睡眠コラム

犬の睡眠ってどうなってるの?メカニズムと適切な睡眠環境をご紹介

家族同然のペットの健康や快適な睡眠ライフを願うのは、どの飼い主さんも同じだと思います。犬や猫の睡眠のメカニズムについてはまだ詳しく解明されていないことも多いですが、犬や猫にとっても睡眠は重要であり、質のいい睡眠をとることが健康を支えていることはわかっています。

そこで今回は、犬の睡眠のメカニズムや適切な睡眠環境についてご紹介します。

犬の睡眠のメカニズム

ペットの睡眠のメカニズムについて解説します。

犬も人と同様に、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している

人の睡眠には、“ノンレム睡眠(脳も体も熟睡している状態)と“レム睡眠(体は休んでいるが、脳は起きている状態)”の2種類があり、一般的に約90分ごとにノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返します。

犬も、睡眠時にレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返していることが明らかになっています。人と同じく、睡眠はレム睡眠 25%、ノンレム睡眠 75%と言われています。

犬も人と同様の睡眠パターンですが、犬は物音や気配に反応してすぐに覚醒します。またレム睡眠中には、足がピクピク激しく動きます。かわいいのでついつい一緒に寝たくなってしまいますが、互いにぶつかって睡眠を妨げてしまう可能性があるため、ペットとの良好な関係を保つ意味でも、別々に寝ることをオススメします。

犬の睡眠時間

犬の1日の平均睡眠時間は約12〜15時間なので、昼間もかなり長い時間寝ています。さらに1才未満の成長期の子犬と、体力が衰えるシニアの犬では約18~19時間となっています。

また、犬の睡眠は、1日に何回も眠ったり、起きたりする「多相性睡眠」なので、1日中寝たり起きたりを繰り返します。

シニアの犬の睡眠の特徴

若いころと比べて同じ環境で寝るようになる傾向にあると言われています。そのため、心と体をサポートするための良好な睡眠環境を整えてあげることが重要です。また、長時間の睡眠により、血行不良や関節のこわばりが発生するなど、人と同様に年を重ねるごとに睡眠トラブルが起こりやすくなってしまいます。

犬にとって良い睡眠環境とは?

犬を飼っている方は「うちの子も!」と思い当たるかと思いますが、犬はウロウロと移動しながら、自宅の様々な場所でうたた寝をします。そのため、気持ちよく眠れる場所をいくつか用意してあげましょう。

その際に気をつけたい、3つのポイントをご紹介します。

1:犬はきれい好きなので、トイレと寝床は別々の場所にする

犬はきれい好きな動物なので、寝床を汚すことを嫌います。本能で、巣穴の中で排泄すると菌や虫などが繁殖してしまうことを知っているためと言われています。

トイレのしつけができたら、トイレと寝床は別々の場所にしましょう。

2:寝床は、落ち着ける空間を選ぶ

24時間ずっと明るい場所や、廊下や扉付近など人の出入りが多い場所、騒々しい場所、音や光の刺激を受けやすいテレビの近く、エアコンの風が直接当たる場所など、不快な環境では安眠できません。

寝床は、リビングや飼い主の部屋など、飼い主の気配を感じられる空間で、暗く、人の動線にならず、適切な温度の場所を選びましょう。また、警戒心が強い子や不安になりやすい子は外の音や気配に敏感なので、玄関や窓から離れた静かな空間を選んでください。

寝床が1つである必要はないので、メインの場所にはペット用のベッドを置き、他の場所にはタオルや毛布などで落ち着ける空間を作ってあげるのもオススメです。

3:ペット用ベッドがあれば安眠できる

フローリングはかたいので、関節の痛みや脱毛、床ずれなどの原因となる可能性があります。そして何より、犬も人と同様にふかふかした場所が大好きなので、快適な環境のベッドを用意しましょう。

毛布やタオル、Tシャツなどを重ねてベッドとしても良いのですが、体圧分散に優れたペット専用のベッドの方が安眠できます。特にシニア犬は寝ている時間が長かったり寝返りが打てなかったりするので、クッション性の高い素材がオススメです。

 

<監修>

スリーププランナー

スリーププランナーとは、睡眠研究の世界的権威の西野精治先生をはじめとする12名の医師や専門家が監修した睡眠の資格保有者です。
エビデンスに基づいた睡眠の正しい知識に加え、改善方法やアドバイス方法、さらには計測方法など、睡眠にまつわる様々な知識を習得し、睡眠から社会を良くすることができるのがスリーププランナーです。
本記事はスリーププランナーが監修しています。

スリーププランナー公式サイト  

「NOMIN ペットベッド 大日方久美子」がオススメ!

