NEWS
ニュース
ブレインスリープ初の体験型展覧会「人生を変える眠り展」開催!人生の3分の1を占める睡眠に関する...
この度、株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、ブレインスリープ初の体験型展覧会となる「人生を変える眠り展」を6月22日(木)〜6月25日(日)の期間限定で、代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催いたします。誰もが「良質な睡眠を取って、日々を軽やかに過ごしたい」と思っていますが、睡眠課題の解決法、自分にとって正しい睡眠の取り方など、睡眠について正しい知識を持っている方は多くはありません。そこでブレインスリープは皆さんに知っておいていただきたい知識を出来るだけわかりやすく数値化した、睡眠の質を向上させる<眠りの方程式>を作りました。本展示会にご来場いただくことで人生の3分の1を占める睡眠の質を上げる一助になれればと思います。 体験型展覧会「人生を変える眠り展」 ●あの芸人が歌う「睡眠の大切さを伝えるオリジナルソング」が聴ける! 様々なキャラクターでブレイク中のお笑い芸人O氏が歌う「睡眠の大切さを伝えるオリジナルソング」をお楽しみいただけます。 ●睡眠の質を上げるためのポイントを学べる! 睡眠の質を上げるためには寝る前だけでなく、目覚めから実践できることがたくさんあります。意外と知らない睡眠の質を上げるためのポイントをクイズ形式で学ぶことが出来ます。 ・体内時計 ・食事 ・パワーナップ ●ブレインスリープ ピローが体験、購入できる! オンラインでの販売がメインの「ブレインスリープ ピロー」ですが、ベッドの上で実際に寝て試していただくスペースもご用意しております。当日ブレインスリープの社員も常駐しておりますので、商品に関してのご質問やご相談も受け付けております。また当日その場でご購入可能ですので、その日の夜からブレインスリープ ピローをご使用いただけます。 ●来場者限定!ブレインスリープ ピローなど豪華賞品が当たるキャンペーン実施! 展示会に来場していただいたみなさまに、ブレインスリープ ピロー、その他豪華賞品が当たるクジにご参加いただけます。 展示会概要 開催日時:6月22日(木)13:00〜18:00、6月23日(⾦)〜25日(日)10:00〜18:00 会場:代官山T-SITE GARDEN GALLERY 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15 テーマ:脳まで深く眠ることができればあなたが本来持っている可能性が目覚め、あなたの人生は変わるかもしれない。だけど、そう簡単に睡眠は操れない。目を閉じた後は暗闇、睡眠はブラックボックスだから。そんな睡眠を解き明かす鍵は目を開いている時間にありました。そして、辿り着いた、脳まで深く眠るための”眠りの方程式”ぜひ、ここにある5つの問題に答えることで、この方程式を体験してみてください。
ブレインスリープ初の体験型展覧会「人生を変える眠り展」開催!人生の3分の1を占める睡眠に関する...
この度、株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、ブレインスリープ初の体験型展覧会となる「人生を変える眠り展」を6月22日(木)〜6月25日(日)の期間限定で、代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催いたします。誰もが「良質な睡眠を取って、日々を軽やかに過ごしたい」と思っていますが、睡眠課題の解決法、自分にとって正しい睡眠の取り方など、睡眠について正しい知識を持っている方は多くはありません。そこでブレインスリープは皆さんに知っておいていただきたい知識を出来るだけわかりやすく数値化した、睡眠の質を向上させる<眠りの方程式>を作りました。本展示会にご来場いただくことで人生の3分の1を占める睡眠の質を上げる一助になれればと思います。 体験型展覧会「人生を変える眠り展」 ●あの芸人が歌う「睡眠の大切さを伝えるオリジナルソング」が聴ける! 様々なキャラクターでブレイク中のお笑い芸人O氏が歌う「睡眠の大切さを伝えるオリジナルソング」をお楽しみいただけます。 ●睡眠の質を上げるためのポイントを学べる! 睡眠の質を上げるためには寝る前だけでなく、目覚めから実践できることがたくさんあります。意外と知らない睡眠の質を上げるためのポイントをクイズ形式で学ぶことが出来ます。 ・体内時計 ・食事 ・パワーナップ ●ブレインスリープ ピローが体験、購入できる! オンラインでの販売がメインの「ブレインスリープ ピロー」ですが、ベッドの上で実際に寝て試していただくスペースもご用意しております。当日ブレインスリープの社員も常駐しておりますので、商品に関してのご質問やご相談も受け付けております。また当日その場でご購入可能ですので、その日の夜からブレインスリープ ピローをご使用いただけます。 ●来場者限定!ブレインスリープ ピローなど豪華賞品が当たるキャンペーン実施! 展示会に来場していただいたみなさまに、ブレインスリープ ピロー、その他豪華賞品が当たるクジにご参加いただけます。 展示会概要 開催日時:6月22日(木)13:00〜18:00、6月23日(⾦)〜25日(日)10:00〜18:00 会場:代官山T-SITE GARDEN GALLERY 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15 テーマ:脳まで深く眠ることができればあなたが本来持っている可能性が目覚め、あなたの人生は変わるかもしれない。だけど、そう簡単に睡眠は操れない。目を閉じた後は暗闇、睡眠はブラックボックスだから。そんな睡眠を解き明かす鍵は目を開いている時間にありました。そして、辿り着いた、脳まで深く眠るための”眠りの方程式”ぜひ、ここにある5つの問題に答えることで、この方程式を体験してみてください。
ミレニアル世代を対象とした 「睡眠」に着目した健康経営の検証サポート開始!
