睡眠革命で、脱・睡眠負債

24時間社会の到来によって、人類はいま睡眠の危機に瀕しています。とりわけ日本人はOECD加盟国の中で睡眠時間が最も短いことが知られており、かつそれが年々短くなる傾向にあります。
近年問題視される言葉になった「睡眠負債」は、日々の睡眠時間の短縮が本人の気付かないうちに蓄積され、気が付けば借金のように首が回らなくなってしまうような状態のことを言います。それにより、日中の集中力低下、精神状態の悪化、生活習慣病を含む様々な疾病リスクの増大、などの多くの悪影響を及ぼすことが分かっています。また、歴史上の巨大な人的災害の中にも睡眠負債、睡眠不足による不注意で引き起こされたものが数多く含まれていることが指摘されています。我々ブレインスリープは、世界一睡眠不足の日本国民が抱える睡眠負債の問題を解消すべく、立ち上がりました。

ブレインスリープは、「睡眠革命で脱・睡眠負債」をキーワードに、「最高の睡眠」を実現することで、人々に「最幸の人生」を送っていただくことを目指しています。このビジョンの実現に向けて、最先端の睡眠医学と加速度的に進化するIT技術を用いて、主に3つの社会的問題に対して、睡眠革命を推進していきます。

  • 睡眠不足・睡眠障害の蔓延による医療費の増加
  • 企業の就業者の睡眠不足による労働生産性の低下
  • 女性と子供に起こる深刻な睡眠負債

睡眠不足・睡眠障害の蔓延による医療費の増加

既述の通り、睡眠不足は様々な疾病リスクに結びついています。睡眠不足により、認知症・脳卒中・生活習慣病・高血圧などありとあらゆる病気の発症リスクが高まり、結果的に国の医療費を圧迫します。

その中でも特に問題視されている睡眠障害の一つとして、睡眠時無呼吸症候群があります。性別の違い、年齢によっても罹患割合は異なりますが、現状日本で治療を受けている患者数は40~50万人とも言われており、この数字は年々増加傾向にあります。現在の保険適用の治療法は、対処療法であり、根治治療にはなりえず、このままほっておくと更なる医療費の増加につながることは間違いありません。

我々は、医療にIT技術と日々の健康管理を促すサポート体制を付与することで、便利かつ安心な、今までにない医療システムを構築していきたいと考えています。

企業の就業者の睡眠不足による労働生産性の低下

睡眠不足及び睡眠障害によって、大きな経済損失が生まれています。世界でもトップクラスの睡眠負債を抱える国、日本においては特にそれが顕著であり、経済損失の額は10兆円を超えるともいわれています。十分な量の睡眠、また質の高い睡眠がとれていないために、就業者の仕事のパフォーマンスが低下し、結果として労働生産性の低下、経営効率の低下を招いています。年々、労働人口が減少の一途をたどる日本においては各企業で健康経営の重要性が叫ばれていますが、我々は日常のライフスタイルで欠かせない、健康の礎である良質な睡眠の確保により、この問題の解決に取り組んでいきます。

女性と子供に起こる深刻な睡眠負債

ある調査によると、日本では男性に比べて女性の睡眠時間が短いことが明らかになっています。つまり、日本の女性は世界で一番睡眠時間が短いとも言えます。特に有職者の子育て世代の女性となるとその差は顕著となります。ひと昔前と比べて核家族化が進むことによって子育ての負担が女性一人に偏ったり、女性の復職をサポートするシステムが日本においては発展途上であったりと、原因は様々だと考えられます。

しかしこの結果、日本人女性の多くは慢性的な睡眠不足に悩まされ、精神的バランスを崩し、深刻な場合には、産後うつからはじまり、自殺や児童虐待などへも繋がる負の連鎖、スパイラルが生じてしまいます。日本の未来に悪影響を与えるこのような社会的問題を我々は深刻に捉え、根本的な女性の睡眠負債を解消すべく、女性のワークライフバランスをサポートできるシステム構築を目指し、日本の未来を紡ぎ、育てるお手伝いをしていきたいと考えています。

また、子供の健康、健やかな成長を促すための体育、食育などの考え方は近年広く知られるようになりましたが、子供の成長にとって重要な睡眠教育「眠育」の取り組みは全く不十分であり、大きく後れを取っています。

特に近年はデジタル社会の浸透によって小さい頃からスマホやデジタルゲームが身近にある状況が当たり前となり、夜遅くまで子供が楽しめるコンテンツが増えたことによって、知らず知らずのうちに子供の睡眠時間が短くなってきています。子供の睡眠時間が短くなることによって、体力、知能、そして精神の発達に間違いなく悪影響を及ぼします。
日本の子供の睡眠が脅かされている現状対しても問題定義をし、幼少時代からの良質な睡眠を通した睡眠負債の解消による「予防医学」を提案していきたいと考えています。

睡眠医療・睡眠医学の力で最高の睡眠を実現し、社会問題を解決

世界最先端の睡眠研究所といわれるスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長である西野が代表を務めるブレインスリープは、最先端の睡眠研究の成果を取り入れ、あらゆる人々に「最高の睡眠、最幸の人生」をお届けすることを目標としています。

昨今、急速に進歩するIT・AIといったテクノロジーと最先端の睡眠医療・睡眠医学を掛け合わせることで、睡眠負債の蓄積が引き起こす様々な社会問題を解決します。睡眠医学は着実に進歩しており、主要な睡眠障害の原因究明が進み、その治療方法も進化しています。また、IT技術の進歩によって、人々はより手軽・気軽に、その人に合った最適な診療を受けることが可能になり、疾患が発症する前に治療を行う「予防医学」の考え方も現実的なものとなってきました。

最先端テクノロジーと最先端医学の融合によって実現される最高の睡眠が、ビジネスパーソンの睡眠の問題を解決し、企業にとっての最高の健康経営を実現します。女性の睡眠の問題を解決し、美容と健康の向上に寄与します。子供の睡眠の問題を解決し、学習能力・運動能力の向上に寄与します。そうして、全国民の睡眠の課題を解決し、医療費を削減、経済損失の解消へと繋げていきたいと考えています。