本プロジェクトの目標
生まれたばかりの新生児は昼夜関係なく寝たり起きたりを繰り返し、大人とは異なる睡眠パターンを持つ。そのため養育者は夜泣きや授乳への対応によって睡眠が細切れになる傾向にあり、睡眠の質の悪化や睡眠不足に陥りやすくなる。女性は10~20%が産後うつを経験することが報告されており、そのリスクを高める要因として睡眠不足や夜間の中途覚醒の多さが挙げられている*1。さらに国立成育医療研究センターの研究によると、産後1年後にメンタルヘルス不調のリスクありと判定される父親の割合は11.0%と言われており、母親(10.8%)とほぼ同程度であるという結果が示されている。近年では男性の産後うつも顕在化している*2。
このような社会的背景をきっかけに、三井不動産は新事業として養育者のための睡眠や休息を目的とした保育施設立ち上げを実施し、ブレインスリープは睡眠環境の監修及び睡眠プロダクト(ブレインスリープ ピロー)の提供を実施。
*1 厚生労働省 令和5年10月2日 第2回 健康づくりのための睡眠指針の改訂に関する検討会. 参考資料3
*2 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター.プレスリリース2023年8月27日.産後、同時期にメンタルヘルスの不調で苦しんでいる夫婦は年間約3万組!?~母子だけでなく、父親も含め世帯単位での支援やアセスメントが必要~
目標達成に向けた支援概要
睡眠環境の監修
睡眠プロダクト(ブレインスリープ ピロー)の提供
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