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役:出雲充、以下「ユーグレナ」)と共同で、異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ「Millennial Innovation for the Next Diverse Society、以下「MINDS」)」が推進する睡眠に着目した健康経営の検証(以下、「本検証」)サポートを実施します。 本取組み背景 昨今、少子高齢化及びそれに伴う健保の医療費負担の増加、また予防に対する健康投資の機運の高まり等を背景に、企業/組織は健康経営に一層注力しています。取り組む企業は増加傾向にあり、運動、食事、禁煙、睡眠等、各企業の取組が推進されてきています。一方、コロナ禍による生活様式の変化もあり、ある調査では未だに「睡眠に不安を抱えている人の割合」は国民の約8割とも言われています。(※1) 睡眠は、人生の1/3を占める生物にとって欠かせない生理的欲求であり、不十分な睡眠は、疲労感やストレスによる集中力や判断力低下に伴う生産性低下、生活習慣病/メンタルヘルス/重大疾病(感染症、がん、認知症等)の誘発等、企業/組織従業員にとって、著しい悪影響をもたらすと言われています。国民の約8割が睡眠課題を抱えている状況の解決は急務だと考えられます。 そのため、 ブレインスリープでは、創業初期より健康経営における睡眠の重要性の訴求を継続して実践してまいりました。この度、MINDSが健康経営における睡眠の重要性を検証する取組みを実施するにあたり、エビデンス取得および効果検証の観点で取組みをサポートにすることとなりました。 なお、本取組みは、ブレインスリープの事業パートナーであるNTT東日本グループが中心となって立ち上げた睡眠共創コミュニティ「ZAKONE」での3社の出会いをきっかけに実施するものです。今後も、MINDSやZAKONEといった企業の垣根にとらわれることなく、ブレインスリープは横断的に睡眠の重要性を発信する取組みに対して積極的に取り組んでまいります。 ※1) 「令和3年度 健康実態調査結果の報告」 P.22 より算出 検証概要 本検証では、検証に参加する方々に検証期間中、睡眠改善行動に取り組んでいただき、睡眠改善行動の実施前後での睡眠状態を比較します。 <睡眠状態の評価方法> 睡眠状態の評価は、ブレインスリープが企業に対して提供する健康経営サービス「睡眠偏差値for Biz」および「ブレインスリープ コイン」を用いて実施します。 <睡眠改善行動> 睡眠改善行動は、睡眠の質向上への影響が期待される「睡眠習慣」「食事習慣」「運動習慣」の3つのグループに分けて比較検証を実施します。 ※各グループにおける具体的な改善行動については、現在様々なプロダクトやサービスから検討中です。 各社の役割 本検証における各社の役割は以下の通りです。...
ミレニアル世代を対象とした 「睡眠」に着目した健康経営の検証サポート開始!
