GWが明け、気持ちを新たに動き出そうとしたとき、なぜか体がだるい・眠れない・気力が湧かないなどの症状で知られる「五月病」。これは自律神経の乱れから起きるもので、特に5月は新生活疲れに加えて”春の5K”と言われる花粉・強風・黄砂・寒暖差・乾燥により自律神経に負担がかかりやすい時期です。加えて連休中の生活リズムの乱れが「五月病」を引き起こす背景にもなっています。体の不調の多くは、睡眠の質の低下と密接に結びついています。今号では、5月ならではの睡眠を妨げる要因と、睡眠から始めるリセット習慣をご紹介します。
TOPIC 1 5月の不調の正体
「春の5K」による自律神経の乱れ
①花粉 ②強風 ③黄砂 ④寒暖差 ⑤乾燥
「春の5K」はいずれも自律神経に負担をかける要因です。自律神経は「活動モード(交感神経)」と「休息モード(副交感神経)」を切り替える調節役ですが、5Kのような外的刺激が続くと交感神経が優位なまま夜を迎えてしまいます。その結果、寝つきが悪くなり・眠りが浅くなり・朝もすっきり目覚めにくくなる、という悪循環が生まれます。黄砂や花粉によるアレルギー症状(鼻づまり・目のかゆみ)も、睡眠の質を下げる直接的な要因です。睡眠の質が低下すると、免疫力の低下・日中の集中力の低下・気分の落ち込みを引き起こします。
【5月の快眠ポイント】
✓寝室の空気をキレイに
花粉・黄砂を室内に持ち込まない。空気清浄機の活用も有効。
✓湿度は50〜60%をキープ
乾燥は鼻やのどへの刺激になるため、就寝中の加湿は効果的です。
✓就寝前の体温調節
まだまだ夜間に冷え込む日もあるため、温度調節できる寝具やウェアを使用。
TOPIC 2 GW明けに体がしんどい…
「ソーシャル・ジェットラグ」と五月病の関係
平日に睡眠時間が確保しにくい分、休みの日はゆっくり寝よう!と思うのは自然なことですが、睡眠の仕方を違えると、GW明けの体調不良に繋がりかねません。睡眠リズムの乱れが引き起こす「ソーシャル・ジェットラグ」は、平日と休日で睡眠時間帯が大きくずれることで生じる時差ボケのような状態です。ソーシャル・ジェットラグが大きい人ほど、日中の眠気やだるさ、集中力の低下、生活習慣病のリスク上昇といった影響があることが指摘されてます。※1
特にGWは生活リズムが乱れやすく、仕事始めに向けて体が追いつかない…という事態に陥りがちです。そこで、睡眠リズムを考える上で重要なのが「睡眠中央値」という考え方です。これは、就寝時刻と起床時刻のちょうど真ん中の時刻のこと。睡眠時間を確保していても、この睡眠中央値が日によってずれてしまうことで、時差ボケの状態を引き起こします。中期的なお休みでも睡眠中央値を大きくずらさないことが、睡眠リズムを保つ秘訣です。
※1「寝だめ」の思わぬ落とし穴!?不規則な睡眠が招く社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)とはーサワイ健康推進課https://kenko.sawai.co.jp/theme/202505.html
睡眠リズムを整えるポジティブルーティン3選

ひとりひとりの睡眠状態を可視化!4/27OPEN 「ブレインスリープ東京ミッドタウン八重洲店」

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