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シリーズ初”ゾーニングサポート”機能で明日の体を軽くする! マットレスの新定番 「ブレインスリ...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、「ブレインスリープ マットレスシリーズ」初となる身体の部位に応じて理想の寝姿勢をキープする<ゾーニングサポート>機能を導入した新感覚マットレス「ブレインスリープ マットレス プラス フロート(以下、「プラス フロート」)」をブレインスリープ オフィシャルサイトにて2024年9月3日(火)10時より発売します。 「ブレインスリープ マットレス シリーズ」は、理想の寝姿勢×超体圧分散を実現しており、睡眠の質向上を求める方に向けてこだわり抜いて開発されたプロダクトです。今回「プラス フロート」の登場により、最上級の寝心地を叶える完全版の「ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート(以下、プレミアム フロート)」、最高の寝心地とコストパフォーマンスを兼ね備えた「プラス フロート」、既存のマットレスの上に直接敷くだけで手軽に上質な寝心地を叶える「ブレインスリープ マットレス フロート(以下、フロート)」と、3つのタイプが揃い、機能やご予算に応じてお選びいただけるようになりました。 「ブレインスリープ ピロー」と「ブレインスリープ マットレス」を組み合わせるメリット シリーズ累計販売数量20万個を突破した「ブレインスリープ ピロー」は「ブレインスリープ マットレス」と組み合わせて使用することで、頭部・背部ともに放熱量が多いことが明らかになりました。 睡眠の質を上げるために重要な眠り始めの90分「黄金の90分」で深い睡眠を得るためには、放熱量が多く通気性の高い寝具を使用することが大切であり、「ブレインスリープ ピロー」と「ブレインスリープ マットレス」を組み合わせて使用することで「ブレインスリープ ピロー」のみの場合よりも睡眠の質向上に繋がると考えられます。 実際にお客様から「最初はピローだけ使用していましたが、ピローとマットレスを組合せて使用することで、翌日の疲労の取れ具合が違うなと感じました。」というお声もいただいております。...
シリーズ初”ゾーニングサポート”機能で明日の体を軽くする! マットレスの新定番 「ブレインスリ...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、「ブレインスリープ マットレスシリーズ」初となる身体の部位に応じて理想の寝姿勢をキープする<ゾーニングサポート>機能を導入した新感覚マットレス「ブレインスリープ マットレス プラス フロート(以下、「プラス フロート」)」をブレインスリープ オフィシャルサイトにて2024年9月3日(火)10時より発売します。 「ブレインスリープ マットレス シリーズ」は、理想の寝姿勢×超体圧分散を実現しており、睡眠の質向上を求める方に向けてこだわり抜いて開発されたプロダクトです。今回「プラス フロート」の登場により、最上級の寝心地を叶える完全版の「ブレインスリープ マットレス プレミアム フロート(以下、プレミアム フロート)」、最高の寝心地とコストパフォーマンスを兼ね備えた「プラス フロート」、既存のマットレスの上に直接敷くだけで手軽に上質な寝心地を叶える「ブレインスリープ マットレス フロート(以下、フロート)」と、3つのタイプが揃い、機能やご予算に応じてお選びいただけるようになりました。 「ブレインスリープ ピロー」と「ブレインスリープ マットレス」を組み合わせるメリット シリーズ累計販売数量20万個を突破した「ブレインスリープ ピロー」は「ブレインスリープ マットレス」と組み合わせて使用することで、頭部・背部ともに放熱量が多いことが明らかになりました。 睡眠の質を上げるために重要な眠り始めの90分「黄金の90分」で深い睡眠を得るためには、放熱量が多く通気性の高い寝具を使用することが大切であり、「ブレインスリープ ピロー」と「ブレインスリープ マットレス」を組み合わせて使用することで「ブレインスリープ ピロー」のみの場合よりも睡眠の質向上に繋がると考えられます。 実際にお客様から「最初はピローだけ使用していましたが、ピローとマットレスを組合せて使用することで、翌日の疲労の取れ具合が違うなと感じました。」というお声もいただいております。...
独自技術を導入し実現した「睡眠で未来も変える」 寝具のリサイクル率の低さにアクション! 資源を...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、メインプロダクトである脳まで眠る枕「ブレインスリープ ピロー」をはじめポリエチレン素材を使用した製品を買い替えの際に古くなった商品を回収しリサイクルして、新しい商品をお得に購入することができる「ブレインスリープ エコサイクル プログラム(以下、本プログラム)」を9月3日(火)10時より、ブレインスリープオフィシャルサイトにて開始いたします。 背景 今年、創業5周年を迎えたブレインスリープは脳まで眠る質の高い睡眠を得るための商品やサービスの提供、正しい情報発信を行ってきました。素材により異なりますが、実は枕は一般的に2~3年が寿命とされております。ブレインスリープの調査では約半数の方が5年以上同じ枕を使っていることがわかりました。1日の1/3の時間、毎日使用する枕は2~3年するとへたってきてしまい、睡眠の質低下にも繋がります。またブレインスリープが最初に開発した「ブレインスリープ ピロー」は発売から4年が経過しており、買い替えを検討されているお客様がいらっしゃることを想定し、本プログラムをスタートいたします。定期的に本プログラムをご使用いただき、寝具を一新することにより、お客様にいつでも安定した質の高い睡眠をご提供することにもつながると考えています。 ブレインスリープの寝具のリサイクルに対する思い 寝具は素材が多様であり分別することが難しく、粗大ごみで回収されているマットレスや掛け布団においても回収された大部分が焼却処分されている現状があります。また寝具の中でも特に枕はサイズが小さいこともあり、一般ごみとして扱い、焼却処分している自治体が多くあります。枕は寝具の中でも汚れや臭いが付きやすく、リサイクルし新しい製品の原料として使用することがより困難でした。ブレインスリープはSDGsの観点から創業時より寝具のリサイクルを⽬標に、地球環境にも配慮したサステナブル素材である純度が高い高品質な「ポリエチレン」を独自に採用しています。