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役:出雲充、以下「ユーグレナ」)と共同で、異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ「Millennial Innovation for the Next Diverse Society、以下「MINDS」)」が推進する睡眠に着目した健康経営の検証(以下、「本検証」)サポートを実施します。 本取組み背景 昨今、少子高齢化及びそれに伴う健保の医療費負担の増加、また予防に対する健康投資の機運の高まり等を背景に、企業/組織は健康経営に一層注力しています。取り組む企業は増加傾向にあり、運動、食事、禁煙、睡眠等、各企業の取組が推進されてきています。一方、コロナ禍による生活様式の変化もあり、ある調査では未だに「睡眠に不安を抱えている人の割合」は国民の約8割とも言われています。(※1) 睡眠は、人生の1/3を占める生物にとって欠かせない生理的欲求であり、不十分な睡眠は、疲労感やストレスによる集中力や判断力低下に伴う生産性低下、生活習慣病/メンタルヘルス/重大疾病(感染症、がん、認知症等)の誘発等、企業/組織従業員にとって、著しい悪影響をもたらすと言われています。国民の約8割が睡眠課題を抱えている状況の解決は急務だと考えられます。 そのため、 ブレインスリープでは、創業初期より健康経営における睡眠の重要性の訴求を継続して実践してまいりました。この度、MINDSが健康経営における睡眠の重要性を検証する取組みを実施するにあたり、エビデンス取得および効果検証の観点で取組みをサポートにすることとなりました。 なお、本取組みは、ブレインスリープの事業パートナーであるNTT東日本グループが中心となって立ち上げた睡眠共創コミュニティ「ZAKONE」での3社の出会いをきっかけに実施するものです。今後も、MINDSやZAKONEといった企業の垣根にとらわれることなく、ブレインスリープは横断的に睡眠の重要性を発信する取組みに対して積極的に取り組んでまいります。 ※1) 「令和3年度 健康実態調査結果の報告」 P.22 より算出 検証概要 本検証では、検証に参加する方々に検証期間中、睡眠改善行動に取り組んでいただき、睡眠改善行動の実施前後での睡眠状態を比較します。 <睡眠状態の評価方法> 睡眠状態の評価は、ブレインスリープが企業に対して提供する健康経営サービス「睡眠偏差値for Biz」および「ブレインスリープ コイン」を用いて実施します。 <睡眠改善行動> 睡眠改善行動は、睡眠の質向上への影響が期待される「睡眠習慣」「食事習慣」「運動習慣」の3つのグループに分けて比較検証を実施します。 ※各グループにおける具体的な改善行動については、現在様々なプロダクトやサービスから検討中です。 各社の役割 本検証における各社の役割は以下の通りです。...
アジア初!フィールドが一望できる球場内ホテル 「tower eleven hotel」全室にブ...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)が開発・販売を行う脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」が、ES CON FIELD HOKKAIDO 内に2023年3月に開業する、アジア初となるフィールドが一望できる球場内ホテル「tower eleven hotel(タワー・イレブン・ホテル)」全12室に導入されました。多様な観戦体験を提唱する「tower eleven hotel」では、客室やバルコニー、専用ルーフトップ、また温泉サウナなどから野球観戦ができ、盛り上がった後は、「ブレインスリープ ピロー」でお休みいただくことで、しっかりと頭部から放熱し脳まで眠る睡眠体験を提供します。 導入背景 ブレインスリープはOECD加盟国の中で睡眠時間が最も短い日本の睡眠課題を解決するため、専門家と連携した睡眠研究、オリジナルプロダクトの開発、企業やクリニックへの睡眠に特化したコンサルティングなどを行っています。 2020年5月の発売以来、累計販売個数が10万個を突破した、当社のメインプロダクトとなる「ブレインスリープ ピロー」ですが、まだまだ実際にご体験いただける機会や場所は限られており、ブレインスリープの提唱する質の良い睡眠をより多くの方に体験していただくため、今回唯一無二のロケーションを大切に、エンターテイメントを起点としたライフスタイルホテルである「tower eleven hotel」全室に導入が決定しました。同ホテルが提唱する多様な観戦体験を目一杯楽しんでいただいた後に、「ブレインスリープ ピロー」を通して質の良い睡眠体験を提供します。 ユニークなコンセプトルーム全室と「ブレインスリープ ピロー」を通した快適な睡眠環境の実現 「tower eleven hotel」のそれぞれの客室は、ベースボールや球場にちなんだユニークなデザインコンセプトが設定されており、ダルビッシュ有投手や大谷翔平投手、ファイターズといったテーマの他、スポーツ総合雑誌「Sports Graphic Number」や米国発のファッションブランド「Baseballism(ベースボールイズム)」、アーティストとの多彩なコラボレーション、インテリアデザイン、アートワーク等細部までこだわり抜かれた部屋となっています。独自素材を使用した90%以上が空気層でできているブレインスリープ ピローで睡眠時にも発生する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠をお過ごしいただけます。 URL:https://www.hkdballpark.com/shops/12/ ・睡眠の質を決める「黄金の90分」とは? 入眠直後のおよそ90分間、一番深いノンレム睡眠がとれる時間をブレインスリープでは「黄金の90分」と呼んでいます。この90分間には、「脳と体の休息」「記憶の整理・定着」「ホルモンバランスの調整」「免疫力アップ」「脳の老廃物を取る」といった、睡眠において重要な5つの生理現象が特に活発に行われています。睡眠をとるにあたり大事なのは“時間だけではなく質”であり、睡眠時間を十分確保できない傾向にある日本人にとって眠りはじめの90分の睡眠を深く、少しでも長くとることは睡眠の質の向上につながるといえます。...
