「睡眠」から可視化する 新・健康経営サービス
「睡眠」から可視化する 新・健康経営サービス
新型コロナウイルスは2020年以降世界中で猛威を振るい、人々の生活スタイルも大きく変え、睡眠にも大きな影響を与える結果となりました。一方で、人々の睡眠状態の違いが、コロナ禍における体調変化と強く関係する可能性があることが、今回の調査から分かってきました。
2020年1月~2021年1月末の期間、風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスにより体調不良があった/体調不良を感じた人とそうでなかった人で睡眠偏差値を比較すると、体調不良を感じた人の方が有意に睡眠偏差値が低い結果となりました。
特に、新型コロナウイルスの疑いがあった人、その中でもホテル療養を行った人の睡眠偏差値がとりわけ低い結果となりました。今回の睡眠偏差値はあくまで現時点の数値を測定するものであり、過去1年間の体調不良と睡眠偏差値の間の因果関係を示すものではありませんが、体調不良があった/体調不良を感じた人は免疫力が低下しており、それが睡眠の問題に起因しているために睡眠偏差値が低くなっている可能性があると考えられます。
調査手法:web調査/対象地域:全国/対象者条件:男女/サンプル数:n=10,000ss/調査実施期間:2021年1月
※集団間の睡眠偏差値、スコアの比較においてはt-検定を行い、有意水準5%以下を統計的に有意な差と判定し記載しました。
※昨年と一部対象者、調査項目を変えて調査を行っております。