また、製造中にどうしても出てしまう端材やサイズ交換などで回収したプロダクトも、廃棄にならないようリサイクルに活用してきました。今回のプログラムでは使⽤済み製品をリサイクルするため、汚れや臭いによりランクを分けてリサイクル原料とし、良質なリサイクル原料を活用し製品を製造しています。今後、商品に使用出来ていないリサイクル原料を活用したプロダクトの開発に挑戦することで、ブレインスリープ内で原料を循環させることを目標に取り組んでいきたいと考えています。 「ブレインスリープ エコサイクル プログラム」概要 本プログラムはエコロジー(環境・資源)とエコノミー(経済)を両⽴させ循環させることを⽬的に、最先端技術を導入することにより実現した寝具の資源を循環させるサステナブルな新プログラムです。シグネチャー製品「ブレインスリープ ピロー」シリーズ、「ブレインスリープ マットレス」シリーズを対象に使用済製品を回収し、製造⼯場にて再原料化して新しい製品に⽣まれ変わらせ、素材を廃棄せずに循環させます。これまでも端材を含め、資源を無駄にすることなく使用してきましたが、この度、新たな技術開発や機器の整備も伴い、使用済製品を再原料化し、新しい製品に⽣まれ変わらせることが可能となりました。 プログラム開始日時:2024年9月3日(火)10時対象商品:「ブレインスリープ ピロー」シリーズ、「ブレインスリープ マットレス」シリーズ利用方法:プログラムページよりリサイクルを希望する商品を購入いただき、新しい商品お届け時に古い商品をドライバーにお渡しください。プログラムページ:https://brain-sleep.com/pages/eco_cycle_program 対象商品一例 ・「ブレインスリープ ピロー」一番深いノンレム睡眠が出てくる時間である「黄金の90分」に加え、良質な睡眠を得るためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことも重要です。「ブレインスリープ ピロー」は独自素材を使用し90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発⽣する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 ・「ブレインスリープ マットレス フロート」「ブレインスリープ ピロー」と同じ素材を使用しているため抜群の通気性と独自開発した「フロートテクノロジー」によりNASAが提唱する中⽴姿勢を再現した重力から解放された究極のリラックス姿勢を実現します。 リサイクル手順
独自技術を導入し実現した「睡眠で未来も変える」 寝具のリサイクル率の低さにアクション! 資源を...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、メインプロダクトである脳まで眠る枕「ブレインスリープ ピロー」をはじめポリエチレン素材を使用した製品を買い替えの際に古くなった商品を回収しリサイクルして、新しい商品をお得に購入することができる「ブレインスリープ エコサイクル プログラム(以下、本プログラム)」を9月3日(火)10時より、ブレインスリープオフィシャルサイトにて開始いたします。 背景 今年、創業5周年を迎えたブレインスリープは脳まで眠る質の高い睡眠を得るための商品やサービスの提供、正しい情報発信を行ってきました。素材により異なりますが、実は枕は一般的に2~3年が寿命とされております。ブレインスリープの調査では約半数の方が5年以上同じ枕を使っていることがわかりました。1日の1/3の時間、毎日使用する枕は2~3年するとへたってきてしまい、睡眠の質低下にも繋がります。またブレインスリープが最初に開発した「ブレインスリープ ピロー」は発売から4年が経過しており、買い替えを検討されているお客様がいらっしゃることを想定し、本プログラムをスタートいたします。定期的に本プログラムをご使用いただき、寝具を一新することにより、お客様にいつでも安定した質の高い睡眠をご提供することにもつながると考えています。 ブレインスリープの寝具のリサイクルに対する思い 寝具は素材が多様であり分別することが難しく、粗大ごみで回収されているマットレスや掛け布団においても回収された大部分が焼却処分されている現状があります。また寝具の中でも特に枕はサイズが小さいこともあり、一般ごみとして扱い、焼却処分している自治体が多くあります。枕は寝具の中でも汚れや臭いが付きやすく、リサイクルし新しい製品の原料として使用することがより困難でした。ブレインスリープはSDGsの観点から創業時より寝具のリサイクルを⽬標に、地球環境にも配慮したサステナブル素材である純度が高い高品質な「ポリエチレン」を独自に採用しています。また、製造中にどうしても出てしまう端材やサイズ交換などで回収したプロダクトも、廃棄にならないようリサイクルに活用してきました。今回のプログラムでは使⽤済み製品をリサイクルするため、汚れや臭いによりランクを分けてリサイクル原料とし、良質なリサイクル原料を活用し製品を製造しています。今後、商品に使用出来ていないリサイクル原料を活用したプロダクトの開発に挑戦することで、ブレインスリープ内で原料を循環させることを目標に取り組んでいきたいと考えています。 「ブレインスリープ エコサイクル プログラム」概要 本プログラムはエコロジー(環境・資源)とエコノミー(経済)を両⽴させ循環させることを⽬的に、最先端技術を導入することにより実現した寝具の資源を循環させるサステナブルな新プログラムです。シグネチャー製品「ブレインスリープ ピロー」シリーズ、「ブレインスリープ マットレス」シリーズを対象に使用済製品を回収し、製造⼯場にて再原料化して新しい製品に⽣まれ変わらせ、素材を廃棄せずに循環させます。これまでも端材を含め、資源を無駄にすることなく使用してきましたが、この度、新たな技術開発や機器の整備も伴い、使用済製品を再原料化し、新しい製品に⽣まれ変わらせることが可能となりました。 プログラム開始日時:2024年9月3日(火)10時対象商品:「ブレインスリープ ピロー」シリーズ、「ブレインスリープ マットレス」シリーズ利用方法:プログラムページよりリサイクルを希望する商品を購入いただき、新しい商品お届け時に古い商品をドライバーにお渡しください。プログラムページ:https://brain-sleep.com/pages/eco_cycle_program 対象商品一例 ・「ブレインスリープ ピロー」一番深いノンレム睡眠が出てくる時間である「黄金の90分」に加え、良質な睡眠を得るためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことも重要です。「ブレインスリープ ピロー」は独自素材を使用し90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発⽣する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 ・「ブレインスリープ マットレス フロート」「ブレインスリープ ピロー」と同じ素材を使用しているため抜群の通気性と独自開発した「フロートテクノロジー」によりNASAが提唱する中⽴姿勢を再現した重力から解放された究極のリラックス姿勢を実現します。 リサイクル手順