アジア初!フィールドが一望できる球場内ホテル 「tower eleven hotel」全室にブ...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)が開発・販売を行う脳が眠る枕「ブレインスリープ ピロー」が、ES CON FIELD HOKKAIDO 内に2023年3月に開業する、アジア初となるフィールドが一望できる球場内ホテル「tower eleven hotel(タワー・イレブン・ホテル)」全12室に導入されました。多様な観戦体験を提唱する「tower eleven hotel」では、客室やバルコニー、専用ルーフトップ、また温泉サウナなどから野球観戦ができ、盛り上がった後は、「ブレインスリープ ピロー」でお休みいただくことで、しっかりと頭部から放熱し脳まで眠る睡眠体験を提供します。 導入背景 ブレインスリープはOECD加盟国の中で睡眠時間が最も短い日本の睡眠課題を解決するため、専門家と連携した睡眠研究、オリジナルプロダクトの開発、企業やクリニックへの睡眠に特化したコンサルティングなどを行っています。 2020年5月の発売以来、累計販売個数が10万個を突破した、当社のメインプロダクトとなる「ブレインスリープ ピロー」ですが、まだまだ実際にご体験いただける機会や場所は限られており、ブレインスリープの提唱する質の良い睡眠をより多くの方に体験していただくため、今回唯一無二のロケーションを大切に、エンターテイメントを起点としたライフスタイルホテルである「tower eleven hotel」全室に導入が決定しました。同ホテルが提唱する多様な観戦体験を目一杯楽しんでいただいた後に、「ブレインスリープ ピロー」を通して質の良い睡眠体験を提供します。 ユニークなコンセプトルーム全室と「ブレインスリープ ピロー」を通した快適な睡眠環境の実現 「tower eleven hotel」のそれぞれの客室は、ベースボールや球場にちなんだユニークなデザインコンセプトが設定されており、ダルビッシュ有投手や大谷翔平投手、ファイターズといったテーマの他、スポーツ総合雑誌「Sports Graphic Number」や米国発のファッションブランド「Baseballism(ベースボールイズム)」、アーティストとの多彩なコラボレーション、インテリアデザイン、アートワーク等細部までこだわり抜かれた部屋となっています。独自素材を使用した90%以上が空気層でできているブレインスリープ ピローで睡眠時にも発生する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠をお過ごしいただけます。 URL:https://www.hkdballpark.com/shops/12/ ・睡眠の質を決める「黄金の90分」とは? 入眠直後のおよそ90分間、一番深いノンレム睡眠がとれる時間をブレインスリープでは「黄金の90分」と呼んでいます。この90分間には、「脳と体の休息」「記憶の整理・定着」「ホルモンバランスの調整」「免疫力アップ」「脳の老廃物を取る」といった、睡眠において重要な5つの生理現象が特に活発に行われています。睡眠をとるにあたり大事なのは“時間だけではなく質”であり、睡眠時間を十分確保できない傾向にある日本人にとって眠りはじめの90分の睡眠を深く、少しでも長くとることは睡眠の質の向上につながるといえます。...
2023年版日本の『睡眠偏差値®』調査結果報告~生産性、免疫力向上の鍵は睡眠時間ではなく「睡眠...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田敦、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として、「睡眠偏差値®」調査を2020年から実施しており、2023年で4年目を迎えました。睡眠偏差値は、睡眠習慣や睡眠負債など睡眠状態を直接判定する項目に加えて生産性やストレスの程度、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクなどを総合的にスコアリングする手法です。今後この調査結果を活用し、日本の睡眠のさらなる改善を目指すべく、様々な活動をおこなっていきます。 睡眠偏差値® 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2023/ ■調査結果サマリー ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2023年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記6つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 1.男女年代別睡眠偏差値 2.日本の睡眠時間の変化 3.男女別 睡眠の質悪化の要因ランキング 4.生産性と睡眠の関係性 5.免疫力と睡眠の関係性 6.