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サイズ:W750×H130×D550mm
ライトグレー、ブラウン 各¥33,000(税込)

「NOMIN ペットベッド 大日方久美子」は、大切なペットの心と健康に寄り添った機能性ペットベッドです。

ペットにおいても睡眠と健康が深く関係していることや、ブレインスリープのメインアイテムである「ブレインスリープ ピロー」がペットにも人気であることがSNSでも話題になっていたことを受け、是非ペットにも睡眠時間を快適に過ごしてほしいという想いから開発が決定しました。

1:4匹の保護犬と生活し、保護犬活動を精力的に行っている大日方久美子さんとのコラボレーションアイテム

大日方久美子(おびなた・くみこ)さんは、アパレル企業を経て2013年に独立。現在はファッションアドバイザーとして、企業とのコラボレーションやパーソナルスタイリストとして活動中。プライベートでは大の愛犬家としても知られ、ご自身も4匹の保護犬と生活をする傍ら、活動費用の寄付、保護犬のレスキューや一時預かり、またその情報をSNSで拡散するなど、保護犬活動を精力的に行なっています。

「生まれた時から、ペットと暮らしていた」という大日方さん。ご自身が「ブレインスリープ ピロー」を使用し始めると、ペットたちが枕の上に乗ってくるようになり、さらに「ブレインスリープ マットレス」を使用し始めると、それまで掛け布団の上で寝ていた犬たちが布団の中に入って直接マットレスの上で寝るようになったそう。

寝床が熱くなるたびに起きてウロウロしていた犬たちが朝までぐっすり眠るようになったことから、心地よさだけでなく、健康を考えられる機能的なマットレスを作りました。

2:ケアスロープ・バリアサークル

年齢を重ねるにつれて脚力が落ちるため、今までは大丈夫だった散歩コースの階段や、自宅内の段差を嫌がるようになる犬が多いかと思います。そんなシニアはもちろん、子犬(子猫)の日々のつまずきもケアできるように、スロープ設計になっています。

また、ソフトなクッション材を採用しているバリアサークルは、安心感を与えることができ、頭を優しく包み込んで快適な睡眠をサポートします。子犬(子猫)からシニアまで、長い間安心してご使用いただけます。

3:「失敗」をしっかりサポート

マットの下にトイレシートを挟むことができるため、ズレることがなく、床を汚してしまう心配を軽減。子犬(子猫)の頃はもちろん、シニアのトイレや吐き戻しが多い時期にも安心です。

4:ブレインスリープならではのポイントはそのままに

熱放散をサポートするエアループ素材を採用

抜群の通気性を持つ特殊素材と独自構造で、脳の深部体温を下げ、快適で深い睡眠環境を作り出します。90%以上が空気でできているため長時間使っても熱や湿気がこもることなく、むしろ下がっていくので、ウロウロと涼しい寝床を探し回る必要がなくなります。

特殊素材の3層構造で、長時間寝ていても安心

とてもシンプルな見た目ながら、上から、体の大きさや重さにフィットする“ふんわり層”、体をしっかり支える“サポート層”、全体を支えつつ下からも空気が抜ける“ベース層”と、特殊素材で作られた独自の3層構造。

体圧分散に優れているので、どんな寝姿勢にもしっかりフィットしてくれ、長時間横になっても良質な睡眠を得ることができます。

自宅で丸洗いできるから常に清潔

ご自宅のお風呂場で洗うことができます。ポリエチレンを編み込んでできているため、汚れがしみ込むこともなく、シャワーでサッと水洗いするだけで簡単に汚れを落とすことができます。もし、汚れが気になる場合は中性洗剤をお使い頂くと、よりキレイに洗うことができます。

カバーには、独自の制菌・防臭加工DEOFACTOR®︎を採用。繊維製品に付着する有害物質を分解します。洗濯機で洗うことができるので、簡単に清潔な状態を維持できます。

売上の一部は動物保護団体に寄付

この商品を通して「活動支援につながって欲しい」という想いから、売り上げの一部を動物保護団体に寄付させていただきます。大切なご自身のペットの睡眠の質を高めることで、困っている犬や猫の支援をすることができます。

ペットにも快適な睡眠を

犬の1日の平均睡眠時間は約12〜15時間と、人よりも長く眠ります。さらに、1歳未満の成長期の子犬(子猫)、体力が衰えるシニアの犬では約18〜19時間となっています。そんなペットの人生の3分の2を占める時間を、最高の睡眠にすることで“最幸”の人生に変えるために、ペットベッド試してみてはいかがでしょうか。

 

<Writer>

ブレインスリープ編集部