「快眠のための家」の居住型実験住戸での検証 睡眠医学の知見を生かした住空間より睡眠の質向上を確認
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)と株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「長谷工」)は、NTT東日本グループと共同で行っている「快眠のための家」での睡眠の質向上にむけた取り組みについて、今般、「睡眠環境の違いが睡眠に与える影響の検証」(以下、「本検証」)が終了し、「快眠のための家」において睡眠の質向上を確認しました。 快眠のための家とは 長谷工が保有・運営する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」に設置された居住型実験住戸です。この居住型実験住戸はブレインスリープが監修し、睡眠に最適な4つのポイントを取り入れました。①スリープテック※1を活用したサーカディアンリズムの最適化:ブレインスリープ コインから計測される睡眠時の生体データと連携した睡眠環境の実現②快適な温度、湿度、空気環境の構築:建物の構造、断熱材などの内装による温度・湿度調整と、全館空調システムによる空調管理③色や音によるリラックス効果:快眠を導く壁面色の採用、40dB以下を実現する防音ドアの設置➃木質によるリラックス効果:木質クロスに触れる、木の香りを感じることによるリラックス効果※1:IoT機器技術やAI技術などを活用して、睡眠状態をモニタリング・分析し、科学的に睡眠の質を改善または向上させる機器、システム、サービス 検証概要 本検証では、「快眠のための家」が睡眠に与える影響の検証を以下の方法にて実施しました。検証期間:2024年1~3月対象者:長谷工従業員など20~40代の男性8名(うち睡眠への課題感を感じている被験者6名※2)測定項目:客観指標として脳波計、活動量計、心電計による測定主観指標としてOSA睡眠調査票(MA版)※3を用いたアンケート評価検証方法:「快眠のための家(以下「快眠住戸」)」と「睡眠の監修を行っていない一般的な家(以下「一般住戸」)」にそれぞれ1週間生活してもらい、平日の睡眠を比較するクロスオーバー試験※2:事前に実施したアンケートにおいて、普段の睡眠への課題感を10点満点中8点未満と回答した者※3:その日の睡眠感を統計的に尺度化した睡眠評価方法 検証結果 睡眠への課題感を感じている被験者において、最高の睡眠環境を構築した「快眠のための家」の方が一晩の睡眠の中で最も重要な入眠直後に約90分持続するノンレム睡眠、すなわち「黄金の90分の睡眠」が深くなり睡眠の質が向上する傾向が示唆されました。①睡眠の第一周期(黄金の90分)におけるノンレム睡眠ステージ3(S3)の割合が高い※4②睡眠の第一周期(黄金の90分)における1分あたりのデルタパワー値が高い※5 ※4:深い睡眠ステージであり、なかでも一晩のうち最も深く眠っているのが睡眠の第一周期におけるS3である ※5:深い睡眠時に出現する特徴を持つ脳波であり、「熟睡度」に関連している 本検証では、客観的な指標を用いて、最高の睡眠環境を構築した「快眠のための家」の方が睡眠の質が高かった傾向がみられました。「快眠のための家」に採用した睡眠に最適な4つのポイントが良い効果を与えたと考えられます。居住者の睡眠の質向上の観点から、本検証の結果は様々な活用の可能性が考えられます。 ブレインスリープ最高研究顧問 西野精治コメント 快眠は、健康増進、生産性向上等において欠かすことのできない最も重要な生理現象です。睡眠は室温、照明、騒音などの外部の環境要因、不安や緊張など個人の内面的な要因や、痛みなど身体的な要因が影響を与えることが知られています。換言すれば、ほとんどすべての要因が睡眠に影響を与えるので、多くの人が睡眠に悩みかかえ、その症状も千差万別です。快眠の為に最適な住宅を提供することは、建設に携わる事業者の重要な使命ですが、そのアプローチに関しては暗中模索の状態でした。今回、睡眠の専門的な知見と建設事業者が、コラボを行い、快眠の為に最適な住居環境に関して、それぞれの立場から意見を出し合い、居住型実験住戸で客観的な実験検証を行い、睡眠の中でも、最も重要な変数に好影響を与えたことを確認できたことは画期的なことだと思われます。今後、さらに詳細な解析により、住居環境のどのような要素がどういった機序で睡眠に好影響を与えたかを調べることにより、広く一般居住者が「最高の睡眠」をもたらす住居を享受できるのではと期待します。 西野 精治(にしの せいじ) スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所所長株式会社ブレインスリープ 創業者 兼 最高研究顧問医師、医学博士認定資格 精神保健指定医、日本睡眠学会専門医、産業医 サステナブランシェ本行徳 既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造に向けた研究・技術開発の更なる推進を目的として、国内初※6の既存企業社宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンションプロジェクトです。HP:https://www.haseko.co.jp/sustainabranche/ ※6 2022年6月13日時点 ㈱ESP総研調べ(調査期間:2022年5月23日~6 月6日、調査方法:「集合住宅またはマンション」「再生可能エネルギー」「リノベーションまたは改修」のキーワードによる公開情報検索および多面的な市場調査による) 共同検証パートナー 株式会社長谷工コーポレーション「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を企業理念に、分譲マンションを主軸とした総合建設会社として、用地情報の収集や企画立案、近隣折衝・許認可取得から設計・施工までトータルプロデュースしています。また、マンションにお住まいの方の多様なニーズにお応えし、安全・安心で快適な住まいと都市環境を提供しています。オフィシャルサイト:https://www.haseko.co.jp/hc/...