働き方(固定制と交代制)と睡眠の関係性 ■西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 本年度の調査結果では、日本の睡眠時間が多少の変動はあるものの、新型コロナウイルス感染の流行前と比べて、引き続き延びていることが確認されました。新型コロナウイルス感染流行やそれに伴う仕事の様式の変化に伴う睡眠時間の延長は世界的な傾向ですが、特にリモートワーク下での睡眠の質の低下も認識されています。睡眠の質の低下は、生産性のレベルを下げるだけでなく、新型コロナウイルス感染のリスクも高める事が明らかになりました。パンデミック下でこそ、睡眠の質の向上を心がける必要があると言えそうです。今回の調査では、女性の睡眠偏差値が同年代男性より高い傾向が見られましたが、ホルモンバランスの変化や育児など、女性特有の要因が女性の睡眠の質を低下させると認識されています。また、以前より指摘されていますが、交代制勤務者では、固定時間勤務者に比較して睡眠の質が悪い傾向がみとめられました。睡眠の質の低下は生産性を下げ、疾患リスクを高める点並びに、交代勤務従事者数が年々増加している現状を鑑みると早急な対策が望まれます。 1.男女年代別睡眠偏差値:20代男性の睡眠偏差値が一番低く、60代以上の女性が一番高い! 新型コロナウイルス感染症により生活様式が大きく変化した過去2年と比較して、今回の調査を実施した2023年1月は感染対策の緩和が進み、日常生活が戻りつつあるタイミングでの調査でした。睡眠偏差値は性別で比べると女性の方が高い傾向にありました。睡眠の質の項目では、男性は女性と比べて高い点数だったものの、生産性やストレスの項目において低い結果となったことが要因です。 また、世代別で比べると20代男性が一番低く、60代女性が一番高い結果となりました。60代女性においては、同年代の男性と比較しても3ポイント以上高い結果でした。睡眠時間においては60代以上が一番短く、若年化するにつれて長くなる傾向にありました。一方、その他の睡眠の質や生産性・ストレスの項目では20代が一番低く、年代が上がるごとに高くなっていました。 男性/女性それぞれにおいて、年代別の一次元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01) 2.日本の睡眠時間の変化:2022年と比較すると-5分。2021年と同じ結果に これまでのブレインスリープの調査では、日本の平均睡眠時間は2020年では6時間27分、2021年では6時間43分、2022年では6時間48分となり、過去2年間で睡眠時間が21分増加するなど改善する傾向がみられていました。今年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間43分で、2022年と比較すると5分短くなり、2021年と同じ睡眠時間に戻る結果となりました。 ブレインスリープは2019年の設立以来、4年間継続して同様の調査を行ってきており、当初調査時よりも睡眠時間の増加は見られるものの、OECD加盟国の平均睡眠時間である8時間25分よりも圧倒的に短く、依然として日本の睡眠は世界でも最低レベルにあると言えます。まだまだ改善の余地があると言える日本の様々な睡眠課題に対してブレインスリープとしても取り組み、今後も日本の睡眠を良くするために活動を継続していきたいと考えています。 *全データにおいて一次元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、前年との睡眠時間の比較についてはt検定を実施し有意差ありと確認(いずれもp<0.01) 3.男女別睡眠の質悪化の原因ランキング:男女共に上位は仕事。女性はホルモンバランスの乱れが原因に 睡眠は人が健康的な生活を送る上で必要不可欠です。十分な睡眠を取ることによって、脳や身体の疲労回復が行われ、翌日の活力に繋がります。睡眠を評価する際、しばしば睡眠時間などの単純な定量データだけに注目が集まりますが、良い睡眠には「質」が重要な役割を担います。今回の調査において、全国47都道府県の1万人の回答者の中で、自身の睡眠の質が「わるい」もしくは「非常にわるい」と回答した人は4,287人もおり、実に日本全国の半数近くの人が睡眠の質に課題を抱えていることがわかりました。 睡眠の質が悪い原因として考えられるものを、回答が多いものから順にランキングにしたところ、男性はTOP3すべてが仕事関係でした。女性も男性同様に上位2位までは仕事関係だったものの、3位はホルモンバランスの変化・乱れとなり、生理・妊娠出産・更年期など女性ならではの健康課題も見えてきました。 実際に生理・妊娠出産・更年期を理由に睡眠の質に課題があると回答した女性に対して、一か月の中で不眠を感じる日数を要因別に回答してもらったところ、生理(前後含む)で平均5.7日、妊娠出産で平均10.4日、更年期で平均7.3日もあることもわかりました。 4.生産性と睡眠の関係性:生産性の高い人は睡眠の質が高い 睡眠の質の悪化は、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与え、企業の損失にも繋がっていることがわかっています。産業事故の多くも、睡眠不足や睡眠障害が原因で起きているといわれています。...
