠の質にとってより重要であることを示唆していると考えられます。 * エラーバーは標準誤差を表示 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 前節でもみたように、新型コロナウイルスは2020年以降世界中で猛威を振るい、人々の生活スタイルも大きく変え、睡眠にも大きな影響を与える結果となりました。一方で、人々の睡眠状態の違いが、コロナ禍における体調変化と強く関係する可能性があることが、今回の調査から分かってきました。2020年1月~2021年1月末の期間、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスにより体調不良があった/体調不良を感じた人とそうでなかった人で睡眠偏差値を比較すると、体調不良を感じた人の方が有意に睡眠偏差値が低い結果となりました。特に、新型コロナウイルスの疑いがあった人、その中でもホテル療養を行った人の睡眠偏差値がとりわけ低い結果となりました。今回の睡眠偏差値はあくまで現時点の数値を測定するものであり、過去1年間の体調不良と睡眠偏差値の間の因果関係を示すものではありませんが、体調不良があった/体調不良を感じた人は免疫力が低下しており、それが睡眠の問題に起因しているために睡眠偏差値が低くなっている可能性があると考えられます。 ④...

日本の睡眠時間は16分伸び、免疫力と睡眠の関係性も明らかに 2021年版 “睡眠偏差値®”発表

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象に、個々の睡眠習慣など睡眠状態を直接的に判定する項目のみならず、生産性やストレスの程度、また睡眠時無呼吸症候群 (SAS)のリスクなど、を調査した「睡眠偏差値」2021年版を、2020年に引き続き実施しました。 今後この調査結果を活用し、睡眠が不安定になりやすい昨今の状況を踏まえ、睡眠の課題を解消すべく様々な活動を行っていきます。 【調査結果サマリー】 ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2021年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記5つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 ① 日本の平均睡眠時間の変化 ② 在宅勤務の頻度と睡眠の質の関係性 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 ④ 業種年代別の睡眠偏差値の傾向 ⑤ 睡眠偏差値の都道府県別ランキング ① 日本の平均睡眠時間:破綻傾向だった睡眠負債は改善傾向に ブレインスリープの昨年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間27分となっていました。これは、世界一睡眠時間が短いとされたOECD発表のデータよりもさらに55分も短い結果でありました。今年の調査の結果、日本の平均睡眠時間は6時間43分と、昨年より16分長くなっていることが分かりました。 大きな改善の一歩を踏み出した日本の睡眠時間ですが、OECD加盟国の平均睡眠時間は8時間25分と、今年の日本の平均睡眠時間と比べると、その差はまだ1時間42分もあります。また最低睡眠時間として推奨される睡眠時間7時間を超える人は全体の40%に留まりました。 今後、さらに日本の平均睡眠時間が延びるよう、ブレインスリープとして、最低限の睡眠時間を確保することの重要性を積極的に発信し、啓蒙活動を続けて参ります。 ② 在宅勤務と睡眠の質の関係性:変則的な働き方が睡眠の質を低下させる可能性 新型コロナウイルスは人々の生活に大きな変化をもたらしましたが、働き方も同様で、特に「在宅勤務」という新たな勤務形態が急速に広まったことが大きな特徴となりました。2020年4月にブレインスリープが行った調査では、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がった結果、生活全体が後ろ倒しの夜型傾向になり、生活リズム・睡眠リズムが乱れ、睡眠の質の低下が見られましたが、今回の調査では、「在宅勤務」と関係して、睡眠の質に新たな傾向が見られました。 在宅勤務の有無・頻度と睡眠の質の関係性を分析した結果、「ほぼ毎日在宅勤務を行っている人」と「在宅勤務を全くしたことがない人」の睡眠の質が、他の勤務形態の人の睡眠の質と比べて有意に高いことがわかりました。特に、睡眠の質が最も悪いのは「週に1~2回在宅勤務を行っている人」であり、この結果は在宅勤務の有無そのものではなく、毎日一定のリズムで生活ができているかどうかが睡眠の質にとってより重要であることを示唆していると考えられます。 * エラーバーは標準誤差を表示 ③ 免疫と睡眠の関係性―症状別(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)の睡眠偏差値 前節でもみたように、新型コロナウイルスは2020年以降世界中で猛威を振るい、人々の生活スタイルも大きく変え、睡眠にも大きな影響を与える結果となりました。一方で、人々の睡眠状態の違いが、コロナ禍における体調変化と強く関係する可能性があることが、今回の調査から分かってきました。2020年1月~2021年1月末の期間、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスにより体調不良があった/体調不良を感じた人とそうでなかった人で睡眠偏差値を比較すると、体調不良を感じた人の方が有意に睡眠偏差値が低い結果となりました。特に、新型コロナウイルスの疑いがあった人、その中でもホテル療養を行った人の睡眠偏差値がとりわけ低い結果となりました。今回の睡眠偏差値はあくまで現時点の数値を測定するものであり、過去1年間の体調不良と睡眠偏差値の間の因果関係を示すものではありませんが、体調不良があった/体調不良を感じた人は免疫力が低下しており、それが睡眠の問題に起因しているために睡眠偏差値が低くなっている可能性があると考えられます。 ④...