「快眠のための家」の居住型実験住戸での検証 睡眠医学の知見を生かした住空間より睡眠の質向上を確認
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)と株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「長谷工」)は、NTT東日本グループと共同で行っている「快眠のための家」での睡眠の質向上にむけた取り組みについて、今般、「睡眠環境の違いが睡眠に与える影響の検証」(以下、「本検証」)が終了し、「快眠のための家」において睡眠の質向上を確認しました。 快眠のための家とは 長谷工が保有・運営する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」に設置された居住型実験住戸です。この居住型実験住戸はブレインスリープが監修し、睡眠に最適な4つのポイントを取り入れました。①スリープテック※1を活用したサーカディアンリズムの最適化:ブレインスリープ コインから計測される睡眠時の生体データと連携した睡眠環境の実現②快適な温度、湿度、空気環境の構築:建物の構造、断熱材などの内装による温度・湿度調整と、全館空調システムによる空調管理③色や音によるリラックス効果:快眠を導く壁面色の採用、40dB以下を実現する防音ドアの設置➃木質によるリラックス効果:木質クロスに触れる、木の香りを感じることによるリラックス効果※1:IoT機器技術やAI技術などを活用して、睡眠状態をモニタリング・分析し、科学的に睡眠の質を改善または向上させる機器、システム、サービス 検証概要 本検証では、「快眠のための家」が睡眠に与える影響の検証を以下の方法にて実施しました。検証期間:2024年1~3月対象者:長谷工従業員など20~40代の男性8名(うち睡眠への課題感を感じている被験者6名※2)測定項目:客観指標として脳波計、活動量計、心電計による測定主観指標としてOSA睡眠調査票(MA版)※3を用いたアンケート評価検証方法:「快眠のための家(以下「快眠住戸」)」と「睡眠の監修を行っていない一般的な家(以下「一般住戸」)」にそれぞれ1週間生活してもらい、平日の睡眠を比較するクロスオーバー試験※2:事前に実施したアンケートにおいて、普段の睡眠への課題感を10点満点中8点未満と回答した者※3:その日の睡眠感を統計的に尺度化した睡眠評価方法 検証結果 睡眠への課題感を感じている被験者において、最高の睡眠環境を構築した「快眠のための家」の方が一晩の睡眠の中で最も重要な入眠直後に約90分持続するノンレム睡眠、すなわち「黄金の90分の睡眠」が深くなり睡眠の質が向上する傾向が示唆されました。①睡眠の第一周期(黄金の90分)におけるノンレム睡眠ステージ3(S3)の割合が高い※4②睡眠の第一周期(黄金の90分)における1分あたりのデルタパワー値が高い※5 ※4:深い睡眠ステージであり、なかでも一晩のうち最も深く眠っているのが睡眠の第一周期におけるS3である ※5:深い睡眠時に出現する特徴を持つ脳波であり、「熟睡度」に関連している 本検証では、客観的な指標を用いて、最高の睡眠環境を構築した「快眠のための家」の方が睡眠の質が高かった傾向がみられました。「快眠のための家」に採用した睡眠に最適な4つのポイントが良い効果を与えたと考えられます。居住者の睡眠の質向上の観点から、本検証の結果は様々な活用の可能性が考えられます。 ブレインスリープ最高研究顧問 西野精治コメント 快眠は、健康増進、生産性向上等において欠かすことのできない最も重要な生理現象です。睡眠は室温、照明、騒音などの外部の環境要因、不安や緊張など個人の内面的な要因や、痛みなど身体的な要因が影響を与えることが知られています。換言すれば、ほとんどすべての要因が睡眠に影響を与えるので、多くの人が睡眠に悩みかかえ、その症状も千差万別です。快眠の為に最適な住宅を提供することは、建設に携わる事業者の重要な使命ですが、そのアプローチに関しては暗中模索の状態でした。今回、睡眠の専門的な知見と建設事業者が、コラボを行い、快眠の為に最適な住居環境に関して、それぞれの立場から意見を出し合い、居住型実験住戸で客観的な実験検証を行い、睡眠の中でも、最も重要な変数に好影響を与えたことを確認できたことは画期的なことだと思われます。今後、さらに詳細な解析により、住居環境のどのような要素がどういった機序で睡眠に好影響を与えたかを調べることにより、広く一般居住者が「最高の睡眠」をもたらす住居を享受できるのではと期待します。 西野 精治(にしの せいじ) スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所所長株式会社ブレインスリープ 創業者 兼 最高研究顧問医師、医学博士認定資格 精神保健指定医、日本睡眠学会専門医、産業医 サステナブランシェ本行徳 既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造に向けた研究・技術開発の更なる推進を目的として、国内初※6の既存企業社宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンションプロジェクトです。HP:https://www.haseko.co.jp/sustainabranche/ ※6 2022年6月13日時点 ㈱ESP総研調べ(調査期間:2022年5月23日~6 月6日、調査方法:「集合住宅またはマンション」「再生可能エネルギー」「リノベーションまたは改修」のキーワードによる公開情報検索および多面的な市場調査による) 共同検証パートナー 株式会社長谷工コーポレーション「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を企業理念に、分譲マンションを主軸とした総合建設会社として、用地情報の収集や企画立案、近隣折衝・許認可取得から設計・施工までトータルプロデュースしています。また、マンションにお住まいの方の多様なニーズにお応えし、安全・安心で快適な住まいと都市環境を提供しています。オフィシャルサイト:https://www.haseko.co.jp/hc/...
