スズキ株式会社での実証試験で睡眠偏差値®向上 睡眠改善ソリューションにメディテーションを導入~トゥルーネイチャー×ブレインスリープ(supported by NTT東日本)~

株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は技術パートナーシップを結んでいる東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)がもつ最先端のICT技術を双方に持ち寄り、様々なパートナー企業を巻き込みながら、日本の睡眠課題の解決を目指しております。
この度、新たな睡眠改善ソリューションの一つとして、TRUE NATURE MEDITATION LLC.(本社:東京都渋谷区、代表社員:河津祐貴)が提供するメディテーションプログラムによる睡眠改善の効果検証を行いました。
8週間の効果検証の結果、睡眠偏差値®、睡眠時間のみならず、生産性や日中の眠気、ストレスの各項目で改善が見られました。

 

  • 効果検証内容

今回の効果検証においては、スズキ株式会社(以下、「スズキ」)の従業員様の協力をいただき実施されました。
実施した内容は以下のとおりです。
1. 対象群の選定:睡眠に課題を抱えている層の選出
(1) スズキ内の希望者89名の睡眠偏差値※1を取得
(2) 上記89名の中から、睡眠偏差値の数値が特に悪い、重度の睡眠課題保有者9名を選出
(3) 選出された9名に対して睡眠改善ソリューション「メディテーションプログラム8週間」を実施、効果検証
(4) 該当者9名の睡眠偏差値※1を再取得
(5) 該当者9名の睡眠偏差値について、メディテーションプログラム実施前後の数値を比較分析
※1 ブレインスリープが提供する睡眠偏差値化Webサービス(https://brain-sleep.com/sleep-deviation/)

 

  • 効果検証結果

メディテーションプログラム実施前、重度の睡眠課題保有者9名の平均睡眠偏差値は38.5、平均睡眠時間は6時間13分であり、睡眠負債※2が溜まった状態でした。一方、プログラム実施後には平均睡眠偏差値は45.4まで改善、平均睡眠時間も6時間43分となり、睡眠時間を30分増やすことができました。
睡眠負債の程度を測る指標の一つである平日と休日の平均的な睡眠時間の差に関しては、許容範囲内とされる2時間以内の割合がプログラム実施前は44.4%に留まりましたが、実施後は88.8%まで改善されました。
その他、生産性・日中の眠気ストレスの各項目で以下の通り実施前後での改善が見られました。
※2 日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼす可能性のある状態

 

  • 担当者様コメント/スズキ株式会社 馬場一樹様

スズキ社員の睡眠の質を改善してQOL→生産性を上げるべく本検証を開始しました。本サービスは、睡眠や生産性に対して本人が少しでもネガティブに感じている部分を数値化出来る「睡眠偏差値」と、それを改善する「メディテーションプログラム」で分かれており、その両方に価値を感じております。理由は、体重などと同じで現状と目標が数値となることで具体的で効果的な解決策を選ぶ事も出来ますし、継続性も上がると考えているからです。また、検証の結果、メディテーションプログラムの実施前後で上記のように数値的・客観的に改善がみられただけでなく、実際に参加者の8割以上がその効果を実感出来た事もその理由です。本サービスを通じて、日本→世界の睡眠リテラシーやQOLに対する優先度が上がることを期待しております。

 

  • 健康経営サービス「睡眠偏差値®for Biz」とは

睡眠を評価する際、しばしば睡眠時間などの単純な定量データだけに注目が集まりますが、ブレインスリープは、もっと多角的で総合的な観点から睡眠を評価することが重要だと考えました。そこで、睡眠に関する自覚症状や睡眠習慣を含む幅広い視点で睡眠の主観的評価を定量化する質問群を作成し、さらに日本人に馴染みのある「偏差値」として数値化することで、日本人全体の中での相対的な睡眠状態を把握することを可能にするシステムを構築しました。それが「睡眠偏差値®」です。
現在は、NTT東日本をイノベーションパートナーとして、企業向け健康経営サービス「睡眠偏差値for Biz」を展開しております。従業員の「睡眠」から企業との「エンゲージメント」を可視化し、さらに、全国の睡眠偏差値と比較することで、自社だけでは表面化されていない課題に新たに気づくことができ、プレゼンティズムを改善することができるサービスです。

 

本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-13-11 1F
設立   :2018年10月
代表者  :代表社員 河津祐貴
事業内容 :メディテーション総合スクール、メディテーションイベント運営