2020年度

SASリスクと
BMI値の関係

睡眠時無呼吸症候群(SAS)
リスクが高い人は22

睡眠障害の代表例としてあげられる医学的な治療が必要な睡眠時無呼吸症候群。その名の通り、「睡眠」中に「無呼吸」状態が繰り返され、睡眠が妨げられる病気です。英語名であるSleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。この疾患における「無呼吸」は、10秒間以上の呼吸停止を1回とカウントし、1時間に何回呼吸が止まっているかを指標とします。中等度以上(1時間に15回以上の呼吸停止)のSASに罹患していると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが通常の2~4倍になり、治療せずに放置した人の約4割がおおむね8年以内に死亡するというおそろしいデータもあります。 SASの要因として体重増加に伴う首・喉等の上気道軟部周辺への脂肪沈着や扁桃肥大、舌根(舌の付け根)・口蓋垂(のどちんこ)などによる喉・上気道の狭窄が挙げられます。
このことから、肥満体型の男性がかかる病気だというイメージを持たれがちですが、アジア人は小さく奥まった下顎の形状から気道が狭まりがちで、やせていても、女性でも、子どもでも罹患する可能性があることを覚えておいてください。
今回の調査では睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い人が、日本人全体の22%もいることがわかりました。

調査結果

SASリスクが高い人のBMI値の分布と
睡眠偏差値/睡眠時間

SASリスクが高い人のBMI値の分布と睡眠偏差値/睡眠時間の表

全体の分布と睡眠偏差値/睡眠時間

全体の分布と睡眠偏差値/睡眠時間の表

今回の調査で改めて、BMI値が高いほどSASリスクが高いことがわかりました。
SASリスクが高い人の98%がいびきを指摘されたことがあると答えています。また、SASリスクが高い人の中には20歳の時より10kg以上太った人の数も68%と高い数値になりました。

簡易SASチェック

調査概要

調査実施期間:2019年12月/調査手法:web調査/対象地域:全国/対象者条件:男女/サンプル数:n=10,343s

※今回、パーセントで比較した数値においてはその出現頻度にχ2(カイ二乗)検定を、集団間の睡眠偏差値の比較においてはt-検定をそれぞれ行い、有意水準5%以下を統計的に有意な差と判定し記載しました。

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