ブレインスリープ×フレアスが睡眠の質に関する共同研究結果発表! 鍼灸マッサージ施術が”睡眠の質...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、株式会社フレアス(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:澤登 拓、以下「フレアス」)と睡眠の質と鍼灸マッサージ施術の効果する共同研究(以下「本研究」)を行いました。本研究はフレアスが監修した睡眠特化型鍼灸マッサージ施術を基に「施術を受けた日」と「施術を受けなかった日」の睡眠を比較したもので、20代〜50代の男女を対象に行っており、その結果鍼灸マッサージ施術が中途覚醒時間を短縮させる、目覚めの爽快感が向上するなど、睡眠の質の改善に寄与することを確認できました。 背景 ブレインスリープは、“最高の睡眠で最幸の人生を”ミッションに掲げ、睡眠医学に基づいたプロダクト開発、健康経営サービス「睡眠偏差値®」、企業向け各種コンサルティング事業及び睡眠研究等、日本の睡眠課題解決を目的に睡眠に関する事業を幅広く展開しています。また、2022年より「身体の不調」の改善を通して睡眠の質の改善に取り組むため、鍼・灸・マッサージに着目し、主に高齢者を対象とした訪問マッサージ事業をメインに、訪問看護・訪問介護を全国展開し、総合的な在宅サービスを提供するフレアス監修の施術を提供する新事業として睡眠特化型鍼灸マッサージ店「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」(以下、「コンディショニングスタジオ」)を運営しています。 近年、鍼・灸・マッサージの睡眠改善に関する研究が報告されています。また、鍼灸は2019年に世界保健機関(WHO)が定めるガイドラインで認定がされるなど国際的な関心が高まりをみせています。鍼灸マッサージを組み合わせた施術は睡眠課題の解決手段として効果が見込まれており、この度フレアス監修の鍼灸マッサージ施術の睡眠の質の改善への効果を明らかにすることを目的に本研究を実施しました。 研究概要 本研究では、コンディショニングスタジオで提供しているフレアス監修の睡眠特化型の施術メニューを単回で鍼灸マッサージの施術を受けることによる睡眠への即時的な効果を研究することを目的に、以下の方法にて実施しました。 対象者:健康な20~50代男女10名(うち6名が睡眠不良と判定)*1 方法:「施術*2を受けた日」と「施術を受けなかった日」の睡眠を比較するクロスオーバー試験*3 測定項目:客観的指標として活動量計、脳波計、自律神経計による測定、主観的指標としてOSA睡眠調査票(MA版)*4を用いたVAS(Visual Analogue Scale)法によるアンケート評価 試験場所:BRAIN SLEEP CONDITIONING STUDIO 二子玉川店 *1自記式で睡眠の質を評価するPSQI(ピッツバーグ睡眠質問票)においてカットオフ値である5.5点以上と判定 *2実際に提供しているコンディショニングスタジオ90分メニュー(フルリカバリー) *3比較する検証日の間隔は1週間以上 *4その日の睡眠感を統計的に尺度化した睡眠評価方法 研究結果 鍼灸マッサージ施術を行うことで睡眠の質の向上に繋がる傾向が示唆されました。 ①中途覚醒時間が減少する傾向 ②“寝つき”、“睡眠の質”、起床時の“目覚め”、“リフレッシュ感”に関して高い評価 ...
ブレインスリープ×フレアスが睡眠の質に関する共同研究結果発表! 鍼灸マッサージ施術が”睡眠の質...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、株式会社フレアス(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:澤登 拓、以下「フレアス」)と睡眠の質と鍼灸マッサージ施術の効果する共同研究(以下「本研究」)を行いました。本研究はフレアスが監修した睡眠特化型鍼灸マッサージ施術を基に「施術を受けた日」と「施術を受けなかった日」の睡眠を比較したもので、20代〜50代の男女を対象に行っており、その結果鍼灸マッサージ施術が中途覚醒時間を短縮させる、目覚めの爽快感が向上するなど、睡眠の質の改善に寄与することを確認できました。 背景 ブレインスリープは、“最高の睡眠で最幸の人生を”ミッションに掲げ、睡眠医学に基づいたプロダクト開発、健康経営サービス「睡眠偏差値®」、企業向け各種コンサルティング事業及び睡眠研究等、日本の睡眠課題解決を目的に睡眠に関する事業を幅広く展開しています。また、2022年より「身体の不調」の改善を通して睡眠の質の改善に取り組むため、鍼・灸・マッサージに着目し、主に高齢者を対象とした訪問マッサージ事業をメインに、訪問看護・訪問介護を全国展開し、総合的な在宅サービスを提供するフレアス監修の施術を提供する新事業として睡眠特化型鍼灸マッサージ店「ブレインスリープ コンディショニングスタジオ」(以下、「コンディショニングスタジオ」)を運営しています。 近年、鍼・灸・マッサージの睡眠改善に関する研究が報告されています。また、鍼灸は2019年に世界保健機関(WHO)が定めるガイドラインで認定がされるなど国際的な関心が高まりをみせています。鍼灸マッサージを組み合わせた施術は睡眠課題の解決手段として効果が見込まれており、この度フレアス監修の鍼灸マッサージ施術の睡眠の質の改善への効果を明らかにすることを目的に本研究を実施しました。 研究概要 本研究では、コンディショニングスタジオで提供しているフレアス監修の睡眠特化型の施術メニューを単回で鍼灸マッサージの施術を受けることによる睡眠への即時的な効果を研究することを目的に、以下の方法にて実施しました。 対象者:健康な20~50代男女10名(うち6名が睡眠不良と判定)*1 方法:「施術*2を受けた日」と「施術を受けなかった日」の睡眠を比較するクロスオーバー試験*3 測定項目:客観的指標として活動量計、脳波計、自律神経計による測定、主観的指標としてOSA睡眠調査票(MA版)*4を用いたVAS(Visual Analogue Scale)法によるアンケート評価 試験場所:BRAIN SLEEP CONDITIONING STUDIO 二子玉川店 *1自記式で睡眠の質を評価するPSQI(ピッツバーグ睡眠質問票)においてカットオフ値である5.5点以上と判定 *2実際に提供しているコンディショニングスタジオ90分メニュー(フルリカバリー) *3比較する検証日の間隔は1週間以上 *4その日の睡眠感を統計的に尺度化した睡眠評価方法 研究結果 鍼灸マッサージ施術を行うことで睡眠の質の向上に繋がる傾向が示唆されました。 ①中途覚醒時間が減少する傾向 ②“寝つき”、“睡眠の質”、起床時の“目覚め”、“リフレッシュ感”に関して高い評価 ...