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントークイベント開催~

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントーク...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と株式会社アシックス(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長COO:廣田康人、以下「アシックス」)は共同で、低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響を検証するための臨床試験を実施しました。同試験は、ブレインスリープとアシックススポーツ工学研究所が実験デザインを監修し、アシックスが運営する都市型低酸素環境下トレーニング施設 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ、運営会社:アシックス・スポーツコンプレックス株式会社)で、被験者19名を対象に4週間にわたり行いました。 1週目は、日中に運動をしていない条件下において、総睡眠時間(眠っていた時間)や睡眠潜時(寝床に入ってから入眠までにかかった時間)、中途覚醒数(睡眠中に覚醒した回数)といった睡眠の状態を計測しました。 2週目は、被験者を10名と9名の2グループに分け、一方は常酸素環境下、もう一方は低酸素環境下で週3日間、軽度な運動(サイクリングマシンで20~30分間)を行い、睡眠の状態を計測しました。 3週目はウォッシュアウト期間として運動はせず、最終週である4週目は環境を入れ替えて同様の運動を行い、睡眠の状態を計測しました。 臨床試験の結果、総睡眠時間や総就床時間(布団にいた時間)には、日中の運動の有無で有意な差はみられませんでした。一方で、寝つきの早さを示す睡眠潜時は有意に短縮され、熟睡の妨げである就寝中の中途覚醒時間、中途覚醒回数はともに有意に減少し、睡眠効率(布団にいた時間のうち睡眠している時間の割合)の向上が認められました。これらの結果から、運動をすることで睡眠の質が向上することが分かりました。 さらに、日中に低酸素環境下で運動していた場合、常酸素環境下と比べ、睡眠効率や中途覚醒時間、中途覚醒回数といった睡眠の質に関する指標が高い傾向にありました。 特に、中途覚醒回数は、運動なしと常酸素環境下での運動では有意な差はみられないものの、運動なしと低酸素環境下での運動で比較した場合は有意な差がみられました。つまり、低酸素環境下で運動をした時の方が、深い睡眠がとれていることが推察できます。 高地などでの低酸素下における睡眠では、睡眠時の呼吸障害も含めて睡眠の質が悪くなることが知られています。今回の場合、昼間に低酸素下で運動することにより、低酸素への順化が生じ、常酸素下での夜間の睡眠の質がより良くなった可能性が考えられます。今回の研究結果から、軽度な運動によって睡眠の質が向上することが確認できました。また、低酸素環境自体が睡眠の質に影響を与えている可能性も示唆されました。 今後両社では、今回得られた結果のメカニズム解明などを目指し、低酸素環境が睡眠に与える影響に関する研究を継続的に実施していく予定です。 <実験スケジュール> <運動および常酸素/低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響> <睡眠に関する用語説明> ■「ASICS Sports Complex TOKYO BAY(東京都江東区豊洲)」とは 2019年11月に東京都江東区の豊洲にグランドオープンした都市型低酸素環境下トレーニング施設。25mと50mの2種類のプール、各種トレーニングマシンを取り揃えたトレーニングルーム、ヨガやピラティスなどのプログラムを提供するスタジオなどを有し、さまざまなトレーニングを低酸素環境下で実施できます。また、学校法人立命館との共同研究を基にした独自の運動強度の適正値(目安)に従ったトレーニングメニューを提供することで、効果的な低酸素環境下トレーニングをサポートします。 施設名 :ASICS Sports Complex TOKYO...