2023年版日本の『睡眠偏差値®』調査結果報告~生産性、免疫力向上の鍵は睡眠時間ではなく「睡眠...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田敦、以下「ブレインスリープ」)は、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付)を対象として、「睡眠偏差値®」調査を2020年から実施しており、2023年で4年目を迎えました。睡眠偏差値は、睡眠習慣や睡眠負債など睡眠状態を直接判定する項目に加えて生産性やストレスの程度、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクなどを総合的にスコアリングする手法です。今後この調査結果を活用し、日本の睡眠のさらなる改善を目指すべく、様々な活動をおこなっていきます。 睡眠偏差値® 調査結果ページ https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2023/ ■調査結果サマリー ブレインスリープ社は、睡眠に関する様々な尺度から「睡眠偏差値®」を構成し、日本人の睡眠実態を把握する試みや企業の従業員様向けの健康経営サービスなどへの展開を進めてきました。今回、2023年版の睡眠偏差値の測定を実施し、新たに下記6つの項目について、日本人の睡眠における特徴を明らかにしました。 1.男女年代別睡眠偏差値 2.日本の睡眠時間の変化 3.男女別 睡眠の質悪化の要因ランキング 4.生産性と睡眠の関係性 5.免疫力と睡眠の関係性 6.働き方(固定制と交代制)と睡眠の関係性 ■西野精治コメント/ブレインスリープ最高研究顧問、「スタンフォード式 最高の睡眠」著者 本年度の調査結果では、日本の睡眠時間が多少の変動はあるものの、新型コロナウイルス感染の流行前と比べて、引き続き延びていることが確認されました。新型コロナウイルス感染流行やそれに伴う仕事の様式の変化に伴う睡眠時間の延長は世界的な傾向ですが、特にリモートワーク下での睡眠の質の低下も認識されています。睡眠の質の低下は、生産性のレベルを下げるだけでなく、新型コロナウイルス感染のリスクも高める事が明らかになりました。パンデミック下でこそ、睡眠の質の向上を心がける必要があると言えそうです。今回の調査では、女性の睡眠偏差値が同年代男性より高い傾向が見られましたが、ホルモンバランスの変化や育児など、女性特有の要因が女性の睡眠の質を低下させると認識されています。また、以前より指摘されていますが、交代制勤務者では、固定時間勤務者に比較して睡眠の質が悪い傾向がみとめられました。睡眠の質の低下は生産性を下げ、疾患リスクを高める点並びに、交代勤務従事者数が年々増加している現状を鑑みると早急な対策が望まれます。 1.男女年代別睡眠偏差値:20代男性の睡眠偏差値が一番低く、60代以上の女性が一番高い! 新型コロナウイルス感染症により生活様式が大きく変化した過去2年と比較して、今回の調査を実施した2023年1月は感染対策の緩和が進み、日常生活が戻りつつあるタイミングでの調査でした。睡眠偏差値は性別で比べると女性の方が高い傾向にありました。睡眠の質の項目では、男性は女性と比べて高い点数だったものの、生産性やストレスの項目において低い結果となったことが要因です。 また、世代別で比べると20代男性が一番低く、60代女性が一番高い結果となりました。60代女性においては、同年代の男性と比較しても3ポイント以上高い結果でした。睡眠時間においては60代以上が一番短く、若年化するにつれて長くなる傾向にありました。一方、その他の睡眠の質や生産性・ストレスの項目では20代が一番低く、年代が上がるごとに高くなっていました。 男性/女性それぞれにおいて、年代別の一次元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01) 2.日本の睡眠時間の変化:2022年と比較すると-5分。2021年と同じ結果に これまでのブレインスリープの調査では、日本の平均睡眠時間は2020年では6時間27分、2021年では6時間43分、2022年では6時間48分となり、過去2年間で睡眠時間が21分増加するなど改善する傾向がみられていました。今年の調査では、日本の平均睡眠時間は6時間43分で、2022年と比較すると5分短くなり、2021年と同じ睡眠時間に戻る結果となりました。 ブレインスリープは2019年の設立以来、4年間継続して同様の調査を行ってきており、当初調査時よりも睡眠時間の増加は見られるものの、OECD加盟国の平均睡眠時間である8時間25分よりも圧倒的に短く、依然として日本の睡眠は世界でも最低レベルにあると言えます。まだまだ改善の余地があると言える日本の様々な睡眠課題に対してブレインスリープとしても取り組み、今後も日本の睡眠を良くするために活動を継続していきたいと考えています。 *全データにおいて一次元配置分散分析を行い有意差ありと確認(p<0.01)。また、前年との睡眠時間の比較についてはt検定を実施し有意差ありと確認(いずれもp<0.01) 3.男女別睡眠の質悪化の原因ランキング:男女共に上位は仕事。女性はホルモンバランスの乱れが原因に 睡眠は人が健康的な生活を送る上で必要不可欠です。十分な睡眠を取ることによって、脳や身体の疲労回復が行われ、翌日の活力に繋がります。睡眠を評価する際、しばしば睡眠時間などの単純な定量データだけに注目が集まりますが、良い睡眠には「質」が重要な役割を担います。今回の調査において、全国47都道府県の1万人の回答者の中で、自身の睡眠の質が「わるい」もしくは「非常にわるい」と回答した人は4,287人もおり、実に日本全国の半数近くの人が睡眠の質に課題を抱えていることがわかりました。 睡眠の質が悪い原因として考えられるものを、回答が多いものから順にランキングにしたところ、男性はTOP3すべてが仕事関係でした。女性も男性同様に上位2位までは仕事関係だったものの、3位はホルモンバランスの変化・乱れとなり、生理・妊娠出産・更年期など女性ならではの健康課題も見えてきました。 実際に生理・妊娠出産・更年期を理由に睡眠の質に課題があると回答した女性に対して、一か月の中で不眠を感じる日数を要因別に回答してもらったところ、生理(前後含む)で平均5.7日、妊娠出産で平均10.4日、更年期で平均7.3日もあることもわかりました。 4.生産性と睡眠の関係性:生産性の高い人は睡眠の質が高い 睡眠の質の悪化は、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与え、企業の損失にも繋がっていることがわかっています。産業事故の多くも、睡眠不足や睡眠障害が原因で起きているといわれています。...