日本睡眠学会第48回定期学術集会にて NMNと睡眠の関係性、子どもの睡眠に関して発表 ~スタン...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、2024年7月18日(木)~19日(金)にパシフィコ横浜 ノース(神奈川県)にて開催された「日本睡眠学会第48回定期学術集会(以下、「本学会」)」にて、ブレインスリープ最高研究顧問であり、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長を務める西野 精治氏と共同研究、調査を元にした分析の成果を発表いたしました。本発表では、NMNと睡眠の関連性、また、ブレインスリープが独自調査した子どもの睡眠の実態「睡眠偏差値KIDS」に関する分析等、4つの発表とシンポジウムを実施しました。また、本学会ではブレインスリープ初となるブースも出展いたしました。参考:2021年度「睡眠偏差値KIDS」調査結果発表https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2021kids/ 発表概要 スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)と共同で行った研究と分析の発表をいたしました。調査分析は、ブレインスリープが独自調査した子どもの睡眠の実態に関する内容となります。 共同研究①ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の摂取による睡眠への影響 近年、細胞内のニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)濃度の低下が老化関連障害を引き起こすことが明らかとなり、ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の投与が細胞内のNAD+を増幅させ、老化イベントを緩和させるとして注目を集めています(M. Igarashi et al., 2022)。老化イベントに関連して、NMNが睡眠の質向上に寄与する論文もいくつか報告されていますが、これら報告では主観的な睡眠の質の評価のみで、客観的な睡眠データを取得した報告はほとんどありません。そこで本研究では、NMN摂取による睡眠への影響を客観的な指標も加え明らかにすることを目的とし、被験者30名を対象に14週間の臨床研究を実施しました。 調査分析①親の不適切な睡眠観念が子どもの睡眠不足を引き起こす 小児の睡眠不足は健康や成長に悪影響を与えることが明らかになっておりますが、実際に睡眠不足を生じさせる要因は何か、どのような方策がその問題を改善しうるのかは十分に明らかになっていないため、今回親の睡眠観念と子どもの睡眠時間との関連性の分析を行いました。その結果、親が子どもにとっての必要睡眠時間を過少認識していると、その子どもの睡眠時間が短縮することがわかり、子どもの睡眠時間確保のためには親への「子どもの健康と発達のために必要な睡眠時間」の啓発も重要であると言えます。 調査分析②子どもの問題行動のリスク要因としての睡眠・睡眠衛生 睡眠は子どもの情緒や行動の問題に影響を与えますが、具体的に睡眠のどの要因が強く影響するのかは明らかになっていません。そこで子どもの情緒や行動の問題に対して睡眠の各要素が与える影響と、それらの睡眠の要素に対して、睡眠衛生等が与える影響を検討するための分析を行いました。その結果、睡眠の各要素(睡眠時間、中途覚醒、睡眠中間時刻、CSHQ)の問題はそれぞれ子どもの情緒・行動に悪影響を与えることがわかりました。また子どもに適切な睡眠環境を提供することにより、睡眠を改善させ、さらには子どもの困難さも改善させられる可能性があると言えます。 調査分析③子どもの昼寝時間に着目した夜間睡眠及び強さと困難さの関係 子どもの昼寝は時間が長すぎると就寝時間の後退、睡眠時間の減少が指摘されています。しかし、子どもの昼寝、夜間の睡眠が子どもの心身に与える影響については不明な部分が多くあるため、昼寝や夜間の睡眠が子どもの情緒や行動の問題に与える影響を分析しました。その結果、長すぎる昼寝は夜の睡眠時間を低下させ、子どもの強さと困難さに影響を与えることが明らかになりました。 展示ブース 本学会では初の展示ブースを出展し、他企業・団体と行った研究・検証・睡眠コンサルティング内容の事例を紹介いたしました。<コンサルティング事業の一例>・就寝前の読書が睡眠に与える影響について検証https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000046684.html・ハードとソフトを融合した『快眠のための家』の検証https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000046684.html・AI画像診断によるSASリスク判定』に関する共同研究https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000046684.html シンポジウム ブレインスリープ最高研究顧問であり、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長を務めております西野精治が座長を務めるシンポジウムを行いました。演題 「シフトワーカーのウェルビーイングを高める(第2回)」座長 : 西野 精治 / 米国スタンフォード大学、西多昌規 / 早稲田大学 2022年にNOBシフトワーク研究会を立ち上げ、学術界及び産業界からメンバーを募って、シフトワークのもたらす健康問題を様々なたちばから議論する活動を継続してきた。当シンポジウムでは各先生方の講演も踏まえ、多様な立場からシフトワーカーのウェルビーイングに対する現状の理解を総括し、今後どのような社会実装が可能か議論した。・...
日本睡眠学会第48回定期学術集会にて NMNと睡眠の関係性、子どもの睡眠に関して発表 ~スタン...