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントーク...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と株式会社アシックス(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長COO:廣田康人、以下「アシックス」)は共同で、低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響を検証するための臨床試験を実施しました。同試験は、ブレインスリープとアシックススポーツ工学研究所が実験デザインを監修し、アシックスが運営する都市型低酸素環境下トレーニング施設 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ、運営会社:アシックス・スポーツコンプレックス株式会社)で、被験者19名を対象に4週間にわたり行いました。 1週目は、日中に運動をしていない条件下において、総睡眠時間(眠っていた時間)や睡眠潜時(寝床に入ってから入眠までにかかった時間)、中途覚醒数(睡眠中に覚醒した回数)といった睡眠の状態を計測しました。 2週目は、被験者を10名と9名の2グループに分け、一方は常酸素環境下、もう一方は低酸素環境下で週3日間、軽度な運動(サイクリングマシンで20~30分間)を行い、睡眠の状態を計測しました。 3週目はウォッシュアウト期間として運動はせず、最終週である4週目は環境を入れ替えて同様の運動を行い、睡眠の状態を計測しました。 臨床試験の結果、総睡眠時間や総就床時間(布団にいた時間)には、日中の運動の有無で有意な差はみられませんでした。一方で、寝つきの早さを示す睡眠潜時は有意に短縮され、熟睡の妨げである就寝中の中途覚醒時間、中途覚醒回数はともに有意に減少し、睡眠効率(布団にいた時間のうち睡眠している時間の割合)の向上が認められました。これらの結果から、運動をすることで睡眠の質が向上することが分かりました。 さらに、日中に低酸素環境下で運動していた場合、常酸素環境下と比べ、睡眠効率や中途覚醒時間、中途覚醒回数といった睡眠の質に関する指標が高い傾向にありました。 特に、中途覚醒回数は、運動なしと常酸素環境下での運動では有意な差はみられないものの、運動なしと低酸素環境下での運動で比較した場合は有意な差がみられました。つまり、低酸素環境下で運動をした時の方が、深い睡眠がとれていることが推察できます。 高地などでの低酸素下における睡眠では、睡眠時の呼吸障害も含めて睡眠の質が悪くなることが知られています。今回の場合、昼間に低酸素下で運動することにより、低酸素への順化が生じ、常酸素下での夜間の睡眠の質がより良くなった可能性が考えられます。今回の研究結果から、軽度な運動によって睡眠の質が向上することが確認できました。また、低酸素環境自体が睡眠の質に影響を与えている可能性も示唆されました。 今後両社では、今回得られた結果のメカニズム解明などを目指し、低酸素環境が睡眠に与える影響に関する研究を継続的に実施していく予定です。 <実験スケジュール> <運動および常酸素/低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響> <睡眠に関する用語説明> ■「ASICS Sports Complex TOKYO BAY(東京都江東区豊洲)」とは 2019年11月に東京都江東区の豊洲にグランドオープンした都市型低酸素環境下トレーニング施設。25mと50mの2種類のプール、各種トレーニングマシンを取り揃えたトレーニングルーム、ヨガやピラティスなどのプログラムを提供するスタジオなどを有し、さまざまなトレーニングを低酸素環境下で実施できます。また、学校法人立命館との共同研究を基にした独自の運動強度の適正値(目安)に従ったトレーニングメニューを提供することで、効果的な低酸素環境下トレーニングをサポートします。 施設名 :ASICS Sports Complex TOKYO...

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントークイベント開催~

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントーク...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と株式会社アシックス(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長COO:廣田康人、以下「アシックス」)は共同で、低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響を検証するための臨床試験を実施しました。同試験は、ブレインスリープとアシックススポーツ工学研究所が実験デザインを監修し、アシックスが運営する都市型低酸素環境下トレーニング施設 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ、運営会社:アシックス・スポーツコンプレックス株式会社)で、被験者19名を対象に4週間にわたり行いました。 1週目は、日中に運動をしていない条件下において、総睡眠時間(眠っていた時間)や睡眠潜時(寝床に入ってから入眠までにかかった時間)、中途覚醒数(睡眠中に覚醒した回数)といった睡眠の状態を計測しました。 2週目は、被験者を10名と9名の2グループに分け、一方は常酸素環境下、もう一方は低酸素環境下で週3日間、軽度な運動(サイクリングマシンで20~30分間)を行い、睡眠の状態を計測しました。 3週目はウォッシュアウト期間として運動はせず、最終週である4週目は環境を入れ替えて同様の運動を行い、睡眠の状態を計測しました。 臨床試験の結果、総睡眠時間や総就床時間(布団にいた時間)には、日中の運動の有無で有意な差はみられませんでした。一方で、寝つきの早さを示す睡眠潜時は有意に短縮され、熟睡の妨げである就寝中の中途覚醒時間、中途覚醒回数はともに有意に減少し、睡眠効率(布団にいた時間のうち睡眠している時間の割合)の向上が認められました。これらの結果から、運動をすることで睡眠の質が向上することが分かりました。 さらに、日中に低酸素環境下で運動していた場合、常酸素環境下と比べ、睡眠効率や中途覚醒時間、中途覚醒回数といった睡眠の質に関する指標が高い傾向にありました。 特に、中途覚醒回数は、運動なしと常酸素環境下での運動では有意な差はみられないものの、運動なしと低酸素環境下での運動で比較した場合は有意な差がみられました。つまり、低酸素環境下で運動をした時の方が、深い睡眠がとれていることが推察できます。 高地などでの低酸素下における睡眠では、睡眠時の呼吸障害も含めて睡眠の質が悪くなることが知られています。今回の場合、昼間に低酸素下で運動することにより、低酸素への順化が生じ、常酸素下での夜間の睡眠の質がより良くなった可能性が考えられます。今回の研究結果から、軽度な運動によって睡眠の質が向上することが確認できました。また、低酸素環境自体が睡眠の質に影響を与えている可能性も示唆されました。 今後両社では、今回得られた結果のメカニズム解明などを目指し、低酸素環境が睡眠に与える影響に関する研究を継続的に実施していく予定です。 <実験スケジュール> <運動および常酸素/低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響> <睡眠に関する用語説明> ■「ASICS Sports Complex TOKYO BAY(東京都江東区豊洲)」とは 2019年11月に東京都江東区の豊洲にグランドオープンした都市型低酸素環境下トレーニング施設。25mと50mの2種類のプール、各種トレーニングマシンを取り揃えたトレーニングルーム、ヨガやピラティスなどのプログラムを提供するスタジオなどを有し、さまざまなトレーニングを低酸素環境下で実施できます。また、学校法人立命館との共同研究を基にした独自の運動強度の適正値(目安)に従ったトレーニングメニューを提供することで、効果的な低酸素環境下トレーニングをサポートします。 施設名 :ASICS Sports Complex TOKYO...

