睡眠コラム

どうして寝言を言うの?原因や寝言を言いやすい人の特徴

一緒に寝ているパートナーから寝言がうるさいと指摘されたり、時には自分の寝言で目が覚めたり……。

「寝言が多いことで体に悪影響はないの?」と、不安を抱えている方に、この記事では寝言と睡眠の関係について詳しく解説しています。

寝言とは

眠っている間に無意識に発する言葉のことを、一般的に「寝言」と呼び、「睡眠時随伴症(すいみんじずいはんしょう)」(パラソムニア)という睡眠時異常行動のひとつです。と言っても、寝言を発するからといって過度に病気や障害の心配をする必要はありません。一般的にみられる行動で、ストレスや不安、緊張が強まることで寝言を発する人もいるとされています。

寝言の原因

寝言を発する原因として、ストレス、夢、食生活、睡眠不足、病気などが関わっているとされています。

まず考えられるのは、仕事のプレッシャーや、布団が重くて寝心地が悪いなど、心身に強いストレスを感じているケースです。過去に受けた強いストレスによって、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っている場合には、悪夢の影響を受けて寝言を発する可能性もあります。また、悪夢に限らず、就寝中に見ている夢の影響を受けて寝言を発することもあります。

そのほか、アルコールやカフェインの摂取によって眠りが浅くなっている場合や、睡眠不足で脳が活動的になっている場合も寝言を発しやすくなります。

うめき声のような音を出す場合は、てんかんの発作や睡眠時無呼吸症候群などの病気を患っている可能性もあります。

もし、寝言を発しながら体が痙攣する場合や、毎日うなされてる場合には、病気の可能性もあるので、不安に感じる方は医療機関に相談しましょう。

寝言を言う人の特徴

寝言を言う人の特徴として、ストレスを抱えている人、言いたいことを言えずに我慢している人、過度な疲労を感じている人、生活習慣が乱れている人、睡眠前にアルコールやカフェインを過度に摂取する習慣のある人などが挙げられます。

その中でも、心身に強いストレスを感じている人や生活習慣の乱れがある人は、一般的に寝言を発しやすいとされています。

また、怒ったような寝言を発する場合は、普段言いたいことを言えずに我慢していることやストレスが寝言として出ている可能性もありますが、本人の意思とは関係なく、見ている夢に関連した発言の可能性も考えられます。

寝言で叫んだりはっきりしゃべる人の特徴

睡眠には“ノンレム睡眠(脳も体も熟睡している状態)”と、“レム睡眠(体は休んでいるが、脳は起きている状態)”の2種類があります。

個人差はありますが、一般的に、入眠直後は、ノンレム睡眠の状態で、入眠から約90分後に、レム睡眠に変わります。その後は約90分ごとにノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返します。このような約90分の周期が、一晩に4~5回繰り返され、睡眠の前半3時間はノンレム睡眠が多く、明け方に近づくにつれ、レム睡眠が多くなっていきます。

夢を見る(夢を覚えている)のは、脳は起きている状態の“レム睡眠”のタイミングだと言われています。

レム睡眠時は、はっきりとした寝言を発しやすい

夢を見ているタイミングに寝言を発しやすいというわけでありませんが、レム睡眠時は、夢の内容と関連した寝言を言っている可能性があります。

レム睡眠時の寝言は、感情豊かな内容が多く、夢の内容に関するものが多いとされているため、奇想天外な寝言を発することもあります。一方、脳も体も熟睡している状態の、ノンレム睡眠時の寝言は、日常生活に関するものが多く、夢との関連はあまりみられないと言われています。

寝言を改善する方法

睡眠の質を高めることで、寝言が改善する場合があります。日常的に寝言を発している方は、ぜひ試してみてください。

1:しっかり眠れているか確認する

睡眠の質が悪く眠りが浅い状態が寝言に繋がっている可能性もあるので、一度、しっかりと眠れているかをチェックしましょう。

ブレインスリープ コイン(アプリ&デバイス)

『ブレインスリープ コイン』は、睡眠研究× AIの高度なアルゴリズムにより、自分だけでは気づくことができない、眠っているときの全てがわかるアプリ&デバイスです。

ブレインスリープ コイン(アプリ)

アプリでは、睡眠研究により蓄積されたデータを基に独自開発したアルゴリズムを取り入れ、みなさまの睡眠の質を様々な項目で分析できます。分析結果を基に、睡眠の質をアップできるのはもちろん、アプリを使用することで貯まる「スリープコイン」を、様々な商品やサービスのクーポンに交換することもできます。

アプリは下記より無料でダウンロード可能です。

ブレインスリープ コイン(デバイス)

デバイスは、睡眠時にウエストに装着し、アプリと連携することで、アプリ単体の計測項目に加え、今までの睡眠計測デバイスでは見る事が出来なかった、寝姿勢・寝返りの回数・寝床内温度など、睡眠の質にかかわる重要な項目の分析が可能になります。装着しやすく外れにくい、シリコン製のクリップタイプで、柔らかく不快感がなく、睡眠中のストレスにもなりません。