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田 敦、以下「ブレインスリープ」)は、2024年7月18日(木)~19日(金)にパシフィコ横浜 ノース(神奈川県)にて開催された「日本睡眠学会第48回定期学術集会(以下、「本学会」)」にて、ブレインスリープ最高研究顧問であり、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長を務める西野 精治氏と共同研究、調査を元にした分析の成果を発表いたしました。本発表では、NMNと睡眠の関連性、また、ブレインスリープが独自調査した子どもの睡眠の実態「睡眠偏差値KIDS」に関する分析等、4つの発表とシンポジウムを実施しました。また、本学会ではブレインスリープ初となるブースも出展いたしました。参考:2021年度「睡眠偏差値KIDS」調査結果発表https://brain-sleep.com/service/sleepdeviationvalue/research2021kids/ 発表概要 スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)と共同で行った研究と分析の発表をいたしました。調査分析は、ブレインスリープが独自調査した子どもの睡眠の実態に関する内容となります。 共同研究①ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の摂取による睡眠への影響 近年、細胞内のニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)濃度の低下が老化関連障害を引き起こすことが明らかとなり、ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の投与が細胞内のNAD+を増幅させ、老化イベントを緩和させるとして注目を集めています(M. Igarashi et al., 2022)。老化イベントに関連して、NMNが睡眠の質向上に寄与する論文もいくつか報告されていますが、これら報告では主観的な睡眠の質の評価のみで、客観的な睡眠データを取得した報告はほとんどありません。そこで本研究では、NMN摂取による睡眠への影響を客観的な指標も加え明らかにすることを目的とし、被験者30名を対象に14週間の臨床研究を実施しました。 調査分析①親の不適切な睡眠観念が子どもの睡眠不足を引き起こす 小児の睡眠不足は健康や成長に悪影響を与えることが明らかになっておりますが、実際に睡眠不足を生じさせる要因は何か、どのような方策がその問題を改善しうるのかは十分に明らかになっていないため、今回親の睡眠観念と子どもの睡眠時間との関連性の分析を行いました。その結果、親が子どもにとっての必要睡眠時間を過少認識していると、その子どもの睡眠時間が短縮することがわかり、子どもの睡眠時間確保のためには親への「子どもの健康と発達のために必要な睡眠時間」の啓発も重要であると言えます。 調査分析②子どもの問題行動のリスク要因としての睡眠・睡眠衛生 睡眠は子どもの情緒や行動の問題に影響を与えますが、具体的に睡眠のどの要因が強く影響するのかは明らかになっていません。そこで子どもの情緒や行動の問題に対して睡眠の各要素が与える影響と、それらの睡眠の要素に対して、睡眠衛生等が与える影響を検討するための分析を行いました。その結果、睡眠の各要素(睡眠時間、中途覚醒、睡眠中間時刻、CSHQ)の問題はそれぞれ子どもの情緒・行動に悪影響を与えることがわかりました。また子どもに適切な睡眠環境を提供することにより、睡眠を改善させ、さらには子どもの困難さも改善させられる可能性があると言えます。 調査分析③子どもの昼寝時間に着目した夜間睡眠及び強さと困難さの関係 子どもの昼寝は時間が長すぎると就寝時間の後退、睡眠時間の減少が指摘されています。しかし、子どもの昼寝、夜間の睡眠が子どもの心身に与える影響については不明な部分が多くあるため、昼寝や夜間の睡眠が子どもの情緒や行動の問題に与える影響を分析しました。その結果、長すぎる昼寝は夜の睡眠時間を低下させ、子どもの強さと困難さに影響を与えることが明らかになりました。 展示ブース 本学会では初の展示ブースを出展し、他企業・団体と行った研究・検証・睡眠コンサルティング内容の事例を紹介いたしました。<コンサルティング事業の一例>・就寝前の読書が睡眠に与える影響について検証https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000046684.html・ハードとソフトを融合した『快眠のための家』の検証https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000046684.html・AI画像診断によるSASリスク判定』に関する共同研究https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000046684.html シンポジウム ブレインスリープ最高研究顧問であり、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長を務めております西野精治が座長を務めるシンポジウムを行いました。演題 「シフトワーカーのウェルビーイングを高める(第2回)」座長 : 西野 精治 / 米国スタンフォード大学、西多昌規 / 早稲田大学 2022年にNOBシフトワーク研究会を立ち上げ、学術界及び産業界からメンバーを募って、シフトワークのもたらす健康問題を様々なたちばから議論する活動を継続してきた。当シンポジウムでは各先生方の講演も踏まえ、多様な立場からシフトワーカーのウェルビーイングに対する現状の理解を総括し、今後どのような社会実装が可能か議論した。・...
睡眠の質の低下が熱中症のリスクを上げる!?
1年の中で7月が最も救急搬送人数が多い 気象庁の発表した7~9月の3カ月予報では、気温が平年より高くなる予想となっています。今年は梅雨入りする前から熱中症患者数が増加している状況にあり、まだ体が暑さに慣れていない状況で湿度が高いことにより起こる「梅雨型熱中症」への注意も呼びかけられています。消防庁が発表している月別の熱中症による救急搬送人数では毎年7月に急激に人数が増加しており、年々その人数も増加しています。7月に入る直前の6/24~30の1週間での全国の熱中症による救急搬送者数は2,276人で、2,000人を超えています。 実は睡眠の質が熱中症の原因に?! 睡眠の質が低下すると自律神経が乱れやすくなります。 自律神経は体温の調節にも関わっています。自律神経の働きにより血管を拡張し皮膚や末梢に多くの血液を循環させることで、熱を放散します。また、発汗を促し、気化熱によって熱を放散させて体温を下げるよう調整しています。 そのため、自律神経が乱れると身体の熱を上手に放散することが出来ず、身体に熱がこもりやすい状態となり熱中症になる可能性が高くなります。特に今年は急に気温が上昇したため、暑さに身体が付いていけず、熱中症になるリスクも高まっています。 睡眠の質を上げて自律神経を整える! 自律神経を整えるためには“質の高い睡眠“が欠かせません。 <睡眠の質をあげる3つのポイント> 1.エアコンは一晩中つけたまま 昔は寝るときはエアコンを消すのが常識でしたが、現在はエアコンはつけたままの方が中途覚醒が減り、快適に眠れることがわかっています。ただ、直接風が当たらないように風向を調節したり、冷えすぎないように寝るときは長袖長ズボンにするなどの注意は必要です。 2.就寝90分前に入浴<炭酸泉> or すぐ寝るときはシャワーにする 暑いときに入浴したくないと思ってしまいがちな夏ですが、冷房等で身体が冷えていて夜になっても深部体温が下がらないということもあり、入浴により深部体温を一度上げることが大切です。一度上がった深部体温が下がるまでは90分程度かかりますので、すぐに寝ないといけない時には深部体温を上げ過ぎないシャワーにしましょう。 3.通気性のいい寝具を使う 深部体温を下げることにより質の高い睡眠を取ることができるため、身体の熱を籠らせないように通気性のいい寝具を使用しましょう。冷感寝具は体の表面温度の高くなった熱を効果的に吸熱してくれるので、寝苦しい季節には効果的です。 ブレインスリープ提唱!睡眠の質を上げる「⻩金の90分」 入眠直後のおよそ90分間、一番深いノンレム睡眠がとれる時間をブレインスリープでは「⻩金の90分」と呼んでいます。 この90分間には、「脳と体の休息」「記憶の整理・定着」「ホルモンバランスの調整」「免疫力アップ」「脳の老廃物を取る」といった、睡眠において重要な5つの生理現象が特に活発に行われています。 睡眠をとるにあたり大事なのは“時間だけではなく質”であり、睡眠時間を十分確保できない傾向にある日本人にとって眠りはじめの90分の睡眠を深く、少しでも⻑くとることが睡眠の質の向上につながるといえます。 「黄金の90分」を重視した脳を冷やす「ブレインスリープ ピロー」 一番深いノンレム睡眠が出てくる時間である「黄金の90分」に加え、良質な睡眠を得るためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことも重要です。「ブレインスリープ ピロー」は独自素材を使用し90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 1.脳を冷やして、速く、深く、眠る 90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気が枕にこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 2.パーソナルフィットを実現した3層9グラデーション構造 ふんわり柔らかく頭の形に調整する“アジャスト層”、頭や首をしっかり支える“サポート層”、下からも空気が抜ける“ベース層”と、3種の繊維の太さや密度が異なり、理にかなった構造になっています。頭の大きさ、寝方に合わせて徐々にフィットする3層9グラデーション構造を特許技術で実現。使うたびに自分だけの枕になっていきます。 さらに冷感寝具で快適に!史上初トリプル冷感機能「ブレインスリープ...