低酸素環境下における運動が睡眠に与える影響に関する臨床実験を実施 ~3月10日オンライントーク...

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)と株式会社アシックス(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長COO:廣田康人、以下「アシックス」)は共同で、低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響を検証するための臨床試験を実施しました。同試験は、ブレインスリープとアシックススポーツ工学研究所が実験デザインを監修し、アシックスが運営する都市型低酸素環境下トレーニング施設 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ、運営会社:アシックス・スポーツコンプレックス株式会社)で、被験者19名を対象に4週間にわたり行いました。 1週目は、日中に運動をしていない条件下において、総睡眠時間(眠っていた時間)や睡眠潜時(寝床に入ってから入眠までにかかった時間)、中途覚醒数(睡眠中に覚醒した回数)といった睡眠の状態を計測しました。 2週目は、被験者を10名と9名の2グループに分け、一方は常酸素環境下、もう一方は低酸素環境下で週3日間、軽度な運動(サイクリングマシンで20~30分間)を行い、睡眠の状態を計測しました。 3週目はウォッシュアウト期間として運動はせず、最終週である4週目は環境を入れ替えて同様の運動を行い、睡眠の状態を計測しました。 臨床試験の結果、総睡眠時間や総就床時間(布団にいた時間)には、日中の運動の有無で有意な差はみられませんでした。一方で、寝つきの早さを示す睡眠潜時は有意に短縮され、熟睡の妨げである就寝中の中途覚醒時間、中途覚醒回数はともに有意に減少し、睡眠効率(布団にいた時間のうち睡眠している時間の割合)の向上が認められました。これらの結果から、運動をすることで睡眠の質が向上することが分かりました。 さらに、日中に低酸素環境下で運動していた場合、常酸素環境下と比べ、睡眠効率や中途覚醒時間、中途覚醒回数といった睡眠の質に関する指標が高い傾向にありました。 特に、中途覚醒回数は、運動なしと常酸素環境下での運動では有意な差はみられないものの、運動なしと低酸素環境下での運動で比較した場合は有意な差がみられました。つまり、低酸素環境下で運動をした時の方が、深い睡眠がとれていることが推察できます。 高地などでの低酸素下における睡眠では、睡眠時の呼吸障害も含めて睡眠の質が悪くなることが知られています。今回の場合、昼間に低酸素下で運動することにより、低酸素への順化が生じ、常酸素下での夜間の睡眠の質がより良くなった可能性が考えられます。今回の研究結果から、軽度な運動によって睡眠の質が向上することが確認できました。また、低酸素環境自体が睡眠の質に影響を与えている可能性も示唆されました。 今後両社では、今回得られた結果のメカニズム解明などを目指し、低酸素環境が睡眠に与える影響に関する研究を継続的に実施していく予定です。 <実験スケジュール> <運動および常酸素/低酸素環境下における運動が睡眠の質に与える影響> <睡眠に関する用語説明> ■「ASICS Sports Complex TOKYO BAY(東京都江東区豊洲)」とは 2019年11月に東京都江東区の豊洲にグランドオープンした都市型低酸素環境下トレーニング施設。25mと50mの2種類のプール、各種トレーニングマシンを取り揃えたトレーニングルーム、ヨガやピラティスなどのプログラムを提供するスタジオなどを有し、さまざまなトレーニングを低酸素環境下で実施できます。また、学校法人立命館との共同研究を基にした独自の運動強度の適正値(目安)に従ったトレーニングメニューを提供することで、効果的な低酸素環境下トレーニングをサポートします。 施設名 :ASICS Sports Complex TOKYO...