“脳から眠る”ブレインスリープ流睡眠メソッドが満載ブレインスリープ監修、宝島社『脳まで眠る 睡...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)が監修した睡眠に関する書籍『脳まで眠る 睡眠がすべてを解決する』が3月1日に宝島社より発売されます。 本書は、ブレインスリープが運営する BRAIN SLEEP STORE(ブレインスリープストア)でも取り扱いを行います。 BRAIN SLEEP STORE(ブレインスリープストア) https://www.zzz-land.com/shop/g/gTK001A1/ 本書ではブレインスリープが提唱する良質な睡眠を実現させるためのメソッドを余すところなく解説。日常生活におけるパフォーマンス力向上や、健康・メンタル面などに関係する日常生活における様々な悩みを睡眠で解決する方法をご提案します。 ほかにも睡眠研究の第一人者や超一流アスリートへのスペシャルインタビュー、知っておくべき睡眠基礎知識のご紹介に加えてぐっすりと眠れるようになるかんたんストレッチ術も掲載。人生の3分の1を占める睡眠を知り尽くし、ワンランクアップさせる一冊です。 ■本書概要 ・良い睡眠で良い人生を【睡眠がもたらす10のメリット】 ・最高の睡眠を手に入れる【1DAYルーティーン】 ・家でできる!【覚醒・快眠ストレッチ】 ほか ■本書の詳細 タイトル :脳まで眠る 睡眠がすべてを解決する ページ数:80ページ 発売日 :2023年3月1日 定価 : 1,320円(本体1,200円+税) 発行元 :株式会社宝島社 【取り扱い店舗】 BRAIN...
“脳から眠る”ブレインスリープ流睡眠メソッドが満載ブレインスリープ監修、宝島社『脳まで眠る 睡...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)が監修した睡眠に関する書籍『脳まで眠る 睡眠がすべてを解決する』が3月1日に宝島社より発売されます。 本書は、ブレインスリープが運営する BRAIN SLEEP STORE(ブレインスリープストア)でも取り扱いを行います。 BRAIN SLEEP STORE(ブレインスリープストア) https://www.zzz-land.com/shop/g/gTK001A1/ 本書ではブレインスリープが提唱する良質な睡眠を実現させるためのメソッドを余すところなく解説。日常生活におけるパフォーマンス力向上や、健康・メンタル面などに関係する日常生活における様々な悩みを睡眠で解決する方法をご提案します。 ほかにも睡眠研究の第一人者や超一流アスリートへのスペシャルインタビュー、知っておくべき睡眠基礎知識のご紹介に加えてぐっすりと眠れるようになるかんたんストレッチ術も掲載。人生の3分の1を占める睡眠を知り尽くし、ワンランクアップさせる一冊です。 ■本書概要 ・良い睡眠で良い人生を【睡眠がもたらす10のメリット】 ・最高の睡眠を手に入れる【1DAYルーティーン】 ・家でできる!【覚醒・快眠ストレッチ】 ほか ■本書の詳細 タイトル :脳まで眠る 睡眠がすべてを解決する ページ数:80ページ 発売日 :2023年3月1日 定価 : 1,320円(本体1,200円+税) 発行元 :株式会社宝島社 【取り扱い店舗】 BRAIN...
香りが睡眠に与える影響について検証を実施 香りで寝つき・目覚めの良さ・睡眠効率が改善傾向に!