睡眠の質の低下が熱中症のリスクを上げる!?
1年の中で7月が最も救急搬送人数が多い 気象庁の発表した7~9月の3カ月予報では、気温が平年より高くなる予想となっています。今年は梅雨入りする前から熱中症患者数が増加している状況にあり、まだ体が暑さに慣れていない状況で湿度が高いことにより起こる「梅雨型熱中症」への注意も呼びかけられています。消防庁が発表している月別の熱中症による救急搬送人数では毎年7月に急激に人数が増加しており、年々その人数も増加しています。7月に入る直前の6/24~30の1週間での全国の熱中症による救急搬送者数は2,276人で、2,000人を超えています。 実は睡眠の質が熱中症の原因に?! 睡眠の質が低下すると自律神経が乱れやすくなります。 自律神経は体温の調節にも関わっています。自律神経の働きにより血管を拡張し皮膚や末梢に多くの血液を循環させることで、熱を放散します。また、発汗を促し、気化熱によって熱を放散させて体温を下げるよう調整しています。 そのため、自律神経が乱れると身体の熱を上手に放散することが出来ず、身体に熱がこもりやすい状態となり熱中症になる可能性が高くなります。特に今年は急に気温が上昇したため、暑さに身体が付いていけず、熱中症になるリスクも高まっています。 睡眠の質を上げて自律神経を整える! 自律神経を整えるためには“質の高い睡眠“が欠かせません。 <睡眠の質をあげる3つのポイント> 1.エアコンは一晩中つけたまま 昔は寝るときはエアコンを消すのが常識でしたが、現在はエアコンはつけたままの方が中途覚醒が減り、快適に眠れることがわかっています。ただ、直接風が当たらないように風向を調節したり、冷えすぎないように寝るときは長袖長ズボンにするなどの注意は必要です。 2.就寝90分前に入浴<炭酸泉> or すぐ寝るときはシャワーにする 暑いときに入浴したくないと思ってしまいがちな夏ですが、冷房等で身体が冷えていて夜になっても深部体温が下がらないということもあり、入浴により深部体温を一度上げることが大切です。一度上がった深部体温が下がるまでは90分程度かかりますので、すぐに寝ないといけない時には深部体温を上げ過ぎないシャワーにしましょう。 3.通気性のいい寝具を使う 深部体温を下げることにより質の高い睡眠を取ることができるため、身体の熱を籠らせないように通気性のいい寝具を使用しましょう。冷感寝具は体の表面温度の高くなった熱を効果的に吸熱してくれるので、寝苦しい季節には効果的です。 ブレインスリープ提唱!睡眠の質を上げる「⻩金の90分」 入眠直後のおよそ90分間、一番深いノンレム睡眠がとれる時間をブレインスリープでは「⻩金の90分」と呼んでいます。 この90分間には、「脳と体の休息」「記憶の整理・定着」「ホルモンバランスの調整」「免疫力アップ」「脳の老廃物を取る」といった、睡眠において重要な5つの生理現象が特に活発に行われています。 睡眠をとるにあたり大事なのは“時間だけではなく質”であり、睡眠時間を十分確保できない傾向にある日本人にとって眠りはじめの90分の睡眠を深く、少しでも⻑くとることが睡眠の質の向上につながるといえます。 「黄金の90分」を重視した脳を冷やす「ブレインスリープ ピロー」 一番深いノンレム睡眠が出てくる時間である「黄金の90分」に加え、良質な睡眠を得るためには、寝床内の温度と湿度を適正に保つことも重要です。「ブレインスリープ ピロー」は独自素材を使用し90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気がこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 1.脳を冷やして、速く、深く、眠る 90%以上が空気層でできているので、睡眠時に発生する熱や湿気が枕にこもらず、快適な睡眠環境をつくります。 2.パーソナルフィットを実現した3層9グラデーション構造 ふんわり柔らかく頭の形に調整する“アジャスト層”、頭や首をしっかり支える“サポート層”、下からも空気が抜ける“ベース層”と、3種の繊維の太さや密度が異なり、理にかなった構造になっています。頭の大きさ、寝方に合わせて徐々にフィットする3層9グラデーション構造を特許技術で実現。使うたびに自分だけの枕になっていきます。 さらに冷感寝具で快適に!史上初トリプル冷感機能「ブレインスリープ...