※アプリのみでも無料でご利用頂けますが、スリープコイン(デバイス)と連携することによって、計測項目や精度が上がり、より正確な睡眠計測が可能になります。

特徴1:かつてないほど高性能な睡眠分析

睡眠研究を基に独自開発したアルゴリズムと、睡眠研究で使用されている技術を応用。今までの睡眠計測デバイスでは見る事が出来なかった、個人の睡眠ステージ(睡眠の深さ)、寝姿勢、寝床内温度(布団の中の温度)、いびきが明らかになります。

特徴2:心地よい入眠と目覚めをサポート

雨の音や、焚き火、波の音、快眠に導く穏やかなヒーリングサウンドなど、avexとコラボしたハイクオリティのミュージックを収録。入眠時や起床時に設定することで、スムーズな入眠や心地よい目覚めをサポートしてくれます。選定できる曲は、随時追加、アップデート予定です。

また、睡眠ステージの分析によって、眠りの浅いタイミングに合わせてアラームを鳴らすことができるので、深い睡眠時に無理やり起きるということが減り、爽やかな目覚めを導いてくれます。

特徴3:眠るたびにコインが貯まる

睡眠計測をはじめ、アプリ内で様々なアクションをすることで、アプリ内で「スリープコイン」がたまります。貯まった「スリープコイン」は、『ブレインスリープ』商品の割引クーポンや、アプリ内の音楽購入、アプリ内の宝くじなど、お得なクーポンやサービスに交換ができます。随時様々な商品クーポンやサービスなどがアップデートされるので、睡眠の楽しみが増えます。

 

2:生活習慣を整える

睡眠前にアルコールやカフェインを過度に摂取したり、高温のお湯に浸かると睡眠の質が悪くなるので控えましょう。

また、運動不足の解消や、食生活や栄養バランスの改善なども良質な睡眠のためには欠かせません。さらに睡眠の質を高めるために、睡眠前にアロマを焚いたり、リラックスできる音楽を聴くことも効果的と言われています。

3:睡眠環境を整える

寝心地の良くない睡眠環境では、眠りが浅く、寝言の頻度が増えてしまいます。特に、心身に感じている強いストレスの影響で寝言を発している場合は、自分に合った寝具や、適切な寝室の温度・湿度など、睡眠環境を整えることで寝言を改善できる可能性があります。

ブレインスリープ ピロー

ブレインスリープの看板商品『ブレインスリープ ピロー』は、ベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』の理論を基に、脳と睡眠研究によって開発されました。睡眠の質を左右する「黄金の90分」に注目し、脳を冷やすことで睡眠の質を高める枕です。

特徴1:オーダーメイドのようなフィット感で、首や肩が痛くならない

独自の3層構造が特徴。1番上のふんわりとした層が、自分の頭の大きさや重さに合わせて変化するため、オーダーメイドを超えるフィット感を感じることができます。
また、中心部分が1番柔らかく、左右にいくほど弾力が高まっている“9つのグラデーション構造”になっているため、仰向け・横向き・うつ伏せなど、どのような寝方にもフィットします。さらに横幅60cmと幅広設計なので寝返りしやすく、睡眠の質が高まります。

特徴2:脳を冷やして早く、深く眠れる

脳を冷やすと、眠り始めの90分の睡眠が深くなり、眠りの質が良くなります。この90分の質が悪いと、その後何時間寝ても睡眠の質が悪いとまで言われているほど。ポリエチレンを編み込んで作られる『ブレインスリープ ピロー』は、枕に使用されることの多いウレタンやフェザーなどの他素材と比べて、長時間眠っていても高い放熱量を維持することができるので、頭部の温度を低く保つことが可能。熱や湿気が睡眠を邪魔することなく、快適に睡眠できます。

特徴3:自宅で丸洗いできるからいつでも清潔

ポリエチレンを編み込んでできているため、汚れが素材にしみ込んで取れないということも起こりにくく、シャワーで簡単に汚れを落とすことができます。3か月に1回程度のお手入れがおすすめですが、自宅で手洗いできるので、汚れや臭いが気になった時に丸洗いし、いつでも清潔な状態をキープ。また、枕カバーは洗濯機で洗うことができます。

さらにダニやカビが発生しにくい素材なので、ハウスダストやアレルギーをお持ちの方や、お子様と一緒に寝ている方が安心して使用できるのも嬉しいポイントです。

寝言は対策可能

生活習慣や睡眠環境を整えて睡眠の質を高めれば、寝言の対策をすることができます。寝言を発するからといって、必ずしも問題があるわけではありませんが、不安な方は一度、医療機関に相談してみましょう。

 

<Writer>

ブレインスリープ編集部