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は株式会社フィッツコーポレーション(東京都港区、代表取締役:富樫康博)とともに、香りが睡眠に与える影響について検証(以下「本検証」)を行いました。今回の検証からは、睡眠時に香りを取り入れることで香りがない場合と比較して、寝つき・目覚めの良さ・睡眠効率といった睡眠指標が改善する傾向が確認されました。 本取組み背景 ブレインスリープは、OECD加盟国の中で睡眠時間が最も短い日本の睡眠課題を解決するために、睡眠医学に基づいたプロダクト開発、正しい睡眠情報の発信、睡眠に関する正しいエビデンスの取得支援を行っています。 嗅覚は五感の中で唯一、本能や感情さらに記憶を司る大脳辺縁系にダイレクトに働きかけるため、香りは嗅覚を通して脳に直接アプローチができます。香りは、多くの人が抱えている心と体の緊張を緩和し、睡眠改善にも繋がる可能性があると考え、その効果を可視化するために香りに30年以上向き合い、その可能性に着目してきたフィッツコーポレーションからの依頼を受けて、本検証を行うに至りました。 検証概要・結果 本検証では、香料が睡眠に与える影響の検証(寝つき・中途覚醒・目覚めの良さ・睡眠効率)を、20~60代の12名を対象に実施しました。睡眠状態の評価は、客観指標として活動量測定、主観的指標としてVAS(Visual Analogue Scale)法を用いたアンケートにより実施しました。検証に使用した香料は、別途リラックス効果が確認された3種の香料を使用しました。(検証詳細は、後述の参考資料に添付) 【検証概要】 被験者:普段の睡眠において不満を抱えている20~60代の男女12名 試験方法:クロスオーバー試験 測定項目:活動量、VAS(Visual Analogue Scale)法を用いたアンケート評価 【検証結果】 被験者12 名の全体解析の結果、3 種類の香料のうち好みの香りを就寝中に嗅ぐことにより、目覚めの良さを示す指標である離床潜時は*1、香りなしの場合の6.8±1.1 分に比べて、香りありの場合では3.4±0.4 分と有意に減少しました。また、睡眠効率*2 についても向上する傾向が確認されました。 *1 離床潜時:最終覚醒から起床までの時間。目覚めの良さの指標 *2 睡眠効率:就床時間のうち実際に眠っていた時間の割合 また、被験者12 名のうち朝の目覚めに不満を感じている被験者(9 名)*3 に絞った場合のクロス解析においては、離床潜時に加えて、寝つきの良さを示す睡眠潜時*4...
香りが睡眠に与える影響について検証を実施 香りで寝つき・目覚めの良さ・睡眠効率が改善傾向に!
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は株式会社フィッツコーポレーション(東京都港区、代表取締役:富樫康博)とともに、香りが睡眠に与える影響について検証(以下「本検証」)を行いました。今回の検証からは、睡眠時に香りを取り入れることで香りがない場合と比較して、寝つき・目覚めの良さ・睡眠効率といった睡眠指標が改善する傾向が確認されました。 本取組み背景 ブレインスリープは、OECD加盟国の中で睡眠時間が最も短い日本の睡眠課題を解決するために、睡眠医学に基づいたプロダクト開発、正しい睡眠情報の発信、睡眠に関する正しいエビデンスの取得支援を行っています。 嗅覚は五感の中で唯一、本能や感情さらに記憶を司る大脳辺縁系にダイレクトに働きかけるため、香りは嗅覚を通して脳に直接アプローチができます。香りは、多くの人が抱えている心と体の緊張を緩和し、睡眠改善にも繋がる可能性があると考え、その効果を可視化するために香りに30年以上向き合い、その可能性に着目してきたフィッツコーポレーションからの依頼を受けて、本検証を行うに至りました。 検証概要・結果 本検証では、香料が睡眠に与える影響の検証(寝つき・中途覚醒・目覚めの良さ・睡眠効率)を、20~60代の12名を対象に実施しました。睡眠状態の評価は、客観指標として活動量測定、主観的指標としてVAS(Visual Analogue Scale)法を用いたアンケートにより実施しました。検証に使用した香料は、別途リラックス効果が確認された3種の香料を使用しました。(検証詳細は、後述の参考資料に添付) 【検証概要】 被験者:普段の睡眠において不満を抱えている20~60代の男女12名 試験方法:クロスオーバー試験 測定項目:活動量、VAS(Visual Analogue Scale)法を用いたアンケート評価 【検証結果】 被験者12 名の全体解析の結果、3 種類の香料のうち好みの香りを就寝中に嗅ぐことにより、目覚めの良さを示す指標である離床潜時は*1、香りなしの場合の6.8±1.1 分に比べて、香りありの場合では3.4±0.4 分と有意に減少しました。また、睡眠効率*2 についても向上する傾向が確認されました。 *1 離床潜時:最終覚醒から起床までの時間。目覚めの良さの指標 *2 睡眠効率:就床時間のうち実際に眠っていた時間の割合 また、被験者12 名のうち朝の目覚めに不満を感じている被験者(9 名)*3 に絞った場合のクロス解析においては、離床潜時に加えて、寝つきの良さを示す睡眠潜時*4...